カードローンで30万・50万円借りたら利息はいくら?

カードローンでお金を借りるときに気になるのは、利息の負担ですよね。

「カードローンは金利が高い」というイメージを持っている方も多いでしょう。


では実際にカードローンで、30万円・50万円の借入れをすると、利息は幾らになるでしょう?

今回は消費者金融・銀行カードローンでの、借入れ30万・50万円での利息について見ていきます。


カードローンで借りたら利息はいくら?

カードローンは消費者金融と、銀行カードローンの二つに分けられます。

ここからは消費者金融と銀行カードローンそれぞれの、金利や利息について見ていきます。

カードローンで皆は、いくら借りてるの?

そもそもカードローンの利用者は、どれくらいの金額を借りているのでしょうか?

次の図は、銀行カードローンで借入残高がある人の、残高別の割合をグラフにしたものです。

銀行カードローン利用者の借入残高の割合
<出典>銀行カードローンに関する消費者意識調査 結果報告-全国銀行協会より作成


グラフから分かる通り、残高50万円以下の人が銀行カードローンでは49.1%を占めています。

グラフにはありませんが、消費者金融では46.2%にもなります。


一般的にカードローンの借入限度額は、500~800万円となっています。

しかし実際には、初回の借入れ時には50万円以下で融資されるケースが多いです。

銀行カードローンで、500万円以上の借入れがある人の割合は約5%です

金利・利息はどう決まる?

利息の負担を決める要素の一つが、金利です。

では実際の金利相場は、どれくらいでしょうか?


以下の表は、大手カードローンの金利をまとめたものです。

消費者金融 金利(実質年率)
プロミス 4.5%~17.8%
SMBCモビット 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%
銀行カードローン 金利(実質年率)
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
三菱UFJ銀行バンクイック 1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%


表からも分かる通り金利には、10%以上の幅があります。

キャッシングするときには、少しでも低い金利で利用できたら嬉しいですよね。では実際に適用される金利は、どのようにして決められるのでしょうか?


キャッシングの適用金利は、借入枠で決まります。

借入れ枠が大きくなるほど、適用される金利は低くなります。


たとえ同じ金額で借入れしても、借入枠が大きい方が利息の負担は少なくなります。

ですが初めて利用する場合は、上限金利が適用されるケースがほとんどです。


また利息は、借入金額に金利を掛けることで、計算できます。

ただしカードローンの金利は、1年間にかかる利率(年率)で表記されています。


そのため月々の利息を計算するには、借入日数も考慮しなければなりません。

以下が、利息の計算式です。

利息の計算式

たとえば金利18%で10万円を借りた場合、初月(30日間)の利息は次のようになります。

消費者金融,初月の利息計算

利息の決まり方について、詳しくは下記ページを参考にしてください。

<関連記事>:【元銀行員が解説!】消費者金融の金利・利息はどのくらい?

利息の総額、大手カードローンで比較してみた

30万円・50万円のキャッシングをすると、トータルの利息はいくらになるのでしょうか?

以下は大手消費者金融5社と銀行カードローン1社で、30万円・50万円借入れした場合の、シミュレーション結果です。


シミュレーションでは、各社の上限金利を適用しています。また月々の支払額は、各社の「最低返済額」で計算しています。

最低返済額とは、「毎月、最低でもこれだけの返済をしてほしい」という金額で、会社によって基準は異なります。


また借入額が増えると、最低返済額も増えます。

<30万円>

カードローン 最低返済額/返済期間 支払総額 内 利息総額
プロミス 11,000円/36ヶ月 387,289円 87,289円
SMBCモビット 11,000円/36ヶ月 388,683円 88,683円
アイフル 11,000円/36ヶ月 388,683円 88,683円
アコム 13,000円/29ヶ月 370,993円 70,993円
レイクALSA 7,000円/69ヶ月 479,093円 179,093円
三井住友銀行カードローン 6,000円/158ヶ月 544,755円 244,755円

<50万円>
カードローン 最低返済額/返済期間 支払総額 内 利息総額
プロミス 13,000円/58ヶ月 746,160円 246,160円
SMBCモビット 13,000円/58ヶ月 751,057円 251,057円
アイフル 13,000円/58ヶ月 751,057円 251,057円
アコム 15,000円/47ヶ月 698,327円 198,327円
レイクALSA 12,000円/66ヶ月 782,952円 282,952円
三井住友銀行カードローン 10,000円/206ヶ月 976,519円 476,519円


上の表を見ると、適用金利は銀行カードローンが最も低い(14.5%)のに、利息総額は最も大きいことが分かります。

なぜ銀行カードローンの返済負担が、一番重くなるのでしょうか?


これには大きく2つの理由があります。

1つ目は、銀行カードローンは最低返済額が最も小さく、返済期間が延びるためです。返済期間が長くなるほど、利息の負担は大きくなります。

2つ目は、消費者金融と銀行カードローンでは、返済方式が異なるからです。


詳しくは、銀行カードローンの返済負担が消費者金融より重いのはナゼ? で解説します。

アコムは最低返済額が最も大きいですが、利息総額は一番少ないことが分かります



30万円・50万円借りたら、毎月の利息はどうなる?

