ヤミ金に借りたらどうなる?恐ろしい体験談を紹介します

「ヤミ金」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?

だいたいの人は「いかつい男の人が家にやってきて、怒鳴ったり暴力を振るったり……」といった怖いイメージをお持ちだと思います。


実際のヤミ金は、そのイメージ通りなのでしょうか?

今回はヤミ金を利用した人の体験談を、簡単に紹介します。


ヤミ金って何?

まずはヤミ金について、簡単におさらいしておきましょう。

ヤミ金とは、違法な貸金業者のこと

ヤミ金とは、違法な高金利で貸付をする悪徳業者です。

金利は年20%までと出資法で定められており、正規の消費者金融であれば、貸出金利は上限でも20%です(大手の消費者金融は18%)。

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一方、ヤミ金はこれを大幅に超える金利で貸付をしています。

「トイチ(10日で1割)」や「トサン(10日で3割)」などがその例です。


そしてヤミ金では返済が滞ると、利用者に対して容赦なく取り立てを行います。

昼夜関係なく頻繁に催促の電話をしたり、自宅に大量の張り紙をしたり、あの手この手で利用者を精神的に追い込みます。


また以前に比べると少なくなりましたが、取り立ての際に殴る蹴るなどの暴力を伴う危険性もあります。

一方の消費者金融は、貸金業法により、こうした取り立ては厳しく禁止されています。


ヤミ金は架空の登録番号を掲げたり、実在する会社名を名乗ったりして、すぐにヤミ金だとバレないように営業している場合が多いです。

また最近では、厳しい取り立てをしない、「ソフト闇金」と呼ばれる業者も登場するようになりました。

<関連記事>:ソフト闇金とは?ヤミ金と何が違うの?

ヤミ金のターゲットになりやすい人っているの?

ヤミ金のターゲットになりやすいのは、多重債務者や自己破産者、ブラックリスト入りした人などです。

こうした人々は消費者金融や銀行など、正規の金融業者で借入を申し込んでも審査で落とされてしまいます。


そうなるとお金に困ったとき、ヤミ金を利用してくれる確率が高いわけです。

実際ヤミ金は「審査なし」「ブラックでもOK」などの宣伝文句をよく使っています。


ヤミ金は自己破産者などのリストを名簿業者から買い取り、その情報を元に電話やDMなどを使って利用客を獲得しています。

また水商売の求人情報誌やギャンブル関係の雑誌など、お金に困っている人が見そうな場所に広告を載せている場合もあります。

<関連記事>:ヤミ金とは?その悪質な手口を紹介します!

