消費者金融の借り入れでトラブルに!注意点は?

お金が足りなくて生活に困ったとき、気軽にキャッシングできるのが消費者金融です。

ですがその気軽さゆえに、つい借り過ぎてしまい、後々にトラブルになるケースも時々あります。


その他、他人が勝手に借りてた、みたいなトラブルもあります。

今回は、消費者金融のキャッシングでどういったトラブルが多いか、そのトラブルの回避法は何か、など解説します。

消費者金融のトラブル、どんな種類がある?

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無理な借り入れをして、返済ができないというトラブルは代表的ではありますが、その他にもトラブルは色々あります。

(その1)他人に名義を使われる

借金をするには、昔は消費者金融に直接出向いて借りなければいけませんでしたが、今はスマホだけで申し込みできる消費者金融も数多くあります。

このため、身分証明書の不正のリスクが高くなっています。


過去には実際に、身分証明書(運転免許証)をなくして、発見するまでの間、知らぬ間にカードローンの申し込みをされた事件がありました

身に覚えのない借金の返済で消費者金融から電話があり、自分名義でカードローンの借り入れがされていたことを知ることになります。


後日判明したのは、勝手に名義を使っていたのは知人でした。

この知人は男性の運転免許証を使って、消費者金融の審査を通過していました。

このように、身分証明書の管理が甘いと、自分の名義を勝手に使われ、トラブルに巻き込まれるリスクはあります

<外部の関連サイト>:身に覚えのないカードローン(相談事例と解決結果)_国民生活センター

(その2)多重債務、返済不能

多重債務,返済不能

複数の貸金業者から借り入れをして、返済が難しくなっている状態が多重債務です。

ある会社から借り入れたお金を返すために、また別の消費者金融からお金を借りるといった悪循環に陥る場合もあります。


実際、収入が減少して生活費やローン返済のための借り入れが重なったケースや、無計画な買い物のために、いくつもの貸金業者から借金をして、返せなくなっているケースもあります。

収入に対する返済金額で生活を圧迫されるようになり、返済するメドが立たなくなる状態が返済不能です。


総量規制(=年収の3分の1を超える融資を原則禁止)という規則により、多重債務や返済不能のトラブルは相当減りました

とはいえ、リストラなどによる収入の減少、無計画な支出などにより、返済トラブルに追い込まれる人は一定数います。

<関連記事>:多重債務者とは?借金解決の方法は?


(その3)悪質な取り立て

現在では、消費者金融の取り立ては貸金業法で厳しく規制されています。

私生活や仕事の妨げになるような取り立ては禁止されていて、違反すると罰則の対象になります(貸金業法の第21条「取立行為の規制」)

具体的には、以下の取り立ては全て違法です。

・早朝や深夜に訪問したり、電話・FAXする
・自宅以外に訪問したり、電話・FAXする
・張り紙などで、借金の存在を周囲にバラす
・債務者以外の人(たとえばその家族)に代わりに借金を返済するよう迫る


(注):消費者金融からの電話連絡に全く出ない場合、早朝・深夜の訪問などが認められる場合があります。

消費者金融から電話が来たら、なるべく出るようにしましょう。


これらに違反すると、営業停止処分もありえます。

大手の消費者金融でしたら、こうした取り立て行為を行うことは、まずありません。

<関連記事>:消費者金融の取り立ては怖い?その実態を教えます

(その4)中小の消費者金融やヤミ金

貸金業法という法律があるため、正規の消費者金融では、取り立てに関するトラブルは起こりにくいです。

ですが、一部の中小の消費者金融は法律に対する意識が甘く、違法な取り立てをする可能性があります


また、いわゆるヤミ金は、法律に違反した営業経営をしています。

違法な取り立てはもちろん、金利設定も年利20%超えと法律を違反していることが多いです。

ヤミ金は貸金業の登録をしていないため、ムチャな行動がとれるのです。



消費者金融のトラブルに巻き込まれた!解決方法は?

