消費者金融でお金を借りるデメリットとは?

急にお金が必要なときに便利なのが消費者金融ですが、どちらかというと負のイメージが強いのも事実です。

また消費者金融の会社は大っぴらに話しませんが、それなりのデメリットもあります。


とはいえ、デメリットを前もって知っていれば、誤った使い方を未然に防ぐことができます。

今回は消費者金融を使うことの、デメリットについて解説します。

消費者金融を利用するデメリットとは?

消費者金融,デメリット

消費者金融を利用するデメリットとしては以下の4点が挙げられます。

1.銀行カードローンと比べて高金利
2.借り過ぎてしまうことがある
3.住宅ローンの審査に影響する可能性も
4.マイナスのイメージがある


ではそれぞれ解説していきます。

1.銀行カードローンと比べて高金利

消費者金融,高金利

消費者金融では上限金利が18%ほどなのに対し、銀行カードローンでは15%ほどです

3%の違いでも利息は大きく変わってきます。


カードローンの利息計算は、日割計算で算出されますが、10万円を借りた場合を例にして計算すると以下のようになります。

【銀行】
10万円(元金)×15%(実質年率)×365(年間日数)×30(借入日数)=1,232円

【消費者金融】
10万円(元金)×18%(実質年率)×365(年間日数)×30(借入日数)=1,479円


上記は10万円を30日間借入した場合の、発生する利息です。

上記は10万円の場合ですが、金額が大きくなるほど、銀行カードローンに較べて消費者金融の負担は重くなります。


少額だったり短期間の場合は良いですが、長期や(100万円以上の)大きい金額の借り入れには向いていません

<関連記事>お金を借りるならどっち?消費者金融 vs 銀行カードローン

2.借り過ぎてしまうことがある

消費者金融カードローンは、ローンカードがあれば全国のコンビニATMで借り入れができます。

スマホから管理画面にログインすれば、手軽に自分の口座に振り込み入金(=借入)ができます。


これほど便利なサービスのため、利用者にとっては使いやすいですが、ついつい何も考えずに借り過ぎてしまう方も少なくありません

借入ができる限度額が大きければ、それだけ無駄に借入してしまうこともあります。

<関連記事>【元銀行員が解説】消費者金融とは?サラ金との違いは?

3.住宅ローンの審査に影響する可能性も

消費者金融での借入がある場合、住宅ローンの審査に影響する可能性があります

銀行により審査基準は違いますが、基本的には少額であれば問題ありません。

ですが消費者金融に多額の借り入れがある場合、返済能力が乏しい・家計の管理能力が低いと判断され、住宅ローン審査に不利になることも多いようです。

4.マイナスのイメージがある

消費者金融,マイナスイメージ

<外部の関連サイト>:銀行カードローンに関する消費者意識調査 に関する報告−全国銀行協会

消費者金融で借入することに対する世論は、なかなか厳しいイメージが強いです。

借入にも、消費者金融以外に銀行やクレジットカード会社などありますが、中でもイメージがよくないのは消費者金融です。


全国銀行協会が公表している統計では、消費者金融の借入について8割強の人が、「必要があっても利用しない」と回答しています。

これは銀行カードローンの、5割という数字に比べてかなり高い数字であることが分かり、マイナスのイメージが強いことが分かる統計となっています。


消費者金融の負のイメージは、過去の高金利貸しや取り立てがあっていたことを背景に、イメージが払拭できていないことが一つの要因になっています。

<関連記事>:武富士はその後どうなった?栄光から転落・倒産・現在まで



消費者金融って、やっぱり怖いの?

消費者金融,怖い

消費者金融のイメージは、世間的に負のイメージであるのは事実です。

では実際、消費者金融って怖いサービスなのでしょうか?

