消費者金融の体験談(19):彼氏に貢ぎ、生活費が底をついた為にお金を借りる

簡単な自己紹介

私は埼玉県在住、現在34歳の女性です。

生まれて初めて消費者金融を利用したのは、確かちょうど二十歳の時でした。まだネットからの情報も少なく、下調べする方法も「詳しい人や経験者に訊く」という方法しか無い時代でした。

自分なりに悩み、でもすんなりと行動に移した経緯などをお話して行きたいと思います。

なぜお金を借りようと思ったのか

当時大学を中退し、趣味にのめり込んでいた私は、当たり前のように趣味優先。アルバイトもそこそこに、自由な生活を楽しんでいました。そこで新しい彼氏が出来、更に幸せな生活が始まると思いきや、その彼氏は「自分でお金を払わない人」。所謂「ダメ男」でした。

デート費用も勿論毎回私持ち。でも彼は夢に向かって頑張っている人。そっちにお金を使わなきゃいけないのはわかっている。いや、私がわかってあげなければいけない。そんな気持ちで、なんとも思わず二人の時間を自分のお金をだけで楽しんでいました。


私の生活は、アルバイトだけでやっていけていました。実家暮らしですし、そこまでは必要なかったのです。しかし、月に1〜2度だけのデート代は、私の生活を圧迫していました。彼は私に遠慮することは無く、自由に行きたい場所を決め、食べたいものを食べていました。勿論ホテル代も私持ち。1度のデートで2〜3万飛んで行くのは当たり前のことでした。

これでは私の生活がまわらない。趣味も生き甲斐。やめる気は無い。…しかし、言うなれば彼も私の生き甲斐。お金が無くては会えない。

若気の至りと言うのでしょうか。どうしようもない思考回路になっていたのだと、今なら思えます。


アルバイトを増やしたり、変えたりするしか手は無いのですが、彼からの「会おう」という連絡は不定期に突然来る。なので融通が利くアルバイトを探すしかありませんでした。

運が良いことに追加のアルバイトはすぐに見付かったのですが、当たり前のことで、次のお給料日はまだ大分先。遂に私は、携帯電話の料金が払えなくなっていたのです。


携帯が止まることだけは、色んなことに影響を及ぼすので避けなければならない。でも私は無理を言って大学を中退しているので、両親にもやはり頼みづらく、自分でなんとか工面するしかありませんでした。そこで見付けたのが、新聞の折り込みに挟まっていた、消費者金融の広告でした。

一時的だし、これしか無い。私は行動することを決めました。

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キャッシングの詳しい経緯

その広告には、いくつもの消費者金融の名前が載っており、テレビのCMで見るものから、全く聞いたことの無い無名の会社もありました。正直、どの基準で決めれば良いのか、当時の私には全くわからず、とても悩んでいました。

まず自分の中で引っ掛かっていたことが、

「誰にもバレたくない。」

と、いうことでした。お金を借りることは良いことでは無く、しかもクレジットカードでは無く現金を手にする。これは誰にもバレたくない。私はそう思っていました。「消費者金融での借金地獄」に陥っている人達が居ることも知っていました。


私もその一部になってしまうのだろうか。いや、私はアルバイトのお給料が入ればすぐ返せる。でもとにかく、誰にも言えない!誰にもバレたくない!そんな感じでしばらく自問自答をしていました。

そこで目に付いたのが「無人契約機」でした。


勿論、人の審査が加わることはわかっていたのですが、他に来た客と目を合わせることは無いですよね。それしかない!と思いました。
ちなみに、今のようにネットで申し込みというのもまだ始まっていなかったと思います。電話での借り入れの申し込みはどこかで始まっていたかもしれませんが、そのような時代でした。

無人契約機に決めた理由はもうひとつあり、自転車で行ける範囲の近所に無人契約機があったのを覚えていたからです。確か街道沿いかなにかにあり、中くらいの駐車場のような空間に2つの異なる会社の無人契約機があったのです。


以前にそこを通った時に、「こんなところにこんなものがあるのか。シェルターみたい…。」なんて思っていましたが、まさか自分がお世話になるとは…。

当時はテレビCMで「むじんくん」が流行り、無人契約機が出始めていた時期だったのかもしれません。深夜のCMで、そのダンスが話題になった武富士など、消費者金融が人の生活に普通に溶け込んで来ていましたが、その実態を知っている人はあまりおらず、利率の高さやクレジットカードとの違いもそこまでピンと来ていないまま、面白がってCMのイメージだけが先行していたように思えます。


さて、私が選んだのはCMでお馴染みの「レイク」でした。現在は「新生銀行カードローン」になっていますが、当時は新生銀行とは全く関係無かったと思います。

先程お話しましたように、近所にはふたつの会社の無人契約機がありました。そのひとつがレイクで、なぜもうひとつを選ばなかったかと言えば「印象」です。


緑色というイメージカラーも関係しているのか、なんとなくレイクの方が健全なイメージ。一方の会社のイメージカラーは赤でした。もうそれは個人のイメージの差なのですが、なんとなくもう1社は怖いイメージがあったのです。