30万円・50万円をカードローンで借りた場合、毎月の支払いはどう進むのでしょうか?

ここでは、プロミスと三井住友銀行カードローンを例に見ていきます。

30万円借りた場合

・プロミス
・金利:17.8%
・毎月返済額:11,000円(一定)

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 11,000円 4,450円 293,450円
2ヶ月 11,000円 4,352円 286,802円
6ヶ月(半年) 11,000円 3,949円 259,211円
12ヶ月(1年) 11,000円 3,298円 214,653円
24ヶ月(2年) 11,000円 1,809円 112,813円
35ヶ月 11,000円 193円 2,256円
36ヶ月(最終回) 2,289円 33円 0円
累計 387,289円 87,289円 0円


・三井住友銀行カードローン
・金利:14.5%
・毎月返済額:6,000円→4,000円→2,000円

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 6,000円 2,502円 296,502円
2ヶ月 6,000円 3,651円 294,153円
35ヶ月 4,000円 2,453円 197,706円
36ヶ月 4,000円 2,434円 196,140円
82ヶ月 2,000円 1,183円 98,581円
83ヶ月 2,000円 1,213円 97,794円
157ヶ月 2,000円 32円 747円
158ヶ月(最終回) 755円 8円 0円
累計 544,755円 244,755円 0円


銀行カードローンは低金利であるにもかかわらず、利息が大きく膨らんでいます

50万円借りた場合

・プロミス
・金利:17.8%
・毎月返済額:13,000円(一定)

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 13,000円 7,416円 494,416円
2ヶ月 13,000円 7,333円 488,749円
6ヶ月(半年) 13,000円 6,990円 465,229円
12ヶ月(1年) 13,000円 6,434円 427,246円
24ヶ月(2年) 13,000円 5,165円 340,434円
36ヶ月(3年) 13,000円 3,651円 236,843円
48ヶ月(4年) 13,000円 1,845円 113,233円
57ヶ月 13,000円 264円 5,085円
58ヶ月(最終回) 5,160円 75円 0円
累計 746,160円 246,160円 0円


・三井住友銀行カードローン
・金利:14.5%
・毎月返済額:10,000円→8,000円→6,000円→4,000円→2,000円

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 10,000円円 4,171円円 494,171円
2ヶ月 10,000円 6,084円 490,255円
23ヶ月 8,000円 4,907円 395,506円
24ヶ月 8,000円 4,870円 392,376円
50ヶ月 6,000円 3,667円 295,469円
51ヶ月 6,000円 3,520円 292,989円
84ヶ月 4,000円 2,433円 196,086円
85ヶ月 4,000円 2,335円 194,421円
130ヶ月 2,000円 1,183円 98,487円
131ヶ月 2,000円 1,211円 97,698円
205ヶ月 2,000円 28円 513円
206ヶ月(最終回) 519円 6円 0円
累計 976,519円 476,519円 0円


銀行カードローンの返済負担が消費者金融より重いのはナゼ?

シミュレーションからも分かるように、金利の低い銀行カードローンの方が、トータルの返済額は大きいです。

銀行カードローンで30万円借りると、消費者金融より利息が約15万円高く、50万円借りた場合でも、利息の差は約23万円もあります。


なぜ銀行カードローンの方が、返済負担が重いのでしょうか?

先ほども説明したように、理由は2つあります。


1つ目は銀行カードローンの方が、最低返済額が小さいためです。

30万円借入れした時の最低返済額は、プロミスだと11,000円で、三井住友銀行カードローンだと6,000円です。


目先の返済負担は、銀行カードローンの方が軽いですが、その分返済期間が延びてしまいます。

少額での返済を続けていると、借入残高が減らないため、利息が小さくならないのです。


2つ目は、消費者金融と銀行カードローンでは、返済方式が異なるためです。消費者金融では、借入時に決められた一定の返済額を毎月支払います。

そのため消費者金融では、より早く完済でき、返済総額を抑えることができます。


一方銀行カードローンでは、借入残高が減るにつれ、毎月の返済額も減っていきます。

この方式だと毎月の返済負担は減りますが、返済期間がずるずると伸び、返済総額がふくらみます。


以上の2つの理由から、銀行カードローンの返済負担は大きくなるのです。

もし銀行カードローンで借入れする場合は、最低返済額で返し続けないことをおすすめします。

<関連記事>:消費者金融・カードローンの一括返済で気を付けるべきこと

最低返済額はカードローン会社によって異なるので、必ずチェックしましょう



カードローン利息の負担を減らすには?