専業主婦や未成年なども、借入が難しいためヤミ金のターゲットにされます。



~体験談~ヤミ金に借りたら、こんな目に遭いました

ここからは、実際にヤミ金で借り入れした人の体験談を簡単に紹介します。

1.借金がいくら残っているか、聞いても教えてくれない

Aさんは20代の頃、消費者金融で借入ができなくなり、ヤミ金に手を出しました。

そのヤミ金会社を知ったきっかけは、週刊誌に載っていた『即日300万円融資!』という広告です。


Aさんはヤミ金から10万円を借り、月2回15000円ずつ返済していました。

10万円以上返済したと思った頃、Aさんはヤミ金に残高を問い合わせましたが「まだ数回残っています」と言ってハッキリとした額は教えてくれません。


結局Aさんは10万円を借入して、完済までに30万円近く支払うハメになりました。

<関連記事>:ヤミ金体験談(1):闇金でも借りたいと金利も確かめずにキャッシング

2.毎月返済しても借金が増えていく

20代女性(Bさん)は、クレジットカードの使い過ぎで支払いができなくなり、ヤミ金融を利用し始めました。

最初のうちは借入額も少なく、1か月後に利子をつけて一括で返済できていました。


しかしある時まとまった額を借りてしまい、そこから利子だけを払い続ける生活が始まりました。

毎月元金+利子分の利子が発生するため、借金は雪だるま式に膨らんでいきます。


結局Bさんだけの力ではどうにもできず、親に事情を話して全額返済してもらうことになりました。

<関連記事>:ヤミ金体験談(2):ヤミ金の返済が払えない!最後は親に泣きついた

3.返済ができず、ヤミ金で働くことになった

Cさんは26歳の頃、家賃が足りずにヤミ金から借入をしました。

その時すでに貯金はなく、いくつか持っていたクレジットカードも限度額一杯まで使っている状態でした。


Cさんは街中で見た広告の「ブラックでも融資します」という言葉につられ、ヤミ金だと知りながらも5万円を借ります。

しかし途中で返済ができなくなり、ヤミ金にその旨を伝えた結果、借金の肩代わりとしてヤミ金で働くことになりました。

<関連記事>:ヤミ金体験談(3):闇金で返済ができず、肩代わりにヤミ金に就職した怖い話

4.嫌がらせで自宅に警察を呼ばれた

会社員の男性Dさんは20代の頃に自己破産しており、銀行や消費者金融から借入できないためヤミ金を利用しました。

Dさんはキチンと返済していたにも関わらず、ヤミ金業者は「返してもらってない」と言いがかりをつけ、Dさんの職場や家族にも取り立ての電話をかけてきます。


しかしそれ以上に堪えたのは、「Dさんが事件を起こした」と警察にウソの通報をされたことです。

結局Dさんは嫌がらせに耐え切れず、警察に被害届を出すことにしました。

<関連記事>:ヤミ金体験談(4):090金融でヒドい取り立てに会い警察に被害届を出した

5. 踏み倒そうとしたら、家族や友人に取り立ての電話が

Eさんは22歳の時、はじめから踏み倒すつもりでヤミ金からお金を借りました。

ヤミ金も消費者金融と同じように、書面での催促だけだと思っていたからです。


しかし実際の取り立ては想像以上に厳しいものでした。

Eさんの携帯には一日に何十回も電話が来て、無視したら家族や友人、職場にまで取り立ての電話をかけられます。


最終的には直接Eさんの自宅まで、ヤミ金業者が取り立てに来ました。

<関連記事>:ヤミ金体験談(5):返済するつもりなくヤミ金でお金を借りる

6.実家まで逃げたのにヤミ金の取り立てが来た

Fさんは働いていたキャバクラの店長にだまされて、知らないうちにヤミ金から借入をしていました。

しばらくは返済できていましたが、収入が少なくなって途中で返済が滞り、ヤミ金の取り立てが来るようになります。


その頃ちょうどFさんは実家に戻る予定だったため、さすがに実家までは取り立てに来ないだろうと思っていました。

しかしヤミ金の取り立ては実家に帰ってからも続き、朝から夜中まで電話が来たり、家の近くまで来られたり取り立ては酷くなる一方でした。

<関連記事>:ヤミ金体験談(6):キャバクラ店長にだまされて、闇金に手を出した女


ヤミ金体験談についての、関連記事の一覧は下記をご覧ください。


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ヤミ金で困っている方へ!解決方法は?

ヤミ金の取り立てに困っているなら、弁護士に相談

ヤミ金そのものは違法行為ですが、脅迫や暴力行為がない場合は、警察も簡単に動かない可能性もあります。

その場合は、ヤミ金に強い弁護士に相談すると良いでしょう。


ヤミ金業者も自分たちがやっていることが違法行為であることは、十分理解しています。弁護士が出てくれば、大抵のヤミ金業者は引っ込みます。

もちろん、暴力など被害にあったときは、迷わず警察に通報してください。

<関連記事>:【元銀行員が解説】ヤミ金で困ったら、どこに相談すれば良い?

弁護士にもそれぞれ得意な分野があります。必ずヤミ金に詳しい人に依頼しましょう。

公的な制度を利用できないか調べてみよう

あまり知られていませんが、「生活福祉資金貸付制度」という公的な生活支援制度があります。

この制度を利用すれば安定収入のない人でも、緊急時に必要なお金や住環境の整備費を低金利で借りることが可能です。


この制度にも審査があり確実に借入ができるとは言えませんが、条件を満たしているなら申し込んでみる価値はあるでしょう。

生活福祉資金制度について詳しく知りたい方は、厚労省のホームページをご覧ください。

<外部の関連サイト>:生活福祉資金貸付制度 |厚生労働省

生活保護や失業保険など、利用できる制度がないか調べてみましょう。市の福祉課で相談するのも手です。

多重債務で悩んでいるなら、債務整理や自己破産も検討

多重債務で返済に困っている人は、債務整理や自己破産も検討した方がいいかもしれません。

これ以上借りられないからと言ってヤミ金に手を出すと、余計に苦しい思いをするハメになります。


債務整理をすれば返済負担を大幅に減らせる可能性もありますし、自己破産をすれば借金はすべてなくなります。

多重債務で悩んでいる方は、一度お近くの弁護士に相談してみて下さい。


もぐお

この記事の執筆者: もぐお

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