ヤミ金体験談(4):闇金で返済ができず、肩代わりにヤミ金に就職した怖い話

新潟在住37歳。男性です。

闇金を利用した当時は東京在住。26歳の頃です。

高卒で就職した会社を退職して、一年ほどたった頃でした。


登録制の派遣会社で日雇いの仕事をしながら、就職活動中でした。

給料は手取りで月によって違いましたが、平均15万ぐらいだったと思います。

なぜヤミ金でお金を借りようと思ったか

借り入れした当時は、1年間就職活動をしていました。

ですが中々新しい会社も決まらず、派遣の仕事だけでは、日々の生活も苦しかったのを覚えています。

生活苦に加え、クレカも限度額一杯まで使っていた

当時家賃9万のマンションに住んでいましたので、月々の家賃や光熱費が足りない時に使っているうちに、以前の会社の時の貯金を使いきっていました。

その上いくつか持っていたクレジットカードも、限度額一杯まで使っていました。


当然その状態だと、新しく申し込んだクレジットカードや消費者金融のカードも通るはずがありません。

かといって地元で就職するのが嫌で、強引に東京で就職を決めて地元を出てきたので、実家に頼るのも気が引ける状態でした。

派遣の仕事が足りなく、どうしても家賃が足りない状態に

ある時派遣の仕事が少なく、どうしても家賃が3万円足りないことがありました。

引き落としも間近に迫っていたので、とにかくどうにかしないといけないと思い、方法を必死に考えました。


結果、ブラックでも融資しますという言葉につられて連絡をしたのが、ヤミ金でした。

怖いという思いよりも、その時はどうにかしないといけない、という思いが強かったのだと思います。

実家に連れ戻されるのが、嫌だったのもあったかもしれません。

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どうやって会社を選んだか

当時、郵便受けに金融業者のチラシやダイレクトメールが、よく入っていました。

そこに一度電話をしてみたのですが、今で言う融資保証金詐欺のような感じでした。


保証金を入れてくれたら、ご希望の金額を融資しますと言われました。

当然振り込むお金もありませんし、そんな金があったら電話しねーよと思った事がありました。

キッカケは、街中で見かけた電柱のチラシ広告

そんな事があったので、この時もどうせすぐには貸してもらえる業者はないだろうと思い、街を歩きながら探していました。

ふと電柱に貼ってあるチラシに気づいてよく見ると、金融業者のチラシでした。

電柱にチラシを貼っている業者がまともな業者だとは思いませんでしたが、会社の所在地が近かった事もありその会社に決めました。



キャッシングの詳しい経緯

いきなり会社に向かうのはやはり怖かったので、まずは電話をしてみる事にしました。

携帯からかけると、すぐに相手が電話に出ました。

電話口は、関西弁の女性

関西弁でしたが、穏やかな口調の丁寧な女性が電話で対応してくれました。

「即日融資希望ですか?希望金額はどれぐらいですか?」と電話で聞かれたので、私は即日融資希望である事、希望金額は5万円である事を伝えました。

すると、融資可能だと思われますので一度事務所に来てください、と言われました。

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身分証と印鑑を持ってくる事と、最寄り駅に着いたら電話が欲しいといわれたので、その2点を持って闇金の最寄り駅に向かいました。

最寄り駅に着いたので連絡を入れると服装を聞かれ、答えるとそのまま待っていて欲しいといわれました。


10分ほどで迎えが来たと思います。確か細身でスーツの似合う男性でした。

その男性に事務所に案内されました。

予想外にキレイなビルで驚く

綺麗なオフィスビルのような場所に案内されたので、そこでまず驚きました。

まともな業者じゃないと思っていたので、雑居ビルの1室辺りに案内されると思っていたからです。

事務所ではデスクの前の椅子に座るように言われたので座ると、コーヒーと申し込み用紙が出てきました。


申し込み用紙をキチンと埋めるように言われ、借り入れ状況など嘘偽りなく書いてください、嘘をついても調べれば解りますから、と何度も念を押されました。

元々、嘘を書く気もありませんでした。


氏名・住所・電話番号・家族構成・勤務先の情報・勤続年数・借り入れをしているカード会社と、金額などの必要項目をすべて埋めていきました。

急に、坊主頭の男性が来る

書き終わったので声をかけると、体格がよく坊主頭でサングラスをかけた強面の男性が、こちらに来ました。

そして記入した用紙を見て、「何でお金を借りようと思ったのか?電柱にチラシを貼る会社が普通だと思ったの?」など聞かれました。


私は正直に、「普通だとは思わなかったけれど、家賃がどうしても足りないので、どうにかしたいと思い連絡した」旨を伝えました。

「じゃぁ、とりあえず会社に在籍しているか確認するから、この電話を使って会社に電話をして、何か普通に会話をしろ」と言われ、事務所の電話を差し出されました。

言われるがまま、事務所の電話で派遣の会社にかけました。


電話をかけ始めると、強面の男性は隣の机の電話の受話器を持ち上げ、耳に当てました。

私は言われたとおりに何か話さないと駄目だと思い、翌日の仕事の確認など5分ぐらい会話をしたと思います。


その後強面の男性から切っていいという合図が出たので、電話を切りました。

今考えると、別の電話で会話を聞いていたのではないかと思います。

金利は1週間で3割!

