消費者金融の体験談(4):アパレル店長が自前購入のしすぎでお金を借りる

ここでは、私の消費者金融の利用体験をお話ししようと思います。

ただ、はじめに伝えておきますが、私は利用したのは「グレーゾーン金利」がまだ幅を効かせていた、いわゆる利息が高いころ(29.2%)の消費者金融です。


そういうわけで、僕が利用したのはおもに90年代前後という、時期的にもやや古い時期のものですが、参考になることもあるかと思いました。


簡単な自己紹介

私の年齢は50歳、男性。現在、青森県でウェブ向けのライティングと、それとは別の執筆活動などで生計を立てています。ただし生まれたのは大阪で、育ったのは東京です。

青森へは転勤で赴任したのですが、どういうわけかそのまま居着いてしまいました。


消費者金融の世話になったのは、20代の時期に店長として富山へ転勤していたときです。このころは、いまで言うところのアパレル(洋服)関係の仕事に従事していました。

そして、ここではじめて借金をしてしまうのですが、使ったのはプロミスでした。

なぜお金を借りようと思ったのか

なぜ消費者金融に手を出してしまったのか、きっかけについてお話しましょう。簡単に言うと、売り上げ減少から、自前購入を増やしすぎてしまったのです。


いまでは少なくなったでしょうが、当時はよく行われていました。お店によってはいまもよくあることかも知れません。

私の店は新しく富山の駅ビルにオープンしたのですが、新店ということもあり、オープン当初は売り上げも順調でした。しかし、その後は飽きられ、みるみるうちに客数は減少していき、必然的に売り上げも低迷していきます。


こういうときの対処法はいろいろあります。なかでもやっておくべきことは、本部にお店の客観的状況を報告することです。たとえば、テナントビル自体の集客力がダウンしているなら、売り上げ低迷の原因をお店のせいだけにはできないからです。

いっぽう、本部もそうした報告をもとに不振の原因分析をします。そのなかで、もちろん低迷している原因が店側にもあるのではと追求もされるわけです。

ただし、店がお店の状況を本部に正しく伝える努力は続けるべきですし、本部はそれを把握していなければなりません。

店の売り上げを補うために、自前購入を始める

ただ、数ある対処法のなかでもっともやってはならないのが、売り上げをいかせたいと言う安易な思いから、店の商品を自前購入することです。それは、買っても「架空売り上げ」ですから、本質的な解決には絶対になりません。

また、買って売り上げをいかせることが繰り返されると、それはクセになります。「架空売り上げ」がクセになることほど、愚かなことはありません。


また、クレジットカードを使って「架空売り上げ」を続けていれば、支払いに窮することは明白です。私もそうでした。ある月の支払い合計額が、とても支払えない額に到達したのです。私は知り合いの店長に相談しました。

そして、最終的には消費者金融のプロミスで返済資金を調達し、何とかその月をやりのけることができたのです。

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キャッシングの詳しい経緯

プロミスではじめてキャッシングした私は、その審査の早さに驚きました。

同業他社でのキャッシング歴がなかったこと、そして勤め先がある程度しっかりしていたことも関係していたのでしょうが、入店から30分ほどで手続きは済んだと覚えています(たしか初回は、20万借りられたと記憶しています)。


その後、何度も追加キャッシングを繰り返すなかで、審査に時間がかかった業者も出てきたりしました。ただし、プロミスは総じて顧客を待たせないサービスというのは言えると思います。

たとえ審査の結果、今回はダメとなっても顧客に不快な思いをさせません。プロミスの顧客応対の良さは、おそらくいまも変わらないのではないでしょうか。


また、消費者金融のキャッシングの返済は月一です。私の返済日も月末に集中していました。ちなみに返済額ですが、ほとんどは利息という構成です。よって、元金に割り振られる金額ほんの少しです。

ですから、月末にかき集めた返済金も、ほとんどが利息に消えていきます。

消費者金融も、いまは金利も下がったわけですが、毎月一定額を返すだけなら元金はほとんど減ってはいかないでしょう。とくにグレーゾーン金利のころは、29.2%という高い金利です。

ですから完済する場合も、余裕ができたときに、一気にまとめてというパターンが一般的でした。

お金を借りたもの、返済ができず・・・

ただプロミスには、まとまった返済はしていなかったと覚えています。どちらかと言うと、同じ大手でも、プロミスではなく、他サービスの残債の返済を優先していました。

プロミスを温存していたのは、キャッシングの中でいちばんのお気に入りのサービスだったからです。

理由は冒頭でも言いましたが、顧客応対が素晴らしかったからです。ほかのカードはなくしても、プロミスとの付き合いだけは残しておきたかったと言う気持ちでしょう。


でも返済しても、また借りてしまうということを繰り返していましたから、結局同じです。そしてローン残高が50万を超えたあたりで、いわゆる多重債務者になっていきました。