キャッシングする際は、なるべく利息の負担を抑えたいですよね。

ここからは、利息の負担を軽減させるためのポイントを2つ紹介します。

繰り上げ返済を積極的に利用する

「繰り上げ返済」とは、毎月の返済に加えて、臨時で返済することを指します。

基本的に返済する金額やタイミングは、自由に決めることができます。


繰り上げ返済した金額は、全て元金の返済にあてられます。

元金が減ったことにより、返済期間が短縮され、利息の負担を軽くすることが可能です。


繰り上げ返済には、「一部返済」と「全額返済」の2種類があります。

一部返済は、残高の一部を繰り上げて返済することで、全額返済は残高の全額を1回で返済することを指します。

一部返済と全額返済

上の図から分かるように、全額返済をすると、大幅に利息の負担をカットできます。

ボーナスや臨時収入で余裕があるときは、繰り上げ返済を活用すると良いです

無利息サービスを利用する

大手消費者金融が行っている、無利息サービスを利用することで、利息の負担を軽減できます。

無利息サービスがあるカードローンは、たとえば以下です。

消費者金融 サービス内容 適用条件
プロミス 初回の出金の翌日から30日間 メールアドレスを登録し、Web明細サービスを利用
アイフル 初回の契約日の翌日から30日間
アコム 初回の契約日の翌日から30日間 返済期日「35日ごと」で契約


上の表からも分かるように、大手消費差金融の多くは、無利息サービスを取り入れています。

短期間で返済する予定であれば、銀行カードローンよりも、無利息期間のあるカードローンの方が、利息の負担を抑えることが可能です。


ただ無利息サービスを利用する際には、注意すべきポイントが2つあります。

1つ目は、無利息サービスが適用されるのは基本的に、初回の借入れのみです。


2つ目は無利息期間を、契約日の翌日からとしている会社が多くある点です。

この場合、契約日から日にちを空けて出金すると、無利息期間が短縮されてしまいます。

<関連記事>:無利息期間のあるカードローンの選び方

消費者金融 vs 銀行カードローン、どっちが良い?

カードローンで30万円・50万円を借りるとき、消費者金融と銀行カードローンのどちらを選べばいいのでしょうか?

金利だけで見ると、消費者金融より銀行カードローンの方が良い条件です。


ただ上でも見たように、銀行カードローンは最低返済額が低く、返済が長期化する傾向があります。

銀行が設定した最低返済額で返済を続けると、利息の負担は大きくなります。


また消費者金融は無利息サービスを利用し、短期間で返済できれば大幅に利息を減らせます。

金利だけで見ると、銀行カードローンは有利に思えますが、トータルで見ると消費者金融の方が、お得にキャッシングできます。

金利の他にも、最低返済額や無利息期間の有無をチェックしてから、借入れをしましょう



30万・50万の利息負担が少ないカードローンは?

ここまで、カードローンで30万円・50万円借りるときの、シミュレーションや利息について見てきました。

以下では、30万円・50万円の利息負担を少なくできる、おすすめのカードローンを紹介します。

プロミス

プロミス

プロミスは他の大手消費者金融とは異なり、無利息期間が初回の借入れ(出金)をした日から始まります。

そのため契約日と借入日がズレても、きっちり30日分が無利息になります。


なお無利息期間を利用するための条件は、以下の3点です。

・初回の借入れであること
・メールアドレスを登録すること
・Web明細サービスを利用すること


これらの条件は、通常の申し込みでクリアできます。

特にweb明細サービスは、いつでもネット(スマホ)で利用状況を確認できる上に、自宅に利用明細書が送られないため、家族にキャッシングしてることがバレたくない人も安心して利用できます。

 プロミスの申込・即日融資の方法を紹介します

アイフル

アイフル

アイフルでは、初めての利用であれば誰でも、無利息サービスが適用されます。

審査に通れば、他に条件をクリアする必要はありません。


ただアイフルの無利息期間は、契約日の翌日から始まります。

アイフルで契約をする場合は、すぐに出金する予定があるときに行うようにしましょう。

 アイフルで初めて借入をするには?



以上、カードローンで30万円・50万円の借入れをするときの利息について見てきました。

消費者金融の金利は高めですが、返済方法によっては銀行カードローンよりも、利息の負担を減らすことが可能です。


ただ借入れをする際は、あらかじめ返済計画を立てて、余裕を持って返済できる金額を借りるようにしましょう。


この記事のまとめ

  • カードローンの上限金利は、消費者金融より銀行カードローンの方が低い
  • キャッシングの適用金利は、借入れ枠で決まるが、初回の借入れではほとんどの場合、上限金利が適用される
  • 毎月の返済額が小さいと、返済期間が延び、利息の負担が増える
  • 銀行カードローンは最低返済額が小さく、返済が進むにつれ返済額が下がるため、消費者金融より利息負担が大きくなる
  • 利息の負担を減らすには、繰り上げ返済を活用し、無利息期間のあるカードローンを選ぶ

もぐお

この記事の執筆者: もぐお

元銀行員。難しいキャッシングの情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!プロフィールはコチラ

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