ヤミ金でお金を借りる(体験談)(7):彼氏の事業のためにヤミ金でお金を借りる

簡単な自己紹介

私は千葉県に住んでいて39歳になる、夫と二人で暮らす専業主婦です。15年ほど前に東京で暮らしていた時に交際していた男性がきっかけで、3社のヤミ金からお金を借りてしまいました。

当時の収入は手取りで25万円程度です。現在はヤミ金も消費者金融も含めて、借金はありません。

なぜヤミ金でお金を借りようと思ったのか

当時の彼氏が友人とふたりで起こした事業に失敗し、「今どこからも借りられないから借金の名義だけ貸して欲しい」「返済は自分でするから」と言われ、ヤミ金との契約を結んでしまいました。

私もその頃はお金がなく、消費者金融への返済が滞りがちだったので、ヤミ金から借り入れる時は自分の返済用資金も欲しかったため男性の言うことをそのまま信じて契約を結びました。

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どうやって会社を選んだか

最初の1社は元彼がヤミ金で働いている人を紹介してくれましたので、自分では特に探す事はしませんでした

。返済がキツくなってきたときに最初の1社に相談したところ、同業者を紹介すると言われもう1社で借り入れる事になりました。


さらにその2社の返済もキツくなったときは、レディースコミックの広告欄に載っていた所謂「090金融」のうち、自宅からなるべく離れていて電車で行けるところを選んで自分で契約に行きました。


3社目を選ぶ時は、あらかじめ電話で何社か問い合わせをし、利息が一番安いところを選びました。

キャッシングの詳しい経緯

最初の1社目は事務所などには行かず、契約は全て私の自宅で行いました。

名義を貸すだけなら大丈夫だろうと思い、安易に契約したのですが、実際は元彼もその友人も、「資金繰りが厳しい」「今また事業計画があるから、ヤミ金と関わっていると分かると銀行から融資が受けられなくなる」などと言い訳をして、結局すべて私が返済するようになってしまいました。


最初の1社の利息は月に1割で、借入額は100万円だったので利息だけで毎月10万円の支払が必要でした。

借入の契約は額面上100万円でしたが、実際に手元に来た金額は、「保証金」名目で最初の利息分に当たる10万円を差し引いた90万円です。

元金がまったく減っていかない事を最初の1社に相談すると、「うちの会社の借金をまとめてくれる会社があるからそこで100万円借りたらどうか」と紹介され、2社目に申し込む事になりました。

2社目は上野のヤミ金会社

2社目は上野に事務所があるところで、見るからに堅気ではない年配の人が出てきて「うちは最初は10万円からしか貸さない、10万円を完済できたら借入額を上げる」と言われました。利息は1ヶ月で3割です。

とにかく1社目の利息を支払わなければならなかったので10万円の借入を申し込みましたが、そこでも「保証金」として3割の利息3万円を差し引いた7万円だけが手元にきました。


残りの3万円を自分で足して1社目に利息を支払いましたが、元金は減ることがなく、結局借金は110万円になり、月の支払額は最低13万円に膨らんでしまいました。

しばらくは自分の収入からやりくりしていましたが、やはり元金が減らないことと支払金額が大きすぎる事でだんだんキツくなってきました。


最初の業者と次の業者両方に相談しましたが、「仕事を変える(=風俗などで働く)しかないんじゃないの」と言われ、それだけはどうしても避けたかったので元彼に連絡をしたのですが、連絡が取れなくなってしまいました。

途方に暮れていましたが、自宅にあったレディースコミックの広告欄に金融業者の広告が出ており、「安心、安全、秘密厳守」と書かれていた090金融に何件か電話をかけ、利息が月に1割で良いなら貸すと言ってくれた会社に申し込むことにしました。

3社目はマンションの一室で契約

3社目はマンションの1室が事務所になっており、私より若い人が契約の対応をしていました。利息は月に1割でしたが、保証金は2ヶ月分の利息をもらうと言われ、契約の額面は30万円でしたが手元に来たお金は24万円でした。

24万円のうち、13万円を1社目と2社目に支払い、残りのお金は次回の返済のために取っておく事にしましたが、翌月の支払ですべてなくなってしまいました。


3社ともに審査らしい審査はなく、身分証明書の確認と職場への在籍確認、親元の電話番号とそこに私から電話をかけての確認のみで借入することができました。

返済は、毎月繁華街の喫茶店で待ち合わせをして、担当者に手渡しで行いました。振り込みだと、「振り込んだ」と嘘をつく人がいるからだそうです。


結局私は、最初のヤミ金に支払うために次々にヤミ金と契約し、140万円の借金を抱えて生活することになったのです。

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借りたお金はその後どうなったか?

