ヤミ金体験談(7):返済するつもりなくヤミ金でお金を借りる

生まれも育ちも熊本県で、闇金に初めて手を出した当時の年齢は、22歳の時でした。

その時はJA勤務で手取りは20万円ほどでした。


なぜヤミ金でお金を借りようと思ったのか

私は22歳で大学を卒業して、就職しました。

学生時代の時友達に教えてもらったパチンコとお酒がとても好きで、毎日のようにパチンコをしたり、飲みにいったりという日々が続いていました。

パチンコで大勝した時には、友達を大勢誘って自分の奢りで飲みに行ったりもしました。

そういった事を繰り返しているうちに私は、大勢の人と飲みに行くことの楽しさを覚えてしまい、一人で細々と飲むことができなくなりました。

友達に毎回おごってるうちに、お金が続かなくなった

そこで休日の前の日は友達を誘って飲みにでていたのですが、その誘い文句が「パチンコ勝ったから飲みに行こう」でした。

もちろんそんなに毎回、パチンコで勝てるわけがありません。

しかし友達に大きい顔をしたい私は、給料を切り崩してまでも、友達に飲み代を奢ることに優越感を感じていたのです。


しかしそれにも限界がきます。1回の飲み代で5~6万は使ってしまうので給料では、まかなえなくなってきました。

そして私が考えたのは「消費者金融」です。

消費者金融はCMなどもよくテレビで見ていたし、なんとなくクリーンなイメージがあったために、利用することに全く躊躇することはありませんでした。

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初めは消費者金融のキャッシング

契約もとても簡単で、即日お金を借りることができました。

最初の借入額は5万円でした。

私は給料がでたら、この5万円はすぐ返そうと考えていたのですが、実際はそう甘くありませんでした。

いざ給料日になると、この5万円を返すのがとても惜しい気持ちになるのです。


もしかするとこの気持ちに、共感できる人がいるかもしれません。

普段の買い物で5万円支払いすれば5万円分の商品が手に入るのですが、この5万円は支払ったとしても何も返ってきません。

これが、ものすごく勿体ない気持ちにさせてしまうのです。


そして私は、この5万円はパチンコに勝ってお金に余裕ができた時に返そうと、バカな考えに至ってしまいました。

借金を返さないどころか、借入額をどんどん増やしていってしまっていたのです。

気づいた時には借金は、100万円になっていました。

それでも私は、全く危機感を感じていませんでした。

何故なら話に聞くような怖い取り立てのようなものが全くなく、すべて書面だけでの催促だったからです。

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消費者金融の審査に通らなくなる

そしていつものようにまたお金を借りようと、新規で別の消費者金融から借入をしようと契約しにいったのですが、審査が通りませんでした。

そんなこともあるだろうと、ネット検索して審査が激甘と書いてあった消費者金融なら通るだろうと思ったのですが、そこも審査は通りません。


私は少し焦りました。

この焦りは、借金が増えた焦りでもお金が借りれない、といった焦りでもありません。

この焦りは、もう友達に大きい顔をすることが出来ない、飲みに行けない、パチンコが出来ないといった焦りです。

このような状況でも私はこのようなことを考えていました。そこでヤミ金に手を出してしまうのです。


どうやって闇金の会社を選んだか

私は、消費者金融で借入できなくなったブラックの人でも、借りることができるところがどこかないか探していました。

しかしそういった業者を探すのは容易でした。

「ブラックでも借り入れできる!090‐××××‐××××」と書いてある貼り紙が電信柱に貼ってあったり、インターネット検索でも、大量にそのような業者が出てきました。

