消費者金融の体験談(15):一人暮らし資金を手に入れる為に借入

東京都在住の30代フリーターです。

以前は会社員として働いていましたが、私が勤めていたのはいわゆるブラック企業でパワハラやサービス残業は当たり前でした。現在は就職活動を行いつつアルバイトをしています。

金銭的な余裕はありませんが、節約や多少の我慢でそこそこ暮らしていけます。昔の私であれば真っ先にキャッシングをしていたと思いますが、今ではそう安易に手を出すことはありません。

というのも私は以前無計画にキャッシングを利用し、かなり痛い目にあった経験があるからです。

なぜお金を借りようと思ったのか

もう10年以上昔の話になりますが、当時付き合っていた彼から突然他県に就職することを告げられ、私は親や友達の反対を押し切ってついて行きました。

引越しでお金を使ってしまったので少しでも早く収入が欲しく、仕事は時給の高いキャバクラを選んで給料は同世代の一般職の3倍ほどはもらっていたと思います。


お金も彼も手に入れて幸せの絶頂…のはずでしたが、この生活は一年もしないうちにあっさりと幕を閉じました。ある日体調が悪く仕事を早退して家に帰ると、マンションの下に見慣れない軽自動車を発見。運転席に女、助手席に男が座り、いちゃいちゃしています。

そして次の瞬間、外灯に照らされた男の顔を見て体が凍りつきました。なんとそれは私の彼だったのです。しばらく硬直したまま動けませんでしたが、やがて車の窓をノックしました。

振り返った彼の顔はみるみる強張り、何かを叫んだと思うと車は急発進してそのまま走り去ってしまったのです。


ショックで呆然としたまま部屋に戻り、すぐさま自分の荷物をまとめて友達に迎えに来てもらいました。それからはその子のマンションに居候していましたが、気も使うし友達の彼氏も来るしで、どうにかして行き先を決めなければいけませんでした。

しかし私には水商売従事者にありがちな浪費癖がついてしまっていたため貯金がなく、一人暮らしをする資金はありませんでした。


そんな時友達の知り合いに不動産会社に繋がりがある人がいることを知り、話を聞いてみると彼女もそこを通じて今の部屋を借りたそう。また私と同じく引越し資金がなくその面倒もみてもらったとか。藁にもすがる思いで紹介をしてもらい、融資についての説明を受けました。

返済は月々1万円ちょっとからで大丈夫。水商売などの不安定な職業の人でも借りられる。こんな感じだったと思います。そしてどこで借りるかと聞くと、アコムだと言われました。


当時私は消費者金融に対してとても怖いイメージがあり、何より借金をすること自体に大きな抵抗がありました。

ただここまで来て…という思いが強く、また元彼との思い出から離れて一人で心機一転やり直したいという気持ちから、「敷金・礼金だけ」と自分に言い聞かせてアコムでキャッシングすることを決めたのです。

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キャッシングの詳しい経緯

アコムは雑居ビルの3階にあり、紹介してくれた人と2人でエレベーターに乗ってアコムのフロアに入りました。入り口付近にはCMに出てくるようなATMがあり、これからとても悪いことをするかのような気持ちになりました。

しかしそんな緊張状態の私とは裏腹に、アコムの受付の人はとても丁寧で優しく、まるで銀行にでも来たかのようでした。

アコムのコマーシャルには優しそうな感じのいいお姉さんが出てきますが、まさにあんなイメージです。怖いお兄さんが出てくるどころか、親切で丁寧な対応で拍子抜けをしてしまったのを覚えています。


申込用紙に記入をし、収入の欄は自己申告制でした。他社からの借入れはなし、月収は30万円ほどで記入したと思います。職業欄のところでなんて書いていいのか分からず手が止まってしまいましたが、受付の人に水商売であることを正直に話しました。

またキャッシングをしようと思ったきっかけも包み隠さず話しました。見ず知らずの人に身の上事情をさらけ出すことはとても恥ずかしい思いでしたが、とにかく引越しがしたい一心で行動しました。


