「名義貸し」には注意しよう!

「ローンが組めないから名義を貸してほしい」など言われたことがある方もいるかと思います。このような行為を「名義貸し」といいます。


家族や友人のお願いなら「名義くらい貸してもいいか」と、名義貸しをしている方も少なくありません。しかし、名義貸しによって起るトラブルはたくさんあります。

以下では、名義貸しについて、名義貸しのリスクについて詳しく見ていきます。

名義貸しとは

「名義貸し」とは、自分の名義を第三者に貸すことをいいます。

「名義」には、財産・権利・義務などに関する名前という意味があり、名目上や形式上の当事者を指す言葉といて用いられています。

例えば、「Aさん名義の土地」といえば「Aさんが所有者となっている土地」ですし、「Bさん名義の貯金」といえば「Bさんの名前で貯金している金銭」という意味です。

借入にも名義貸しがある



これは財産や権利だけでなく、銀行や消費者金融からの借入に関しても同じことが言えます。Aさんが銀行と住宅ローンの融資契約をしたとしたら、それはAさん名義のローン(借入金)です。


また、Bさんが消費者金融から借入契約をしたとしたら、それはBさんの借入金(借金)になります。

ところが何らかの理由で、本人がローン契約や借入契約をできない(したくない)場合、本人以外の第三者の名前を借りて契約してしまうことがあります。


これは本人の名前(名義)ではなく、第三者の名前(名義)を借り手ての契約になるわけで、このような行為を「名義貸し」と呼びます。

名義貸しは違法行為

名義貸しは、誰かが自分の名前(名義)を自分以外の人に貸すということを指すわけですが、当然のことながら違法な行為です。

名義貸しには上記の土地購入や預金の他にも、名前を貸して携帯を契約する、名前を貸して自家用車を買うなど様々な種類があります。

名義貸しによって起る詐欺行為

違法行為と分かっていながら、名義貸しをすることで、詐欺行為に巻き込まれることがあります。「名義を貸してほしい」と言われて素直に貸す人はいないと思いますが、親しい友人や知人なら大丈夫だろうと貸してしまう方も少なくないはずです。


名義貸しによる詐欺行為として、次のものが挙げられます。親しい仲であっても、お金がらみには注意してください。

1.消費者金融の名義貸し

例えば、「消費者金融で借入したいけど、契約できないから名義を貸してほしい。必ず返済する迷惑はかけない」と言われ、相手に名義を貸したとします。

しかし、返済の期日になっても返済されず、相手とも連絡が取れないまま代わりに借金を背負う事になる・・・といった被害にあっている方もいます。

<関連記事>
他人が勝手に消費者金融で借入をした場合どうする?

2.クレジットカードの名義貸し



友人や知人に「クレジットカードを作りたいから名義を貸して欲しい」と言われ、名義を貸してしまうケースです。

名義を貸した相手が、クレジットカードを使うだけ使って支払いが行われないと、当然請求は名義を貸した人が支払わなけらばなりません。


名義を貸すことを認めているので、「自分の借金ではない」と逃れることはできないのです。

3.携帯電話の名義貸し

「携帯電話の契約のために、名義を貸してくれるだけでいい。謝礼金も出るし、携帯はすぐに解約するから心配いらない」と言って携帯を名義貸しで契約してしまうケースです。


これも謝礼金など出ませんし、携帯は解約されず転売されるなど犯罪に使われ、請求だけが名義貸しした本人の元に来ます。

4.銀行口座の名義貸し

「銀行の口座を開設してくれたら、謝礼金を支払う」というものです。上記で書いた名義貸しとは違って、銀行口座の開設には金銭が発生するといった詐欺被害はありません。


しかし、作った口座は振り込め詐欺などの犯罪に使われてしまいます。口座の売買は違法なので、犯罪に使われていたと分かれば犯罪に加担したことになり、最悪の場合逮捕されてしまうことも考えられます。

貸金業者から借入で名義貸しをしてしまうと・・・


法律的に見ても違法な行為である名義貸しには、もう一つ危険な落とし穴があります。それは、さきほど上で書いた銀行や消費者金融からの借入で、他人に名義を貸してしまうことです。

名義貸しによってトラブルが起こる可能性も!

金融機関や貸金業者からお金を借りるには審査が付き物です。

返済が滞っていたり、ブラックリスト入りしているなどの事情で、借入審査に通らないような人から「名義をかしてほしい」と頼まれて名義貸しをしてしまうと、大きなトラブルに巻き込まれる可能性があります。


その理由として

・名義貸しであっても借入契約しているのは名義人本人である
・名義を貸した相手が滞納すれば名義人に督促が来る
・名義を貸した相手が行方不明になれば名義人が返済することになる
・名義を貸した相手の滞納などによる名義人がブラックリスト入りする

などが挙げられます。


いくら「名義を貸しただけだから」といっても借入契約をした本人は返済の義務があるわけです。それを逃れるためには、弁護士など専門家に頼って解決策を見つけなければなりません。


さらに、名義貸しを頼んできた相手が最初から詐欺目的なら、違法行為に加担しているわけでなので、犯罪に巻き込まれてしまうことになりますので注意が必要です。



「名義貸し」には注意しよう!のまとめ

  • 名義貸しは他の人に自分の名義を貸すこと言う
  • 名義貸しをすることは違法行為である
  • 名義貸しで詐欺行為が行われ、被害者にあっている人もいる
  • 消費者金融からの借入に名義貸しをして、トラブルが起こる可能性もある
  • 名義貸しをしただけでも違法行為に加担しているを思われ、犯罪に巻き込まれることがある


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