消費者金融のおまとめローンで失敗しないためには?

複数の会社から借入をして返済が困難になっている方は、「おまとめローン」を検討してみたはいかがでしょうか。おまとめローンにすることで、借金を1つにまとめられ金利を下げることができます。


ただし、おまとめローンは上手く利用しないと、借金を1つにまとめても逆に負担が増えてしまう場合があります。おまとめローンに失敗して債務整理に追い込まれたら、目も当てられませんよね。さらに、誰でもおまとめローンを利用できるわけではありません。

ここでは、おまとめローンを失敗しないで上手く利用できる方法について見ていきます。


おまとめローンとは?

おまとめローンとは、複数の債務を一本化するために、複数の会社へ返済するための借入のことです。詳しく以下で説明します。

複数あった借金を1つにまとめることができる

複数の会社から借金し、利息の返済だけで大変だという方もいるでしょう。そんなとき、おまとめローンを利用することで、借入先を1社にまとめることができます。


借入先を1つにまとめれば、金利を下げることで返済の負担を減らせます。



消費者金融や銀行カードローンで提供している

おまとめローンは主に、消費者金融と銀行カードローンが取り扱っています。

以前は銀行カードローンだけが扱っていましたが、最近では消費者金融でもおまとめローン専用の商品を取り扱うようになり、選択の幅が広がりました。

おまとめローンのメリット

おまとめローンにすると、以下のようなメリットがあります。

(その1) 金利を下げることができる

複数の会社から借りている借金を、1つにまとめられるだけでも大きなメリットですが、さらに大きなメリットが金利です。


借入は限度額が上がるほど金利が下がります。ですので、何社からも借りるより1社で大きな額を借りた方が金利を下げることができます。


たとえば、A社から50万円・B社から50万円・C社から50万円借りているとします。この3社にかかる上限金利は、それぞれ18%程度になります。もし、この3社の借入総額150万円を1社にまとめれば、上限金利は15%程度まで下げることがきでます。





では、具体的にどれだけ利息の削減効果があるか確認しましょう。


(変更前)
150万円×18%=年間利息27万円

(変更後)
150万円×15%=年間利息22.5万円


上の計算は、金利を3%下げた時の年間利息を計算しています。(元本返済しないパターン)


3%金利を下げただけで、4.5万円も得をしていることが分かります。金利をさらに下げれば利息の削減効果はさらに高まります。

(その2) 毎月の返済額を抑えられる

おまとめローンにすると、月々の返済額が決まっているので負担を抑えることができます。毎月の返済額が決まっていれば、計画も立てやすいです。また、返済する分のお金を残しておけば、残りのお金は生活費などに回すことができます。

(その3) 総量規制の例外扱い

おまとめローンのメリットには、「おまとめローンは総量規制の例外」という点もあります。


総量規制は、消費者金融など貸金業者を対象とした法律の貸金業法にあります。ここに「借入金の総額は年収の3分の1まで」と定められています。


つまり、貸金業者から融資を受けようとすると、年収300万円の人なら借入できる金額は100万円まで、年収600万円の人ならキャッシング200万円までと制限されます。


しかし、おまとめローンなら総量規制の例外になるので、総量規制に関係なく借入をすることができます。ただし、誰でも総量規制の例外になるわけではありません。


「総量規制の例外」扱いを受けるには、利用者が一方的に有利になる借り換えの場合だけ、年収の3分の1を超える借入ができます。後で紹介しますが、おまとめローンにしたため、返済総額が増えたという場合は「総量規制の例外」は適用されないのでご注意下さい。




(その4) 返済手続きが簡単になる

その他にメリットとしては、返済先が1社になるので返済手続きの手間が減ります。

返済先が複数あると「どれか1社だけ返し忘れた」といったことも起こりかねません。しかしおまとめローンにすれば、そうした返済忘れを防ぐこともできます。

おまとめローンでありがちな失敗

おまとめローンを利用したからといって、必ず得をするとは限りません。以下では、おまとめローンにありがちな失敗について見ていきます。

(その1)審査に落ちた

おまとめローンにも審査があります。おまとめローンを利用すれば、金利が安くなるのが最大のメリットです。しかし、金利が安いということはその分、審査も厳しくなります。


特に重要なのが借入件数、つまり借入している会社の数です。借入件数が少ないほど審査は有利となるので、3件以内でしたら審査に通る可能性があります。ですが、それ以上借入をしてしまうと審査が厳しくなると思って下さい。

(その2) 思ったほど金利が下がらなかった



おまとめローンにした時、金利は多少下がったものの冷静に見てみると大きな差はなかった、というケースも多数あります。


せっかく借金を1つにまとめて、金利の負担を減らそうと思っていたのに、ほとんど変わらないのでは意味がありません。おまとめローンの提示金利は各社によって違いますから、提示金利を複数の会社で比較するとよいでしょう。

(その3) かえって返済総額が増えた

おまとめローンで借金を一本化して金利を下げたものの、目先の返済を軽くしたいために返済期間を延ばしてしまうというケースが見られます。


たとえば、300万円の借入をしたとします。借入金額は同じでも上限金利18%で返済回数を20回、15%で40回にした場合の返済総額はどのように変わるのでしょうか。以下の表は、シュミレーションしたものになります。