身分証明書として免許証を提出し、すぐに審査に入りました。それまでキャッシングに対して嫌悪感を感じていたのに、ここまで来ると逆に「借りれますように」と必死に願っているから不思議です。

審査される立場というのは心地のいいものではありませんから、とにかく無事に早く終わってほしい!という気持ちでしょうか。


審査の時間はとても長く感じましたが、実際には30分程度だったと思います。借入れ限度額は30万円で、こんなに簡単にお金を借りることができるのかと驚きました。

不動産の契約のためすぐに窓口で現金が欲しかったのですが、店頭申し込みであっても実際にお金を引き出すのは店舗内のATMで行ってくださいとのこと。アコムのATMは銀行のATMとさほど変わらず、直感的でとても分かりやすかったです。

そのまま現金10万円を借り入れすることができました。

借りたお金はその後どうなったか?

アコムでキャッシングができたおかげで、無事一人暮らしを始めることができました。しかし引越した当初は何かとお金がかかりますし、いきなり生活のレベルを下げることもできません。

それまで稼いだお金は全てお小遣いのような生活だったので、節約や我慢はしたくありませんでした。


しかし今までのようなストレス解消のためのショッピングもできない、友達と飲みに行くこともできない、返済はいつも元金(元々借りたお金)ギリギリの金額。

返しても返しても借金総額は減らず、だんだんと自暴自棄になっていきました。自分の収入・支出・借金総額・返済額の割合などを把握していなかったため、完全な悪循環に陥っていたのです。


小額ながらコツコツ返済していると、数ヶ月後にアコムから突然連絡がありました。もしかして返済日を間違ってしまったのかと焦りましたが、用件はなんと限度額アップのお誘い。

元金は少しずつしか返せていませんでしたが、真面目に返済している姿勢が認められたのか、プラス20万円の50万円まで利用可能とのこと。最初は断ろうと思いましたが、万が一のためにと思って限度額アップをお願いしました。


しかし「万が一」なんていうものは訪れず、相変わらずの浪費癖と物欲のためにキャッシングをする日々。借金をしている自覚はまるでなく、借入額はあっという間に限度額50万円に到達しましたが、働かずにお金を手に入れる(正確には借入れですが)方法を覚えると、まともに働くのが馬鹿馬鹿しくなってきます。

仕事も休みがちになり、その結果収入も減り、やがて返済が滞りがちになっていき…と堕落していきました。


それからかなり長くの時間をかけて全額を返済し、最後の返済金を入金してATMの画面に「借入れ0円」の文字を見たときには涙が出そうなくらい感動しました。外に出ると視界がとても明るく、清々しい気持ちになったのを覚えています。

使用していたカードは完済した日にハサミで粉々にしました。そんなことはする必要はないのですが、二度と借金をしないための自分への戒めです。それからキャッシングは二度としていませんし、現在も借金はありません。

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(まとめ)これからキャッシングする人へのアドバイス

私はそれまで消費者金融=怖いと勝手に想像していましたが、実際にキャッシングをして感じたことは、一番怖いのは人間の欲と慣れだということ。

消費者金融は銀行系カードローンに比べると金利は高いものの一定の収入さえあれば誰でも借入れすることができますし、尚且つ申し込みから借入れまですぐなので、急に物入りが必要になった場合にはもってこいです。

金利も明確にされていますし、借入れ前の返済シュミレーションなどもありますから、上手に使えばとてもいいシステムだと思います。


ただそれを上手に使えるかどうかは本人の管理能力にかかっています。ATMから引き出したお金は自分のものではなく、返済しなければいけない借金だということを強く自覚しなければいけません。

そんなの当たり前だ、と思うかもしれませんが、キャッシングを重ねていくうちにそのお金はまるで自分のもののように錯覚してしまうのです。


現在の借金総額はいくらで、一回の返済ごとに元金はどれだけ返せているか。これを常に意識しなければ、過去の私のように金利分しか返せず借金総額が膨らんでしまうかもしれません。

今まで幾度となく「ご利用は計画的に」という言葉を耳にしてきましたが、本当にその通りです。キャッシングを利用する際は、返済計画をしっかり立てて利用するようにしてくださいね。


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