そこで私は、電信柱に貼ってある貼り紙に、実際に電話してみることにしました。

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ヤミ金でのキャッシング、詳しい経緯

ヤミ金というと、テレビやネットなどの情報で怖いイメージというのがありましたので、ドキドキしながら電話をしました。

しかし電話口の声はとても穏やかで優しい感じだったので、少し安心したのを覚えています。

そこで担当者の方が事務所の住所を教えてくれて、そこまで実際に出向いてほしいとのことだったので、後日その事務所を訪ねました。

中に入ってみると、そこはごくありふれたオフィスでスタッフも、真面目そうな人たちばかりでした。

ヤミ金の申込で、親兄弟・友人の連絡先を書かされた

その後私は応接室に案内されて、申込書に必要事項を書き込みました。

その記入内容は、勤務先の連絡先や勤続年数・今現在借り入れがいくらあるのか、など消費者金融と同じような内容でした。

しかし、消費者金融と少し違うところが、親兄弟の連絡先・友達の連絡先などを記入する欄があったところです。

周りをがちがちに固めて、逃げられないようにする為なのだろうと思いましたが、そこは正直に記入しました。 

記入後、担当者がきて説明してくれたのですが、その第一声が「うちはトサンだけど大丈夫?」でした。

金利は1000%!けど、初めから返すつもりはなかった

私は「トサンってなんですか?」と聞くと「10日で3割の利子ってことだよ」と説明されました。

つまり10万円借りたら、10日後にはその返済額は13万になっているということです。

運営者注:トサンは年率に直すと1095%で、法定上限金利の20倍以上です)


実際にこんな暴利があるのか!と驚きましたが、はなっから返済する気が、ほとんどありませんでした。

なので、まぁいいかぐらいしか考えていなくて、全く躊躇する気持ちはありませんでした。


そして正式に申し込みをすることになり、私は10万円の借入を希望しました。

しかし担当者は鼻で笑い、「お客さん、他で借入できないような見ず知らずの人に、10万円も貸す人がどこにいる?」と言われました。

<関連記事>:【元銀行員が解説】消費者金融の金利・利息の計算方法について

最初は少額借り入れからスタート

「とりあえず今は、これだけしか貸せないよ」と3万円渡されました。

それを7日後の給料日に5万円にして返してくれれば、次は6万円貸すからと言われたので、私は了承し、3万円だけ融資してもらいました。

すぐに私はヤミ金の事をインターネットで調べたました。

すると、「信用貸付」といって、最初は少額貸し付けをして少しずつ貸し付け額を上げていく、ヤミ金業者の中では基本的なやり方みたいでした。

確かにブラックの人にお金を貸し付けするのですから、ヤミ金業者もそれなりのリスクを背負っているので、ある程度の信用は必要なので仕方ないかなと感じました。


借りたお金はその後どうなったか?

それから約束の給料日がきましたが、私は返済しませんでした。

なぜなら消費者金融のように、書面だけでの催促だと思って舐めていたからです。

ヤミ金の取り立ては、想像を上回る厳しさだった

実際はそんな生ぬるいものではなく、最初は私の携帯に何十件もの不在着信があり、それを無視し続けていたら、次は家族や友達、職場にまで電話がかかっていました。

それだけではなく、今度は私のアパートにまで取り立てに来るようになったので、さすがにびびりました。

私は居留守を使う事は出来ずに、思い切って玄関先までいくと、そこにはカタギとは思えない、プロレスラーの様な体系の人がいきり立っていたのです。


「ねぇ、なんで逃げてんの?お金借りたんでしょ?借りたものは返さないとだめって、子供でも分かるんじゃない?」と言われました。

さすがに私も観念して、次の給料日に返しますと言ったのですが、その返済額は10万円にも膨らんでいました。

しかしこんなことはもう終わりにしたいと思った私は、給料日にきっちり10万円返済しました。

ヤミ金は返済したものの、友人を失い、家族とも疎遠に

無事返済してヤミ金との関係は断ち切ることはできたのですが、その代償はあまりにも大きかったです。

会社では周りの視線が気になって、私自身が耐えきれなくなって辞めてしました。

友達からは「借金まみれのろくでもない奴」というレッテルを貼られてしまい、家族とも疎遠になってしまいました。



ヤミ金の利用を考えている人へのアドバイス

これからヤミ金を利用しようと考えている方へ、アドバイスさせていただきます。

ヤミ金を利用しようと考えているという事は、たぶんあなた自身他で貸し付けしてもらえない、ブラックなのでしょう。

借りたお金を返さずにきたからこそブラックになったような人が、ヤミ金で融資してもらっても返済できるわけがありません。

借金の踏み倒しは、周りにも大きな迷惑をかける

お金を借りようと考える前に、お金を稼いで今の状況を打破することを、考えた方がいいかもしれません。

それでもヤミ金を利用しようと考えているのならば、一度実際に借りてみてはいかがでしょうか?

ただ踏み倒そうという考えだけは、絶対にやめたほうがいいでしょう。

踏み倒すことで、会社・家族・友達などあなたの周りにいる人すべてに、迷惑がかかってきます。

そのすべての人たちを失ってもいい覚悟があるのならば、踏み倒してもいいかもしれませんが。


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