表を見て分かるように、金利が低くなっても借金の返済期間が長くなれば、利息を含めた返済総額も大きくなります。毎月の返済額が少なくて楽かもしれませんが、トータルで見ると金利18%よりもかえって返済総額が多くなっていることが分かります。


この点、よくよく気を付けてほしいのですが、おまとめローンを使ったら必ず得をするとは限りません。どの会社でどういう取引きをするかで、得もするし損もします。詳しくは「おまとめローンを成功させるためには?」で紹介します。

(その4) 借入の追加ができなくなった

おまとめローンは複数の借金を1つにまとめるため、かなり大きな金額を1社から借りることになります。


このため、おまとめローンを組んだ後に追加して借入したいと思っても、借入するのは難しいです。追加して借りたい場合は、今あるおまとめローンを完済し終わってからにして下さい。

(その5) 違法業者に借りてしまった

借金に困っている方にとって、おまとめローンは魅力的なものです。少しでも安い金利で早く借金を返したい、と思っている方が多いはずです。その点を違法業者は把握しているため、おまとめローンを餌に「低金利で高額融資をする」といった話を持ちかけてきます。


借金をまとめる代わりに保証金を支払うように求められ、支払うも融資は行われない・・・といった詐欺があります。


他にも、融資はしてもらえるものの、法外な手数料を請求されるケースもあります。こうした詐欺に引っかからないためにも、おまとめローンは大手銀行か会社だけを使うようにして下さい。

おまとめローンを成功させるためには?



上で、おまとめローンのメリットやデメリットについて見てきました。では、どうすればおまとめローンを成功させて、最後まで借金を返済できるのでしょうか。

なるべく早めに返済する

おまとめローンは、金利を下げることができるので、本来なら返済負担は減るはずです。しかし、せっかく金利を下げても返済期間を延ばしたら、返済総額が増えてしまうのは先ほど見た通りです。


特に、毎月の返済額を一番低い水準に設定してしまうと、おまとめローンの完済までにかなり時間がかかってしまいます。できるだけ自分が返せる範囲の金額で、なるべく早めに返すようにしましょう。

信用情報に傷がある方は要注意

消費者金融の借入審査は、銀行に較べると厳しくありませんが、信用情報に傷があれば消費者金融でも審査に通るのは難しいです。もちろん、おまとめローンも信用情報に問題があると、審査に通りません。


特におまとめローンの審査では、返済の実績をチェックしています。借入の返済実績が半年以下の人は、審査に通らない可能性があります。また、返済期限を数日でも遅れてしまうと信用情報に履歴が残り、審査が不利になる可能性もあります。


信用情報に傷が付かないよう、きっちり返済をすることが大切です。

職歴や勤務年数が重要

おまとめローンでは、職歴や勤務年数なども重要視されます。勤め先をすぐに辞めてしまい、職を転々としている方は信用が低くなります。また、すぐに仕事を辞めてしまっては、仕事をしていない間の借金の返済は行えるのか、など利用者の信用性と返済能力についてチェックします。


消費者金融もお金を貸すわけですから、お金が返ってこないと困ってしまいますよね。ですので、おまとめローン審査の場合は特に勤務年数などを重視されています。

消費者金融と銀行カードローンどちらがオススメ?

おまとめローンについて見てきましたが、消費者金融と銀行カードローンどちらを利用するといいのでしょうか。


消費者金融のおまとめローンは、銀行よりも少し高めです。ですが、審査に関しては銀行よりも厳しくありません。他にも審査がスピーディーで即日融資にも対応しています。


金利は高めでも、早めにおまとめローンの融資を受けたい方は、消費者金融がオススメです。


一方の銀行カードローンは、低金利で限度額も高く設定されているので、消費者金融より負担を軽くすることができます。また、銀行なら世間的なイメージもいいですし、安心して利用できると感じている方が多くいます。


高額の借入をしたい、少しでも金利の負担を減らしたい方は銀行カードローンがオススメです。


ただし、低金利で限度額が高いため審査が厳しくなっています。


複数の会社からの借入が多い、過去に延滞や遅延をしたことがあると審査に通るのは難しいです。


どちらのおまとめローンもメリット・デメリットがあります。おまとめローンの利用を考えている方は、自分がどのようにして借りたいのかどこを重視するのかをよく考えた上で、自分に合ったおまとめローンを利用して下さい。


消費者金融のおまとめローンで失敗しないためには?のまとめ

  • おまとめローンとは、複数の会社から借入したお金を1つにまとめることを目的としたローン
  • おまとめローンにすることで、借金が1つにまとまり金利の負担が減る
  • 低金利になる分審査が厳しく、返済期間が長引くとかえって返済総額が増えたしまう事もある
  • おまとめローンで失敗しないためには、早めに返済をする・信用情報に木津を作らないことなどが挙げられる
  • 消費者金融か銀行カードローンのどちらが良いかは、自分がどこを重視しているかよく考えて利用しよう


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初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。

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