思い立ったら吉日、自転車にまたがり、無人契約機に急ぎました。印鑑と身分証明書があればなんとかなるかな、と思い、本当に下調べは何もしませんでした。


いざ、無人契約機の前に立つと、立地の関係もあり、なんだかシェルターのような感じもして、「本当にここから帰れるのかな…」と思ってしまいました。でも後には引けず、中に入りました。

中には締め切った狭めの個室があります。記憶が曖昧なのですが、2室くらいあったかもしれません。個室は1人中に入ると、後からは人が入れないようになります。なんかもう帰れないような恐怖感が更に強くなります。


椅子に座ると、目の前のディスプレイから案内が流れ出します。基本的にはそのアナウンスに従って手続きをします。不明な点があった時の為に、すぐ横に電話もついています。センターと直通のものです。

まずは契約書に必要事項を記入します。これは特に特別なものは無く、名前、生年月日、住所、電話番号など、申込書の基本のものです。後は現在の職業と職場の情報、年収の欄もあります。自分が住んでいる家の情報も記入します。(持ち家か、賃貸か、など。)

個人的に戸惑ったのが「用途」でした。何の為にここで借りたお金を使うのか、書かなければならないのです。これが審査にどう関わって来るのか、当時の私にはわかりませんでした。素直に「生活費」と書いたのか、普通を装い「買い物」と書いたのか、どちらかだったと思います。とりあえずほぼ正直に申込書を埋め、アナウンスの通りに機械の中に入れました。


しばらくお待ち下さいと画面に出て、ドキドキしながら待ちました。生きた心地がしません。なんか、別に悪いことはしていないのに警察を呼ばれるんじゃないかとか考えてしまいます。5分くらい待ったような感覚があった頃に、電話が鳴りました。センターからです。

電話の向こうは優しいお姉さんで、何かを訊かれました。「では、電話を切ってもう少々お待ち下さいね。」と、言われ、電話はすぐ終わりました。覚えていないくらいなので、そこまで変なことは訊かれなかったと思います。

電話を切って1分くらい経った時、目の前の画面が変わりました。どうやら私は、融資をして貰えることになったようです。確か申込書には、希望金額を3万円にしたと思います。でも、融資は10万円までの枠が出来ていました。


たしか、10万円までの枠なら、毎月4000円ずつの返済だったと思います。そうです。金利の改正が行われる前なので、消費者金融の利子は今よりずっと高いものでした。確か28%だった気がします。

それでも、月に4000円で済むなら、自分が思っていたよりもずっと負担が無いことだと感じていました。利子の金額を考えると、総合的には相当な金額になることは頭にありませんでした。

融資が決まったら、そのままその無人契約機の中にあるATMですぐに現金を借りることが出来ました。私は救われた気持ちでいっぱいでした。

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借りたお金はその後どうなったか?

その後は順調に毎月決まった額を返済して行きました。ですが、やはりATMでお金を出せるので、「自分のお金」という感覚が出て来ました。たまに利子の分だけ返済してやり過ごす月もありました。

数ヶ月返済して行くと、レイクから連絡があり、融資の枠が20万円まで増えるということでした。こちらが必要無いと言っても、「借りなければ良いだけだし、信用も強くなる」と、結構強く勧められます。


結果、枠を増やし、そうするとやはりその分借りてしまうんですね。そうすると勿論利子も増えるわけです。返済はだんだんと厳しくなって来ます。

レイクのせいでは無いですが、この何年後かに、私は債務整理をすることになります。すると、長い期間借りていた為に過払い金がかなりあったようで、そのお陰で結果的に追加の支払いは無く、それでやっとレイクとの契約は終了しました。

(まとめ)これからキャッシングする人へのアドバイス

キャッシングを考えるなら、まず利率を考えて下さい。当たり前ですが、出来るだけ利子を安く済ませられた方が良いです。今は当時のように法外な金利を取るところは少ないですが、それでも過払い金請求をすれば返って来るくらいです。

次のお給料日で全額返せる!というのなら、30日無利子のところで1度だけ借りるのも手ですね。


何社も掛け持ちをすると、その分利子も返済も増えます。なので、クレジットカードをお持ちでしたら、そのカードのキャッシング枠で済ませてしまうのがオススメです。キャッシングはショッピングよりも利率が高くなりますので、それも念頭に置いておきましょう。

その枠で足りない場合なら、上のようなことでなるべく負担が無いようになる会社を選びましょう。なので下調べは絶対に必要なことです。
最後に、キャッシングで引き出すお金は全て、自分のものではありません。それを忘れずに、返済が自分の毎月必ず支払える金額を超えないように、計画的に利用しましょう。

しっかり計画を立てて利用すれば、旅行や一時的な出費などのクレジットカードが使えない用途ならば、頼もしい味方になってくれますよ。



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