名義,勝手に使われた

勝手に名義を使われたら、まずは消費者金融に連絡

自分の名義が勝手に使われ借金されたとしても、その借金を返さす必要はありません

勝手に名義が使われたことを証明できれば、返済の義務は生じないのです。

しかし、放置はいけません。しかるべき措置をとりましょう。


まず消費者金融に、その借金が自分のものでないことを連絡しましょう。

早ければ、この段階で会社側は自分たちのミスを認め、あなたへの取り立てを止めるはずです。


これでも会社側が非を認めない場合は、自分が借金してないこと(=返済義務がないこと)を示す内容証明郵便を送ります。

それでも取り立てが止まらない場合は、国民生活センターに相談しましょう

必要に応じて警察に被害届を提出しましょう。

返済が難しい場合は債務整理を検討

債務整理により、債務を少しでも軽くすることができます。

債務整理の方法として、「任意整理」「個人再生」「自己破産」などがあります。


債務整理の利点は、一部(場合によっては全額)債務が免除されること、取り立てが止まることです。

免除される割合は、どの手続きをするかで違います。

任意整理は利息の返済が免除されるだけですが、スピーディーに手続きができ、手早く取り立てを止めたい人にはオススメです。


債務整理をするにあたって、注意すべき点が2つあります。

一つは、(よほどの知識と経験がないと)個人でやるのは難しいので、専門家(できれば弁護士)に依頼すべきです。


もう一点は、債務整理をすると「信用情報」に傷がつき、完済してから5年から10年の間は新たな借り入れができなくなります。

債務整理は確かに便利ですが、最後の手段に取っておくべきです。

<関連記事>:【元銀行員が解説】消費者金融の債務整理で抑えておきたいこと

違法行為に対しては、警察など公的機関に相談を

先ほども説明した通り、消費者金融による取り立てには、厳しい制約が設けられています

違法な取り立てに対して、債務者は消費者金融を訴えることができます。


電話の音声を録音しておくなど、証拠を残し、プライバシーを侵害され精神的な苦痛を受けたと、慰謝料を請求することができます。

違法な取り立てを受けたら、警察に連絡するのも手です。

勝手に自宅に入るのは住居侵入罪、乱暴な言葉を使うのは恐喝罪に当たります。


身の危険を感じたら、すぐに警察に連絡しましょう

その他困った場合には、国民生活センターや弁護士、司法書士に相談しましょう。

一人で悩まずに、専門家に相談することが大切です。

<関連記事>:消費者金融による悪質な取り立ては訴えることができる?



消費者金融でトラブルに合わないための注意点

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ここまで、消費者金融にありがちなトラブルと、巻き込まれた場合の対処法について見てきました。

ですが一番なのは、そもそもトラブルに合わない方法です。

以下では、トラブルに合わないための対策について紹介します。

身分証明書は厳重に管理すること

自分の名義を使われないためには、他人に身分証明書を貸さないことが大事です。

家族間での貸し借りも絶対にダメです。

身分証明書は大事に保管し、出かけるときは肌身離さず持ちましょう。


万が一なくしてまた戻ってきた場合、なりすましで借金をされていないのか、気をつける必要があります。

身に覚えのない借金は、絶対に返済しないようにしましょう。

<関連記事>:名義貸しとは?そのリスクは?ローン関係は絶対NG!

借り入れは必要最低限に!

現在は年収の1/3までしか借りられないため、普通に取引していれば返済不能になるリスクは低いです。

ですが、急にお給料をへらされた、みたいな想定外のケースは誰にでも起こりえます。


こんな時に、ギリギリまで借り入れをしたら、すぐに返済に行き詰ることになります。

そうならないためにも、借入金額はあくまで必要最低限にして、余裕を持って返済できるようにしましょう

中小の消費者金融やヤミ金を利用しないこと

一口に消費者金融といっても、プロミス・アコムのような大手から、その地域に根差した中小の消費者金融まで色々です。

ですが消費者金融の利用は、大手に限定しましょう。

中小の消費者金融は法律を守る意識が甘く、無茶な行為をしてくる可能性があります。


違法なヤミ金を利用するのは、さらに論外です。

暴利ともいえる高い金利と、違法な取り立てが待っています。

「ブラックでも借入可能」などの甘い文句に気をつけましょう。



以上、消費者金融でありがちなトラブルと、その回避法について見てきました。

中でも断トツに多いのが、やはり返済に関するトラブルでしょう。


でもそれも、ムチャな借り入れをしなければ、防げる問題です。

再三言われてることですが、借り入れは必要最低限にすること、消費者金融の利用は計画的に行いましょう。

この記事のまとめ

  • 消費者金融のトラブルとして多いのは、多重債務・返済不能・悪質な取り立てなど
  • 身の覚えのない借金で取り立てを受けたら、国民生活センターや警察に相談すること
  • 返済が難しい場合、まずは消費者金融に相談。それでも解決しなければ債務整理
  • 違法な取り立てに対しては警察などに連絡、場合によっては訴訟も検討しましょう
  • ヤミ金や中小の消費者金融は止めた方がよい、消費者金融の利用は大手に限ること

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