【元銀行員が解説】キャッシングの返済方法で注意すべき点は?

「お金を借りたい!でもどうやって返すの?」と心配に思っている人は多いと思います。

返済について何も知らずに申し込んだために、実際に返済する時に困ってしまった、というケースもあります。


今回は、キャッシングの返済方法の種類や注意点について、解説します。

クレジットカード・カードローンでキャッシング!返済方法は?

クレジットカード・カードローンでキャッシング!返済方法は?

キャッシングの方法として代表的なのが、クレジットカードとカードローンです。

ここでは、クレジットカードとカードローンでの返済方法を見ていきましょう。

キャッシングの返済、ドコでできるの?

キャッシングの返済方法は、クレジットカードとカードローンで少し異なります。


<クレジットカードの場合>
クレジットカードでのキャッシングでは、口座引落しでの返済が基本です。

カードに紐づいた口座から、毎月決まった日に自動で引き落とされるので、返済を忘れる心配はありません。

月1回の返済(=約定返済)に加えて、繰り上げ返済を行う場合は、銀行振込みやATMで返済できます。


<カードローンの場合>
カードローンは、返済方法の選択肢が多くなっています。

口座引落しに加えて、銀行振込みやATMでの返済も可能です。

なおカードローンの繰り上げ返済も、銀行振込みやATMで行います。



以下、クレジットカードとカードローンで対応可能な返済方法を、表にまとめました。

クレジットカード カードローン
約定返済
(月1回の返済)
口座引落し 口座引落し
銀行振込み
ATM
繰り上げ返済 銀行振込み
ATM
銀行振込み
ATM

カードローンは、返済方法が選べる点で便利ですね!

一括払いとリボ払い、どっちがお得?

一括払いとリボ払い

キャッシングの返済方式は、「一括払い」と「リボルビング払い」の2種類です。

一括払いとリボ払いでは、どちらの方がお得なのでしょうか?


結論から言えば、2つの方法について、優劣を決める事はできません。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらの方法を選ぶべきかは、その人の状況によります。


以下、それぞれの特徴を詳しく説明します。


<一気に全額返せるなら、一括払い>
一括払いは、1回の返済日に、元金と利息を全額まとめて返済する方法です。

翌月の返済が基本なので、完済までの日数が短く、利息が少なく済みます。


しかし一度にかかる負担が大きいため、まとまった金額の借り入れには向きません。


<少しずつ返したいなら、リボルビング払い>
リボルビング払い(=リボ払い)は、1回あたりの返済額を固定させる方法です。

月々の負担を減らし、返済計画を立てやすくするメリットがあります。


たとえば20万円借りた場合、返済は以下のようになります。

リボ払いの考え方

リボ払いなら、大きな金額を借り入れても、少額ずつ返済が可能です。

とは言え、借りている期間が長い分、一括返済に比べて利息の負担が大きい点に注意しましょう。


なおカードローンの返済は、リボ払いの中でも「残高スライド元利定額返済方式(=残高スライド元利定額リボルビング方式)」を採用している会社が多いです。

残高スライド元利定額返済方式では、借入時点の残高に応じて「最低返済額」が決まります。


最低返済額とは、「毎月この額以上を必ず返す」という基準の金額です。

残高スライド元利定額返済方式について、詳しくは以下のページをご覧ください。

<関連記事>:残高スライド元利定額返済方式とは?

一括払いとリボ払い、どんな人に向いている?

ここまで、一括払いとリボ払いについて、それぞれの特徴を説明しました。

以下の表は、2つの返済方式のメリット・デメリットを一覧にしたものです。

一括払い リボルビング払い
メリット 利息の負担が小さい 月々の返済の負担が小さい
返済計画を立てやすい
デメリット 一回の返済の負担が大きい 利息の負担が大きい

先ほども書きましたが、一括払いもリボ払いも、メリット・デメリットが異なるので、優劣をつける事はできません。

2つの方法はそれぞれ、以下のような人におすすめです。

<一括払いが向いている人>
・小さな金額を借りる人
・トータルの支払額を抑えたい人


<リボ払いが向いている人>
・大きな金額を借りる人
・目先の返済額を小さくしたい人


<関連記事>:消費者金融の一括返済で絶対気を付けたい5つのポイント

まとまった金額を借りる場合、一括払いは現実的ではありません。無理なく返済するために、リボ払いを賢く活用したいですね

キャッシングの返済、知っておきたい注意点は?

キャッシングの返済、知っておきたい注意点は?