世間の1割弱の人が利用

世間では怖いと思われている消費者金融ですが、実際は、世間の約1割の人は実際に利用しています

上の統計から見ると、世間的に負のイメージを持たれているものの、意外に多くの人が消費者金融を利用していることが分かります。


みんな、「消費者金融で借りている」と大っぴらに言わないだけで、意外と借りているんですね。

消費者金融のイメージが、少しでも改善されれば、その分利用者の数が増えていくかもしれませんね。

<関連記事>:消費者金融の取り立ては怖い?その実態を教えます

貸金業法の改正により、使いやすいサービスになった

消費者金融は、以前と比べるとはるかに利用しやすくなっています。

その背景には、2006年の貸金業法が改正されたことが大きいです。


出資法の上限金利が、20%に引き下げられ、高金利の貸出が規制されることになりました。

これにより、キャッシング利用者の利息負担がかなり軽くなりました。


さらに、貸金業者による取り立ての規制も厳しくなりました。

理由もなしに深夜に自宅に押し掛けたり、家族に返済を迫ったりすると、営業停止処分もありえます。

また、「年収の3分の1以上は借入ができない」とする総量規制が導入され、多重債務に陥るリスクを減らす仕組みも加わりました。


このように消費者金融のサービスも、時代を追うごとに改善されていき、一方的に貸金業者側が有利だと言われていましたが、それも徐々に解消されてきました。

負のイメージが根強く残っているのは事実ですし、借り入れ制限があるとはいえ、限度額ギリギリまで借りれば、返済負担に苦しむことにはなるでしょう。

それでも、「消費者金融が怖い」というイメージは、過去のものであることが分かります。

<関連記事>:貸金業法とは?分かりやすく解説!



消費者金融のデメリットを防ぐには?

消費者金融,デメリット

消費者金融のデメリットを防ぐには、どういった方法があるでしょうか?

必要最低限の借り入れのみ!

消費者金融での借入は、とても簡単ですので、枠があるほど自分のお金だと感覚がマヒして必要以上に引き出してしまいます。

まずは、必要最低限のお金しか使わない!という意識を持つことが絶対です。


上でも書いた通り、現在は総量規制により年収の1/3を超える借り入れができません。

ですが、限度額ギリギリまで借りて急にリストラにでも合ったら、途端に返済に行き詰ることになります


場合によっては、他の消費者金融からお金を借りて返済するという、多重債務になりかねませんので、注意しましょう。

<関連記事>:消費者金融で10万円・30万円・50万円の利息は?

延滞は絶対にNG

信用情報機関

消費者金融の利用にあたって、延滞(=返済遅れ)は絶対にしないことです!

延滞の情報は、CIC((株)シー・アイ・シー)やJICC(日本信用情報機構)、JBA(全国銀行協会)と言った信用情報機関を通じて、消費者金融の各社は閲覧することができます


1度でも延滞すれば、信用情報に傷がつき、今後5年は新たな借り入れができなくなります。

延滞をしないためには、毎月どのくらいなら無理なく返済できるか、返済能力を把握しておくことが大事です。

住宅ローンの申し込み前には完済しよう

もし近い将来、住宅ローンの申込みを検討されているのであれば、消費者金融の利用は避けた方が無難かもしれません

必要があって利用する場合には、住宅ローンの申込み前までに完済するのが理想的です。

延滞と同じく、消費者金融での借入は、銀行も信用情報機関を通じて閲覧ができます。


先ほども書いた通り、少額の借り入れなら審査に影響しないと思われますが、可能なら消費者金融のカードローン枠は完済・解約しておく方が無難でしょう。

完済が難しい場合は、せめて出来る限り借入を減らすようにして申込むように心掛けましょう。

<関連記事>:消費者金融・カードローンの完済と解約は何が違う?



以上、消費者金融のデメリットについて説明してきました。

消費者金融のデメリットは、自分自身が意識していれば、補える点もあります。

まずはそれを理解していただくことが大切だと思いますので、1人でも多くの方々に理解いただけたら嬉しいです。

この記事のまとめ

  • 消費者金融のデメリットは、金利がやや高い・借り過ぎの恐れ・住宅ローンへの影響・負のイメージの4つ
  • マイナスイメージの強い消費者金融だが、世間の1割の人は使っている
  • 貸金業法の改正を通じて、消費者金融はクリーンなキャッシングサービスになった
  • 消費者金融の利用にあたっては、借り過ぎないこと・延滞しないことが大切

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