消費者金融の金利・利息の計算方法について

消費者金融で借入をすると、返済時に借りた分のお金に加えて利息も支払う必要があります。利息があることを分かっていても「思ったより高い」など、金利についてきちんと知らずに借りてしまっている人が多いようです。


金利・利息がどのぐらいかかるのか、利息の計算方法を知っておくと何かと便利です。

ここでは、金利・利息の計算方法について紹介していきます。

消費者金融の金利・利息の計算方法は?

ここでは、消費者金融の利息の計算について紹介します。


まずは消費者金融で主流の返済方法である、「残高スライドリボルビング方式」について説明します。

残高スライドリボルビング方式とは?



残高スライドリボルビング方式とは、月々の借入残高に応じて返済額がスライドする「残高スライド方式」と、返済額が一定の「リボルビング」が組み合わさった返済方式です。


借入残高に応じて最低返済額が決まり、毎月この金額を最低でも返済する必要があります。この返済額は、返済が完了するまで一定です。(ただし、返済中に新たに借入した場合は、借入残高に応じて最低返済額が変わります。)


消費者金融では、この返済方式が主流となっています。

最低返済額はどの程度?

先ほど、借入残高に応じて最低返済額が決まると説明しました。最低返済額とは、「毎月最低でも、これだけ返済して下さい」と、会社側が定めた金額です。(ですので、この額以上の返済も可能です。)


この返済額は消費者金融の各社によって違います。


月々の返済額を少しでも減らしたい人もいるかと思います。大手消費者金融には最低返済額があるのでチェックしてみて下さい。


以下の表が、各会社の毎月の最低返済額になります。




各会社によって返済額の設定は異なりますが、借入残高によって最低返済額も変わってきます。

たとえば、モビットの最低返済額は借入残高に応じて、以下の表のように変わります。




実際に利息を計算してみよう

残高スライドリボルビング方式は、返済が便利というメリットがありますが、返済額に対して元金の返済部分がいくらなのか分かりにくいというデメリットもあります。


そこで、毎月の返済額のうち、元金はどのくらい返済できているのか利息の計算式で割り出すことができます。


消費者金融の利息の計算方法は、以下のようになります。


利息=残高×利率÷365×借入日数(月ごと)の式で算出できます。


残高とは借入金(元金)の残高、利率とは金利(年利・実質年率)のパーセンテージ、日数とは借入期間と表記されることもあります。


では、実際に計算をしてみましょう。借入金50万円を金利18.0%で借りると、1ヶ月にかかる利息は次のようになります。(注:1ヶ月を30日と仮定して計算しています。)




<1回目>
【返済利息】50万円(借入元本)×18%÷365×30日=7397円

【元本の返済】1万3000円(返済額)-7397円(返済利息)=5603円

【返済後の借入元本】50万円(借入元本)-5603円(元本の返済)=49万4397円


<2回目>
【返済利息】49万4397円×18%÷365×30=7314

【元本の返済】1万3000円-7314円=5686円

【返済後の借入元本】49万4397円-5686円=48万8711円


<3回目>
【返済利息】48万8711円×18%÷365×30=7230円

【元本の返済】1万3000円-7230円=5770円

【返済後の借入元本】48万8711円-5770円=48万2941円


という計算方法になります。


4回以降も計算方法は同じで、返済が完了するまで毎月1万3000円で返済します。(最終回を除いて)


ところで疑問に思った方もいるかもしれません。「あれ、借入残高に応じて返済額も変わるんじゃないの?何で毎回同じ額で返済するの?」


ここは分かりづらい部分なので、もう一度説明します。


さきほど説明した通り、消費者金融の返済方式は残高スライドリボルビング方式です。



「残高スライド」方式といっても、毎月の返済額が変わるわけではありません。返済額は、最初の借入で金額が決まります。これは一度決まってしまうと、新たに借入をしない限り返済額は変わりません。


これが「リボルビング」にあたる部分で、残高スライドとリボルビングがミックスしたのが消費者金融の返済方法です。


ですので、返済中に借入残高が減っても、それに応じて返済額が変わるわけではないので注意して下さい。


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利息を安くする借り方はある?

利息の計算方法によって、どのくらい利息がかかるのかが分かりました。借主からすると、「できるだけ利息の支払いは抑えて借入したい」と思うはずです。では、利息を安くして借りる方法はあるのでしょうか。

金利は借入額によって変わる

消費者金融の金利は、借入額によって変わります。利息制限法によって100万円未満は18%、100万円以上は15%と金利が決まっています。



ですので、借入額が多いほど金利は低くなります。とはいえ、借り過ぎには注意して下さい。

借入額を増やすことで金利は下がりますが、その分借金や利息が大きくなり、返済に行き詰まるケースもあるからです。


利息を安くしたいのに、借り過ぎるのは良くないなら、どうしたら利息を安くできるのでしょうか。以下で利息を安くするための方法について見ていきます。

方法1.返済額を多めにする

利息を減らす方法として、繰り上げ返済をするか、可能であれば一括返済する、などがあります。

毎月返済額が決まっていれば、計画的に返済ができるので、借主も安心かと思います。しかし、その返済方法ですと時間がかかってしまうので、その分返済金額の合計も増えてしまいます。


利息が増えれば、元金に返済額があてられず、なかなか借金を完済することができません。ですので、少しでもお金に余裕ができた時は、返済額を多めにすれば元金にあてることができます。

方法2.無利息サービスを利用する

会社によっては、新規の借入をする人には30日間利息無料サービスを行っています。期間中に返済すれば、利息はかからず安く借りることができます。

方法3.早めに返済する

先ほども書いたように、返済期間が長いほど、金利も多くかかってしまいます。ですので、なるべく少額の借入をしましょう。そうすれば、借入期間も短くなるので、早く返済を終わらせることができます。


上でも説明した残高スライドリボルビング方式は、毎月一定の返済額を支払うので、とても便利です。しかし、利息も合わせて返済しないといけません。初めは返済額のうち、利息の返済額が大きく借入残高がなかなか減りません。


そこで、お金に余裕ができたときは、繰り上げ返済を行うと、返済期間を短縮することができます。返済期間が短くなれば、その分の利息を支払う必要がなくなるので、支払額も減り負担が軽減します。





余裕がある場合は、繰り上げ返済や一括返済をして、1日でも元金を減らすようにしましょう。


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計算方法を把握して計画のある借入を!

利息の計算方法を理解すれば、どのくらい利息がかかるのか、どのくらいの期間で返済していけばいいのか分かるので計画的に借入・返済ができますね。


もちろん、実際キャッシングしたら利息の計算は会社側でやってくれますが、簡単な計算方法を知っておくのは損ではないです。無理のない返済できる範囲で借入するよう心がけてください。


消費者金融の金利・利息の計算方法について のまとめ

  • 利息の計算方法は、利息=残高×利率÷365×借入日数(月ごと)で出せる
  • 消費者金融の主な返済方法は残高スライドリボルビング方式となっている
  • 金利は借入額によって変わるため、借入金が多いほど利息は低くなる
  • 利息を安くしたいなら、返済額を多めにする・早めの返済をするなどがある
  • 金利・利息の計算方法が分かっていれば計画的に借入ができる

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