消費者金融で返済できない場合、自宅は取り上げられるの?

「消費者金融から借りたお金を返済できなかったら、自宅を取り上げられてしまうのでは?」と不安を抱いた方も少なくないはずです。


借りたお金は、期日までにきちんと返済するのが当たり前です。とはいえ、万が一返済できない場合はどうなるのでしょうか?自宅を差し押さえられて取り上げられてしまうのか、気になるところですよね。


ここでは、返済ができない場合、自宅はどうなってしまうのか見ていきましょう。

消費者金融の取り立てと差し押さえの流れについて

消費者金融関連では、よく「滞納」という言葉が使われます。滞納とは本来は、収める義務があるものを期限を過ぎても納めないという意味で、消費者金融では借入金の返済期限を過ぎてもお金を返していないことを指します。


返済されていない場合、消費者金融はどのような取り立てを行うのでしょうか。消費者金融の取り立てや差し押さえは次のような手順を取ります。

1.電話での催促



返済をうっかり忘れてしまうのは、誰でもあることでしょう。会社側もそのレベルの返済忘れなら、そこまで大きな問題にしようとは考えていません。


具体的にいうと、ほとんどの会社は1~3日程度の遅れなら、スマホで返済のお願いをするといった対応を取ります。連絡後3日以内くらいに返済があれば特別な対応はしません。


しかし、それでも返済が無かった場合、今度は勤務先や自宅に催促の電話がかかってきます。自分のスマホに電話がかかってくる分には、誰にも借入のことはバレずに済みます。


ですが、勤務先や自宅にかかってきてしまうと当然バレてしまう大きなリスクがあります。

2.担当者が自宅に来る・督促状が届く

電話連絡をしたのに返済がない場合は、消費者金融側は次の対応に移ります。対応としては、担当者が自宅に来る・督促状が届くなどが挙げられます。これでも返済がない場合は、「法的な措置」が講じられることになるわけです。

3.借入残高の一括返済を要求される

ここからが差押えなどの可能性がある対応です。まず、簡易裁判所から「支払督促状」が届き、「借入残高の一括返済」を求められます。

これは借入金の残高を一括で返済するようにという請求で、裁判所に異議申し立てをするか一括返済をしなければ、次の段階に移ることになります。

4.裁判所から「仮執行宣言付支払督促申立書」が届く

次の段階の対応が裁判所による「仮執行宣言付支払督促申立書」の郵送で、14日以内に何らかの対処をしなければ給料の差し押えが強制執行されます。


給料は原則として「給与の4分の1」が強制的に差し押さえられ、自分の手元に来るのは残りの4分の3だけです。差し押さえられた4分の1は、借入金の返済に回されて完済するまでこの状態が続きます。


5.その他の差押え方法

他にも、給料だけでなく「銀行口座の差押え」という方法もあります。消費者金融側が銀行口座を調べて、お金を借りている債務者本人の口座が判明すると、預金が差し押さえられます。


もし、この口座が給与振り込みの口座だと、給料全額が差し押さえられてしまうこともあります。


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自宅の差し押さえをされないためには?



上記の方法を経ても返済ができないという場合は、「自宅差押え」の可能性が出てきます。自宅差押えといっても、最初からマイホームを取られてしまうのではなく、初期段階では高級家具など家財の差押えなどが考えられます。


その次の段階が、いよいよ自宅本体の差押えとなります。借入金額にもよりますが、実際はそこまで行う業者は少ないのが現状です。とはいえ、絶対にないとは言えません。


以下では、自宅差押えを回避する方法を紹介します。

債務整理をして借金を減らす

「家を手放したくない」、「自己破産だけは絶対にしたくない!」という方は、債務整理として任意整理・民事再生などの方法があります。


「任意整理」とは、裁判所を通さずに債権者と債務者だけで利息や毎月の返済額について交渉し、借金を減らす方法です。

債務者が借金の支払いに余裕があってもなくても関係なく、多く払い過ぎてしまった利息の差額を計算し、借金を減らしていくものです。


それに対し、民事再生は「今は支払いするのは不可能ではないが、このままだと破産する」といった状況の人を助けるためのものです。

ですので、任意整理に較べると、民事再生の方が多く借金を減らすことができます。

利用条件

任意整理も民事再生も、誰でも利用できるわけではなく条件があります。以下の内容が対象になる人です。

任意整理
・安定した収入がある人
・3~5年間で借金を返済できる人


民事再生
・安定した収入がある人
・3年~5年間で借金を返済できる人
・借金の返済総額が5000万円以下の人

任意整理・民事再生は自宅差押えがない

任意整理は、裁判所を通さずに手続きが行えるので、自宅や財産などを差し押さえされる心配がありません。

民事再生も住宅ローン以外の借金が大幅に減らすことができ、自宅を手放す必要がありません。

どちらも仕事を失わず、今まで通りの生活を送りながら計画的に借金の返済が行えます。

任意整理と民事再生は共通する部分もありますが、異なる内容やデメリットももちろんあります。内容をしっかり理解し、自分に合った債務整理を利用しましょう。


また、自分一人でこれらの手続きするのは困難なので、司法書士などの専門家に相談すると良いでしょう。



以上で、消費者金融の取り立て・差し押さえについて見てきました。

自宅の差し押さえを回避したいなら、きちんと返済することが大切です。どうしても期日までに返済するのが難しい場合は、事前に消費者金融に連絡を取って「○○までに返済する」と意思を伝えましょう。


約束を守って行えば、自宅の差し押さえといった最悪の事態になることはありません。


消費者金融でできない場合、自宅は取り上げられるの?のまとめ

  • 消費者金融は、少しの返済遅れなら電話の催促だけで済ませてくれる
  • 電話連絡しても、返済されていないと自宅に担当者が来るか督促状が届く
  • 督促状を送っても返済が行われない場合、借入残高の一括返済を求められる
  • 一括返済を要求してもダメな場合は、給料の4分の1差し押さえられてしまう
  • 自宅差押えとなった場合、始めから自宅を差し押さえられるのではなく、家具など家財が差し押さえられる
  • 自宅差押えを避けたいなら、任意整理・民事再生を利用すれば自宅を取られることなく借金が減らせる


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