消費者金融の体験談(13):滞納した家賃を支払う為に借入

会社員の男性です。仕事はIT関係の会社に勤めており、現在は結婚して一児の父親です。趣味は映画鑑賞で、完全なインドア派です。

ここでは、実際に利用した消費者金融の体験談を紹介したいと思います。

(兵庫県 29歳 男)

なぜお金を借りようと思ったのか

家賃の滞納が原因です。

今から10年ほど前ですが、当時学生だった私は実家を離れ下宿をしてました。学生ということもあり、家賃については親が払ってくれていたのですが、それを滞納してしまいました。

当時の私は趣味の延長線上で劇団に所属していました。現在は兵庫県在住ですが、当時は奈良県に住んでおり、劇団の稽古場までは片道450円の切符を買って大阪まで通っていました。


稽古といっても毎日あるわけではありませんので、定期ではなく回数券を買って電車で通っていたのですが、もちろん稽古に行けばその後酒を飲んだり食事をしたりと、交通費以外の出費もかさみます。

そのうえさらに公演ともなればチケット代金や会場費などが必要になりますので、お金がどんどん足りなくなっていきます。


こうした「目に見えるお金」についてはアルバイトでなんとか賄っていたのですが、ここで問題となったのが「電話代」でした。当時の電話代や光熱費も家賃と同じ銀行口座から引き落としという形で親に払ってもらっていました。

今にして思えば電話代くらいは自分で払うべきなのですが、当時の私はそんなことを考える余裕もないほど「芝居の世界」にのめり込んでいたのです。


劇団の代表者や同じ仲間と毎日夜中まで電話をする、そんな日が続けば電話料金が跳ね上がらないはずもありません。やがて銀行口座は「引き落とし不能」となり結果として家賃が滞納することになりました。

当時の私にとってさらに問題だったのは、「劇団に入っていること」を実家の両親に伝えていなかったという点です。もっとも、父親となった今ならわかるのですが、自分の息子が劇団に入って役者になるなどと言い出せばまず反対するでしょう。

家賃が滞納したことについては大家さんが直接部屋まで来て教えてくれましたが、事情を考慮して大家さんからの実家への連絡はありませんでした。


親に言えば反対されること、そのことによる「親との対話」を面倒に感じたことから、私は家賃滞納を親に言い出せずにいました。そこで考えたのが、「滞納している事実」を隠して処理してしまおうというものです。

幸か不幸か家賃の引き落とし口座の通帳は手元にありましたので、滞納が親にばれる心配は現時点ではありません。後でばれたとしても補填したことを説明すれば問題はないだろうを思ったのです。そこで考えたのが消費者金融の利用でした。

キャッシングの詳しい経緯

お金を借りようと思ったのはプロミスでした。プロミスを選んだ理由は特に深い意味はなく、当時井上和香がCMをしていたので印象に残っていたということ以外は、稽古場の近所にATMがあったということぐらいでしょうか。

学生でもアルバイトなどで安定した収入があればプロミスでは借りることができるという話も聞いたことがありました。さっそく私はプロミスの自動契約コーナーに入りました。


「誰にも会わずに契約できる」ということですが、契約コーナーの内部は確かにモニターが置かれている以外は特に何もない空間でした。

本当に誰にも会わずに契約できるのかと思いつつ、モニターの前に置かれているイスに座り、画面に表示される「手続き開始」をタッチしました。


まずは申込書類への記入です。室内に備え付けられている書類に住所や氏名、年齢などの必要事項を記入すると、付近になるスキャナで読み取ります。次に身分証明書の提出ですが、原付免許を持っていたのでその免許証を使いました。

学生証でも良かったのかもしれませんが、住所が記載されていることと写真が入っていることから免許証が最適と判断しました。こちらも先ほどと同じくスキャナで読み取られます。


その後は画面表示に従って細かい手続きを進めることになります。たとえばいくら必要なのか、なぜお金を借りる必要があるのか、借りていることは家族に内緒にするかどうか、こうした質問が流れました。

私が滞納していた家賃は月40000円でしたが、今後ももしかすると滞納する可能性があることを考えて20万円の借入を申し込むことにしました。


使用目的については「生活費」「遊興費」などのカテゴリーから選択する仕組みでした。家族に対してはもちろん「内緒」で借入を申し込みました。その後は「しばらくお待ちください」の状態になります。

モニターには「海」をバックにした画面が表示され、その間にはプロミスでお金を借りる場合の注意事項や金利についての説明が流れました。


ただ、その間は基本的に何もすることがなく時間だけが過ぎていきました。30~40分ほど経過した頃に室内のスピーカーから担当者の声が聞こえてきました。

結果として融資は可能ですが学生に対しては社内規程で10万円までしか融資できないことと、何に使うのかという再確認でした。家賃滞納とは答えずに「車の修理代」と説明しましたが、これは滞納してしまったという現実が後ろめたいことだったからです。


さしあたって必要なのは40000円なので10万円の融資でも問題はありませんでした。モニター横の機械からプロミスのカードが発行され、契約完了と共にドアのロックも解除されました。

カードは併設されているATMですぐに使うことができ、その場で取り急ぎ必要な40000円を借り入れました。

借りたお金はその後どうなったか?

この時に必要だったのは40000円ですが、結局限度額の10万円まで借り入れました。が、その後はたちまち返済に行き詰まることとなりました。プロミスで借入を受けたとはいえ収入が増えたというわけではありません。

逆にプロミスへの返済のために支出が増えてしまい、すぐにジリ貧に追い込まれました。気がつけばプロミスの返済も滞納してしまい、最初は郵送での催促だったものが毎日のように電話で催促されるようになりました。


さすがに暴力団のように脅されることはありませんでしたが、やがて内緒にしていた実家へも連絡が入ることとなってしまいました。結局プロミスから借りていたお金は実家の親が返済しました。

支払った金額は利息や遅延損害金を含めると30万円近くになっていたのではないでしょうか。

これからキャッシングする人へのアドバイス

まず、「ご利用は計画的に」というのは決して机上の空論ではないということです。借りたお金は必ず返済すること、返済できるあてのないお金は借りてはいけないこと、これがキャッシングを利用するうえでの基本といえるかもしれません。

もちろん無理なく返済できる範囲で利用するのであればこれ以上なく便利な存在です。申し込みから融資を受けられるまでの時間も早く、とにかく急いでお金を借りたいという人にはメリットが大きいといえます。


しかし、もしも返済が滞納すればその後の人生を左右しかねないほどの問題に発展する可能性もあります。そのため、お金を借りるのであれば「いくら必要」ではなく毎月いくらまでなら無理なく返済できるか、ということをまずは考えると良いでしょう。

契約そのものはおそらくすぐにできますが、その後の返済にかかる時間はかなり長くなりますのでその点も含めて考えることが大切と思います。



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