最初に借りた100万円(手元には90万円)は、全て元彼に渡してしまいました。本当は自分の生活資金も少し手元に残したかったのですが、「今すぐ全額必要だ」と強く迫られ渡してしまったのです。

2社目から借りた10万円(手元には9万円)もそのまま1社目への返済に充てたため、手元には残りませんでした。


3社目から借りた30万円(手元には24万円)も、13万円は1社目と2社目への返済に充て、残りの11万円も翌月の支払で手元には残りませんでした。

私は、借金を返済するために借金を繰り返すいわゆる「自転車操業」状態に陥ってしまい、返済額が当時の収入の6割を超えており、家賃や光熱費、食費、消費者金融への返済を差し引くとマイナスの状態でした。


順番が違うかも知れませんが、最終的には当時借り入れていたところとは別の消費者金融から50万円の借入を行い、2社目と3社目の完済をしました。

1社目は完済していません。返済が滞ってすぐに携帯電話や会社に電話がかかってくるようになり、最初は銀行を名乗っていました。

ですが1週間もすると私がいない時間帯にわざと電話をかけ、「おたくの社員さんがお金を返してくれない」などと他の社員に言うようになりました。


そのうち鍵穴にアロンアルファを入れられたり郵便受けに汚物を入れられる等の家への嫌がらせが始まったので、夜逃げするように引っ越しをし、会社にも何も言わずにバックれるように転職しました。


引っ越してからしばらくも携帯電話への着信が昼夜問わずあり、ついには「今から実家へ取り立てに行く」などの脅迫のような留守電も入っていました。

ですが、警察を通して話をしたらその後は一切かかってこなくなりました。携帯電話の番号も変えたので、その後は特に何もありません。


(まとめ)ヤミ金の利用を考えている人へのアドバイス

ヤミ金の広告や紹介では「無審査」「ラクラク返済」という言葉でハードルが低い、優しいイメージを謳っていることもあるかも知れませんが、実際はそんなことはありません。

優しいのは、最初に貸し付ける時と返済が滞らずにスムーズな時だけ。取り立ての厳しさや利息の理不尽さからも、ヤミ金の利用はまったくお勧め出来ません。

必要な場合は、できる限り消費者金融や親、友人などに頼るようにするのが良いと思います。


どうしても消費者金融、親、友人から借りられない場合、やむを得ずヤミ金を利用するときは、必ず1社で借入額は10万円以下にした方が良いでしょう。

多額、しかも複数社から借り入れしてしまうと、私のように利息の支払いのために他社から借り入れる「多重債務者」「自転車操業」という状態に陥ってしまいます。


生活を借金に支配されると非常にストレスになりますし、違法な業者から借入をしているという後ろめたさから日々の仕事や生活にも支障が出てきます。

たとえば、携帯電話や会社での自分宛の電話に怯えたり、職場や親にバレるのではないかと気が気ではなかったり…。返済が滞るとヤミ金の取り立てはすぐ家まで来ますので、帰宅すら恐怖になる事もあります。


生活事情は人それぞれなので時には借金をすることもあるでしょうが、違法な業者に借り入れて利息を支払う事は、それだけ「反社会勢力」に対して資金を提供していることと同じです。

全国の市役所では「生活福祉資金貸付制度」という自治体からの貸付のサービスもあります。

<関連サイト>
生活福祉資金貸付制度 |厚生労働省


審査は厳しいですが、利息も最大1.5%と低く設定されており、ヤミ金で借りるよりもはるかに安心、安全です。

ヤミ金の利用を考えている方、消費者金融では借入する事が出来ない方、まずは身近で頼れる人やサービスを探してみてからにした方が良いと思います。


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初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。

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