お金を借りるならどっち?消費者金融 vs 銀行カードローン

手軽にお金を借りる方法の代表例として、「消費者金融」と「銀行カードローン」の2つがあります。

これらの名前は聞いたことがあっても、その違いをキチンと説明できる人は少ないと思います。


また中には、「消費者金融と銀行カードローン、どっちを選べば良いの?」と悩んでいる人がいるかもしれません。

今回は、消費者金融と銀行カードローン、どちらで借りるのが良いのか見ていきます。

消費者金融と銀行カードローン、何が違うの?

消費者金融と銀行カードローン、何が違うの?

消費者金融と銀行カードローンについて、基本的なサービス内容は同じです。

この2つは、貸し手の業態によって区別されています。

消費者金融カードローンとは?

消費者金融が取り扱うカードローンを、「消費者金融カードローン」と呼びます。

消費者金融とは、一般の個人に対して、無担保での融資を行う貸金業者のことです。


たとえば、CMでもおなじみのプロミスやアイフルなどは、大手消費者金融に含まれます。

<関連記事>:【元銀行員が解説】消費者金融とは?サラ金との違いは?

銀行カードローンって何?

「銀行カードローン」とは、銀行が取り扱うカードローンを指します。

無担保でお金を借りられる点では、消費者金融と変わりません。


銀行カードローンは、三井住友銀行などのメガバンクはもちろん、地方銀行やネット銀行でも取り扱われています。

消費者金融も銀行カードローンも、借入枠の範囲で何度でも借り入れできます


消費者金融と銀行カードローン、比較のための5つのポイント

消費者金融と銀行カードローンには細かな違いがあり、異なる強み・弱みを持っています。

ここでは5つのポイントに着目して、消費者金融と銀行カードローンを比較してみましょう。

1.金利は銀行カードローンの方が低い

住宅ローンや自動車ローンなど、使い道が限定されたローンと比べて、カードローンの金利は高くなっています。

では、消費者金融と銀行で、カードローン金利の違いはあるのでしょうか?


下の表では、大手消費者金融と銀行カードローンの金利をまとめました。

<消費者金融>

消費者金融カードローン 金利
プロミス 年4.5%~17.8%
SMBCモビット 年3.0%~18.0%
アコム 年3.0%~18.0%
アイフル 年3.0%~18.0%


<銀行カードローン>

銀行カードローン 金利
三井住友銀行カードローン 年4.0%~14.5%
三菱UFJ銀行 バンクイック 年1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%
オリックス銀行カードローン 年1.7%~17.8%

消費者金融の上限金利は18%程度であるのに対して、銀行カードローンの金利は上限15%程になっています。

初めての借り入れの場合、上限金利が適用されるケースがほとんどです。


そのため金利で選ぶなら、銀行カードローンの方が有利と言えます。

ただし一部の消費者金融では、一定期間の無利息サービスを行っています。


たとえばプロミスなら、初めての利用であれば、最大30日間の利息が0円です。

短期間で返済できる場合は、消費者金融で無利息サービスを利用した方が、お得になるケースもあります。

初回利用で少額の借り入れなら、無利息サービスの方が利息が安くなるかも!?

2.審査の厳しさ

銀行カードローンの方が審査が厳しい

金利が低い分、銀行カードローンの審査は厳しめです。

「消費者金融の審査には通ったのに、銀行カードローンの審査に落ちてしまった」というケースもしばしばあります。


銀行の審査に通れるか不安な人は、消費者金融を検討してみるのも良いでしょう。

消費者金融の審査について、詳しくは以下のページをご覧ください。

<関連記事>:【元銀行員が解説】消費者金融の審査基準について

3.審査スピード/即日融資

銀行カードローンの場合、「反社チェック」に時間を要するため、審査結果の回答は最短でも翌日になります。

反社チェックとは、申込者が反社会的勢力に該当しないことを確認するためのチェック作業です。


したがって銀行カードローンでは、即日融資に対応していません。

一方、消費者金融なら、最短30分で審査結果が出て、その日のうちに借り入れまで可能です。

<関連記事>:【元銀行員が解説】銀行カードローンで即日融資ができない理由は?