次に、キャッシングの返済について、ぜひ知っておきたい注意点を解説します。

利息がかかるのは借りた翌日から

キャッシングを行うと、借り入れの翌日から利息が発生します。

借入翌月に一括返済する場合も、返済日までの日割りで利息が計算されます。


利息の計算方法は、以下の通りです。

利息の計算方法

たとえば、20万円を金利18%で借りた場合、1か月の利息は以下の通りです。

20万円を金利18%で借りた場合

借入金額、金利、借入日数のいずれかが増えれば、利息の負担は更に大きくなります。

リボ払いは、どうしても借入日数が長くなりがちです。その理由を、詳しく見ていきましょう

リボルビング払いは返済が長期化しやすい

クレジットカードやカードローンは、借入枠内であれば、何度でも繰り返しキャッシングできます。

最初の借り入れの返済が終わらないうちに、同じカードで追加で借り入れする事も可能です。


以下の図は、リボ払いの返済中に、追加で借り入れを行ったケースです。

リボ払いの返済中に追加借入した場合

リボ払いの場合、返済額が固定されるだけで、返済期間は決まっていません。

借入残高が増えると、その分だけ返済期間が長くなってしまいます。


なお、借入残高に応じて最低返済額が決まるので、追加借入のタイミングで月々の最低返済額は少し多くなります。

返済期間が延びるだけでなく、月々の返済の負担が増える点も注意が必要です。

毎月の返済額を抑え過ぎると、利息の負担UP

月々の返済額が少なくなるほど、返済はしやすくなります。

ですが返済額の抑え過ぎは、かえって家計を圧迫する危険もあります。


以下の表では、毎月の返済額ごとの返済期間、支払額を比較しました。


<借入額20万円、金利 年18%の場合>
リボ払いの返済中に追加借入した場合



表を見ると、毎月返済額が少ないほど、総支払額が多くなることが分かります。

1回あたりの返済額が少ないと、残高が減るペースが遅くなるためです。


月々の返済額を抑え過ぎは、利息の負担が増える原因になります。

月々の返済額が数千円違うだけで、利息額が大きく変わる点に注意しましょう

利息の負担を減らしたい!お得に返済する方法は?

利息の負担を減らしたい!お得に返済する方法は?

ここまで、キャッシングの返済方法について、注意点を見てきました。

では利息の負担を減らすためには、具体的にどうすれば良いのでしょうか?

金利が低いカードローンを選ぶ

利息を決める重要な要素が、金利です。

クレジットカードのキャッシングなら、金利は18%程度が一般的です。


借入額がいくらであっても、金利は変わりません。


一方カードローンの金利は、借入限度額(借入枠)の大きさによって変わります。

消費者金融で3.0~18.0%、銀行カードローンで2.0%~15.0%が相場です。


特に銀行カードローンは、上限15%と、低めの金利になっています。

少しでも利息の負担を減らすなら、低金利の銀行カードローンをおすすめします。

<関連記事>:お金を借りるならどっち?消費者金融 vs 銀行カードローン

金利が低い分、銀行カードローンの審査はやや厳しめです

無利息サービスを活用しよう!

一部の消費者金融カードローンでは、一定期間の無利息サービスを行っています。

たとえばプロミスなら、初めて利用する場合、借入翌日から30日間の利息が0円になります。


無利息期間が終了した後は、翌日から通常通り利息がかかり始めます。

短期間で返済できる金額の場合は、無利息サービスの利用はとても効果的です。

<関連記事>:【元銀行員が解説】消費者金融のおすすめランキング!

無利息サービスの利用条件は、会社によって異なります。事前に確認してから、申し込みましょう

前倒しで返すなら、繰り上げ返済

繰り上げ返済

返済期間を短縮するために、資金に余裕がある時は、積極的に繰り上げ返済を行いましょう。

通常、約定返済では、元金と利息を含んだ金額を支払っています。


しかし繰り上げ返済分は、すべて元金に充てられるのが特徴です。

まとまった金額を繰り上げ返済すれば、利息の負担を大きく減らすことができます。



以上、キャッシングの返済方法の種類や注意点について解説しました。

借り過ぎは、将来の自分を苦しめる原因にもなります。


キャッシングの際は、毎月いくらの返済で、トータルでいくら支払うのか、事前にシミュレーションしておきましょう。

この記事のまとめ

  • キャッシングの返済方法は、「一括払い」と「リボルビング払い」の2種類
  • まとまった金額のキャッシングは、リボルビング払いを選ぶ
  • リボルビング払いは、返済が長期化しやすく、利息の負担が大きくなる
  • 利息の負担を減らすには、低金利の銀行カードローンを選ぶと良い
  • お金に余裕がある時は、繰り上げ返済を積極的に行うのがおすすめ

あいこ

この記事の執筆者: あいこ

元銀行員のアラサー女子。キャッシング初心者のため、今日も分かりやすく解説します!プロフィールはコチラ



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