ローン残高が50万を超えてしまうと要注意です。最低返済額も2万ぐらいになってきますし、元本を返すのがもっと大変になるからです。


まとまったお金を利用するに、いまでもはまだ高いと思います。消費者金融を長く使う上で、ローン残高は1社につき、50万円を超えないほうがよいでしょう。そして、利用業者は、多くても3社までです。

総量規制があるので、必然的に枠は決まってきますが、年収が500万円以上ある方でも、これを目安にしておくと良いのではないでしょうか。

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借りたお金はその後どうなったか?

私はプロミスをはじめ、典型的な多重債務者として複数の業者にお世話になったのですが、そのうち月末にかならずやって来る、返済資金の工面にも限界を感じるようになっていきます。プロミスの融資残高も100万に達していました。

借りたお金の使い道自体は、とくにまとまったものを購入するために借りたわけではありません。


仕事の関係で自己負担しなければならないときに(どういうわけか、私にはこれが多い)、借入額を増やさざるを得ないことがありましたが、そのほかはひたすら返すために借りていました。また、借りるために返していたとでも言えば良いでしょうか。


僕は33歳で結婚しましたが、あえて後悔していることがあるとしたら、それは借金していることを隠して結婚したことです。独身なら、借金を返すぐらい、どうでもなります。でも借金していることを隠して返すことは、相当つらいものがあります。

僕は結局、自力で返済できず、法の力を使わせてもらいましたが、妻には苦しい思いをさせたと思います。

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結局は債務整理に頼った

ところで、私は自力返済をあきらめたわけですが、債務整理に使ったのは自己破産や任意整理ではなく、特定調停という方法です。特定調停は簡易裁判所を使って負債を圧縮する方法ですが、私は『企業再生屋が書いた借りたカネは返すな!』という本でこの方法を知りました。

この本を読んで「私なら、特定調停を有効に使えるかも知れない」と思ったわけです。なぜなら、消費者金融の利用期間が15年以上ありました。


これだけあれば、金利の引き直しで元本がゼロになる可能性もあるだろうと思ったわけです。また、融資契約した書類、ATMキャッシングの際の明細も、ほぼすべて保管していました。私は特定調停の申し立て準備を粛々と実行していきました。


なお、いまの消費者金融の金利では、金利の引き直しは無理です。出資法の上限金利が廃止された以降の借入れは、金利の引き直し自体ができないからです。過払い金が戻る可能性があるのも、グレーゾーン金利の消費者金融を長期に返済している場合に限られます。


仕事の合間を使って、私は簡易裁判所に二度にわたって出向き、必要書類を揃えました。申し立てを完了したのが9月、裁判所の呼び出しが11月。結果は予想通りでした。

つまり、1社だけ申し立て直前に借りたところだけ、元本を返済する運びとなったのですが、それ以外の消費者金融5社、信販系クレジットカード2社は金利の引き直しで残債ゼロになったのです。


プロミスにいたっては過払い金まで申し出てくれましたが、特定調停は過払い金請求まで扱ってはいないため、それは辞退しました。

なお、20代ではじめて借りた消費者金融ですが、42歳で特定調停を起こすまで、返済がおくれたことは一度もありません。これを特定調停の際、高く評価してくれたのも、あのプロミスです。

プロミスから借りたお金は結局返せませんでしたが、もう一度キャッシングできるのなら、すでに事故歴がある私ですが、プロミスを選びたいと思います。

これからキャッシングする人へのアドバイス

これからキャッシングする人にアドバイスがあるとするなら、住宅ローンを近いうちに申し込む予定がある場合、消費者金融を使わないと言うことです。「そんなことは分かっている」と言われそうですが、意外と分かっていない方は多いものです。


これは消費者金融に限ったことではなく、銀行系カードローンも同じです。これらのフリーローンの類いは、住宅ローンの審査にかならず影響してしまいます。理想を言うと、やはり消費者金融の利用は、独身、独り身のうちにとどめておくべきです。もし夫婦で借金があるなら、力を合わせて早く返してしまうことです。


いまの消費者金融は、私が借りたグレーゾーン金利のころとは違い、総量規制があり、基本的に年収の3分の1までしか借りることはできません。つまり「借りすぎる心配はない」のだとも言えます。しかし、「どこからいくら借金があるか」はすぐ分かるようになりました。だから、利用は慎重にやったほうが良いと言うことです。

私からのアドバイスは以上です。みなさんの参考になれば幸いです。




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