即日融資を受けるためには、消費者金融を選ぶ必要があります。

4.銀行は総量規制の対象外

消費者金融は、貸金業法の適用を受けるため、「総量規制」の対象です。

総量規制の主な内容は以下の2つです。


・借り入れの合計を年収の1/3までに制限

・収入証明書類の提出義務


対して銀行は、銀行法の適用対象であり、貸金業法の適用を受けません。

そのため銀行カードローンは、総量規制の対象外であり、年収の1/3を超える借り入れも可能です。


しかし最近では、総量規制を意識して、貸し出しを抑える銀行が増えています。

<関連記事>:【元銀行員が解説】総量規制とは?その例外とは?

5.ブランドイメージ

銀行は、世間一般からの信頼度が非常に高い傾向にあります。

下の表は、銀行カードローン利用者を対象に、銀行カードローンを選んだ理由を調査した結果を表しています。

銀行カードローンを選んだ理由

<出典>:銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告‐全国銀行協会より作成


グラフから分かる通り、銀行カードローンを選んだ理由の第1位は「銀行なら安心だから」です。

これは他の項目と比べて、非常に大きな割合となっています。

銀行のカードローンなら安心感があって、消費者金融に抵抗がある人も利用しやすいですね


消費者金融vs銀行カードローン、どっちで借りる?

消費者金融vs銀行カードローン、どっちで借りる?

ここまで、消費者金融と銀行カードローンの違いを解説しました。

では結局のところ、消費者金融と銀行カードローンでは、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

即日希望なら消費者金融

上にも書きましたが、銀行カードローンは即日融資に対応していません。

そのため即日融資を希望する場合、必然的に消費者金融を選ぶことになります。


即日カードローンを選ぶ上で、重要なポイントの一つが「契約機の設置台数」です。

特に土日祝日の即日融資は、スマホ完結に対応した会社が少ないため、契約機を利用するのが一般的です。


以下の表に、大手消費者金融における契約機の設置台数をまとめました。

消費者金融 設置台数(推定)
プロミス 1800台超
SMBCモビット 1100台超
アコム 1000台超
アイフル 800台超

大手消費者金融なら、全国各地に契約機が設置されています。

それに対して中堅の消費者金融の契約機は、多くても10台前後です。


契約機の数が多ければ多いほど、移動の手間や時間を節約できます。

<関連記事>:【元銀行員が解説】即日融資で今日中にお金を借りるには?

利便性で選ぶなら、大手消費者金融がおすすめです

金利重視なら銀行カードローン

低金利にこだわるなら、銀行カードローンを選びましょう。

金利が高ければ高いほど、利息の負担は大きくなり、支払総額は増えてしまいます。


支払の負担を抑えるためには、金利が低いカードローンを選ぶのが一番です。

ただし低金利の銀行カードローンは、審査が厳しめである点に注意しましょう。

<外部の関連サイト>:元銀行員がおすすめの銀行カードローンを紹介します!

消費者金融vs銀行カードローン、結果は?

ここまで見てきた内容を、以下の通り、一覧にまとめました。

消費者金融 銀行カードローン
金利 高め
(上限18.0%)
低め
(上限15.0%)
審査の厳しさ 普通 厳しい
審査スピード 早い 遅い
即日融資 不可
総量規制 対象 対象外
ブランドイメージ 良くない 良い

消費者金融と銀行カードローンでは、それぞれ異なる強み・弱みを持っています。

どちらを選ぶべきかは、その人が重視するポイントによって変わるため、一概には言えません。


申し込む前に、自分がお金を借りる目的と照らし合わせて、選ぶ基準を整理すると良いでしょう。

急ぎで借りるなら消費者金融、安く借りるなら銀行カードローンがぴったりです



以上、消費者金融と銀行カードローンについて、どちらを選ぶべきかを解説しました。

今回ご紹介した内容を参考にして、自分の希望に合ったカードローンを見つけてください。


この記事のまとめ

  • 貸し手の業態によって、「消費者金融カードローン」と「銀行カードローン」に分かれる
  • 銀行カードローンの方が金利が低い分、審査は厳しめ
  • 即日融資に対応しているのは消費者金融だけ(銀行カードローンは即日不可)
  • 消費者金融は総量規制の対象(銀行カードローンは対象外)
  • 急ぎで借りたいなら消費者金融、安く借りたいなら銀行カードローンがおすすめ

あいこ

この記事の執筆者: あいこ

元銀行員のアラサー女子。キャッシング初心者のため、今日も分かりやすく解説します!プロフィールはコチラ


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