在籍の確認が取れたので、融資の話に入りました。

強面の男性にいくら融資して欲しいのか聞かれたので、私は電話でも答えたとおり5万円欲しいと伝えました。


それを聞いた相手の男性は、

「5万円融資することは可能だけど、うちはよそと比べて金利が高い会社だ。1週間で3割だから、最低でも来週には金利分の15,000円は入れてもらわないとならない。それでも本当に借りていくのか?」

というような事を言われました。


「それでも構わないから貸して欲しい。返済はキチンとしていきます。」そんな風に私は答えたと思います。


その後社長に最終的に判断を仰ぐから、少し待っていて欲しいといわれました。

しばらくして先ほどの強面の男性が、お金を手に戻ってきました。


そこでさらに説明があり、

「5万円の融資だけれど、最初の1週間分の金利をあらかじめ抜いて渡すので渡せるのは35,000円です。それでもよければこの借用書にサインをお願いします」

といわれました。


私はそれでも構わないと言い、35,000円を受け取り50,000円の借用書にサインをしました。

その後、必ず来週金利分だけでも入れる事、連絡は常につくようにしておくことなどを念押しされ、私は事務所を後にしました。

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借りたお金はその後どうなったか?

借りたお金は、その日のうちに家賃の引き落とし口座に入れました。

不足分の30,000円をいれて余った5,000円は、まともなご飯も食べていなかったので、食材や飲み物を購入しました。

その時はよかったのですが、それからの返済が大変でした。

派遣の仕事の状態では家賃とかの分を残すと、1週間に15,000円を作るだけでもきつかったのです。

とうとう、返済に行き詰る

それでも割りのいい仕事を選んでやっていたので、最初の3回までは何とか金利分だけでも返済する事は出来たのです。

しかし、そうそう割りのいい派遣の仕事が続くわけでもなく、4回目の返済日の一日前にはとうとうお金が足りなくなりました。

仕事量も減っていたのでどうやっても、15,000円用意できなかったのです。


返済日当日に足りないと言いに行くぐらいならと思い、そのまま前日に事務所に行きました。

その日は、最初に訪れた時に案内してくれた細身の男性しかいませんでした。

借金の肩代わりに、ヤミ金で働くように言われる

どうしてもお金が用意できなかった事、仕事の量が減ってしまい来週の返済日にまとめての返済も難しい事を説明し、何度も頭を下げました。

最初のうちは細身の男性も、

「そんな事を言われても、こちらとしては返済を絶対にしてもらわないと困る。待つことは出来ない」

と言っていたのですが、何度もお願いしているうちに、「そこまで言うなら、うちの会社で働いて返済せんか」と言ってきました。

「うちで働くなら、日々の給料から借金を天引きしたる。その代わり日曜以外は、仕事してもらう事になる」と言われました。


私は借金の返済が滞る事がなくなるし、毎日仕事があるというならとその申し出を受けました。

明日の朝にまた来てくれと言われましたので、その日は帰宅しました。

翌日事務所に訪れると、その闇金の社長がいました。

そこで返済と、仕事の内容に関しての説明を受けました。

元金金利などの条件は、貸し付けた時の条件のまま。

ヤミ金の待遇は、思ったほど悪いものではなかった

給料は日当で8,000円払う。その内半分は借金の分として天引きする。

仕事の内容は電柱にチラシを貼る、タクシーの運転手にティッシュを配るなどの宣伝や、事務所の掃除などの雑用でした。

その会社で働いて一月が過ぎる頃には、ヤミ金の借金は返済し終わりました。

返済が終わった後も、半年ぐらいは働いていました。


給料が派遣よりもよかったというのもありますが、他の従業員の方も付き合ってみると意外に普通でした。

飲みに連れて行ってもらうなど、可愛がってもらえたのが大きかったかもしれません。

その後、弁護士に相談が多数寄せられ、警察の立ち入りが入るという情報が入ってきました。

その時細身の人に、先輩がやっているWEB関連の会社を紹介してやるから、お前はこんな仕事早く抜けろ、と言われました。

それがそのヤミ金と関わった最後でした。


(まとめ)ヤミ金の利用を考えている人へのアドバイス

私の場合は利用したヤミ金の従業員の方の提案で、運よく働ける事になり返済が出来ました。

しかし、こんな事はまずありえません。

自分だけではなく、身内にまで迷惑がかかるようなひどい事になる確率の方が、圧倒的に高いです。


私が働いていた間にも、返済のために風俗に働きにいった女性や、遠方の作業場に行かされた男性などもいました。

なので、利用をする前にもう一度だけでも方法がないか考えてください。

自ら危険に飛び込むような事はやめましょう。

また、現在ヤミ金を利用している方は弁護士に相談するなど対処法を考えましょう。

しかるべきところに相談すればキチンと対応してくれます。


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