家族が内緒で消費者金融にキャッシング!返済義務はある?

自分の家族が消費者金融で借金をした場合、「本人がお金を返せなかったら、自分のところに請求が来て返済しないといけないのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。


ここでは、家族の借金を支払う義務があるのか、家族に借金があると分かった時の対処法について見ていきます。

家族の借金を返済する義務はある?

家族の借金を返済する義務があるのかですが、原則として連帯保証人でないのでしたら返済義務はありません。

連帯保証人になっているか確認

>

借入金の肩代わりでまず問題になるのが「連帯保証人になっているか」という点です。


連帯保証人とは、お金を借りた本人と連帯して借入金の返済をする義務を持つ人の事で、借入契約の時に連帯保証人として契約書に署名捺印している人を指します。


一度連帯保証人になると、債務者が返済できない場合に代わって借入金の返済をする義務を負うことになります。


ただし、連帯保証人になっていないのであれば、借金を返済する義務はありません。ですので、まずは自分が連帯保証人になっているのかを確認しておきましょう。


<関連記事>
家族にバレないで内緒でキャッシングするには?

返済義務が発生することはある?

上でも書いたように、連帯保証人でないのなら家族の借金を肩代わりする義務はありません。しかし、返済する義務が発生する場合もあります。

どのようなことが起きた場合、支払うことになるのでしょうか。以下がその例外です。

(例外1)未成年が借入した場合

基本的に20歳未満の未成年は、消費者金融や銀行カードローンでキャッシングすることはできません。ほとんどの消費者金融や銀行は、借入条件に「20歳以上であること」を挙げています。かりに借入の申し込みをしたとしても、審査で落とされます。


未成年者が契約するには、両親の同意が必要になります。ですので、両親の同意なく未成年が契約をすることはできません。しかし、「法定代理人」となり未成年者の借金の同意をした場合、返済する義務が発生します。


未成年者が返済できなくなると、法定代理人が代わりに返済をしなければなりません。


一方で親の同意書を偽装し契約をしていた場合、その契約は無効になります。ただし、借入した元金の返済義務は発生するので、利息などを支払う義務はないものの元金は返還しなくてはなりません。


<関連記事>
消費者金融では誰でも借りられるの?

(例外2)親からの財産相続で借金が見つかった場合

親からの財産相続で、借金が見つかった場合です。親が亡くなって財産の相続手続きをしたところ、実は借金があったことが発覚するというケースも少なくありません。


相続手続きは故人の財産調査が行われ、不動産や預貯金などのリストが制作されます。そこで思わぬ借金があるとそれも「負の財産」として相続しなければならないのです。


ただし、財産放棄をした場合は、親の借金も放棄できます。

(例外3)夫・妻の借金の場合



まず大前提として、夫婦であってもお互いの借金を返済する義務はありません。


ただし、民法には「日常家事債務の連帯責任(民法第761条)」という項目があります。夫婦生活で必要となる住宅の家賃や、日用品の購入費用のための借入金は、配偶者にも連帯責任があるとされています。


つまり、夫(妻)が家賃・食費・光熱費などのために借金をしたら、配偶者にも返済義務が生じると解釈されることもあります。


配偶者が借りたお金を、何に使ったのかを判断するのは難しいです。例えば、高級な食材やインテリア品を購入した場合、これが日常家事債務に入るかどうかは判断しにくいです。


かりに配偶者が高級なインテリア家具を購入するために、消費者金融でキャッシングしたとしましょう。一般的な考えだと「日常生活にはあまり関係ないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。


しかし、その人の職業や社会的な地位から見て、必要な品と判断されれば、それは日常家事債務の範囲内であることになります。


配偶者の借金は、原則として連帯責任はありません。しかし、日常家事債務の範囲内と判断されると、連帯責任が生じる(=配偶者にも返済義務がある)ということになります。


とはいえ、先ほども書きましたが夫婦に返済義務は原則なく、夫婦に関する借金の法的判断は難しいです。貸金業者から請求が来たら、一度弁護士に相談することをオススメします。

家族にキャッシングの返済義務はない

上で挙げたような例外はあるものの、家族の誰かがキャッシングしている場合、肩代わりして借金を返済する義務はありません。


なぜなら、家族が消費者金融でキャッシングしても返済義務がないのか、それは消費者金融や銀行カードローンの借入には保証人が不要だからです会社側から保証人を要求することもありません。


大手消費者金融の公式サイトを見ても、貸付条件の欄に保証人は「不要」と書いてあります。家族が消費者金融でキャッシングしていても、返済義務はありません。


<関連記事>
消費者金融は保証人は必要なの?

家族の借金問題を解決する方法は?

上の内容の通り、キャッシングで家族の借金を肩代わりする義務がない事が分かりました。しかし、家族が借金で困っているのに、知らないふりはできませんよね。


家族の借金問題を解決するには、どうすればいいのでしょうか。解決策として以下の方法が挙げられます。

借金の総額を把握しておこう



借金をしている本人も「自分がどの位お金を借りているのか分からない・・・」という場合があるかと思います。そのような時は、家族の借金の総額がいくらなのかを把握する必要があります。


個人の借入状況などの情報は、信用情報機関で管理されています。この情報機関から家族の信用情報の開示請求することで、いくら借金があるのかが分かります。


信用情報の開示請求する場合は、本人以外でも手続きはできますが、必要書類が増えて大変なので、できるだけ本人で手続きするようにしましょう。

返済が難しいなら債務整理を検討しよう

借金の返済がどうしても難しいのでしたら、債務整理を検討してみてはどうでしょう。


債務整理とは、法的な手続きで借金の整理をします。債務整理には「任意整理」「特定調停」「自己再生」「自己破産」の4種類の方法があります。


どの方法で解決したらいいかは、弁護士や司法書士に相談して解決策を探してみて下さい。

借金の連帯保証人にだけはならにように!

上で書きましたが、連帯保証人は債務者が返済できない場合、債務者の代わりに借金を返済しないといけません。

連帯保証人には、「検索の抗弁権」や「催告の抗弁権」などがないため、債務者と同じ立場になって借金を負う事になります。


もし債権者から借金の請求がきたら、連帯保証人は拒むことができません。ですので、連帯保証人になると重い責任を負うことになります。

万が一、家族から連帯保証人を頼まれることがあったとしても、簡単に引き受けないように注意して下さい。



家族が内緒で消費者金融にキャッシング!返済義務はある?のまとめ

  • 家族が借金した場合、連帯保証人になってなければ返済義務はない
  • 未成年者の「法定代理人」になると、未成年者が返済できない場合は返済義務が発生する
  • 夫婦の間の借金については、生活費・光熱費・食費などで借金をした場合は連帯責任となる
  • 家族の借金問題は、借金の総額を把握すること・債務整理することなどが解決策として挙げられる
  • 連帯保証人は責任が重いので、簡単に引き受けないように注意しよう



人気の消費者金融は?