消費者金融で10万円・30万円・50万円の利息は?

お金を借りる際、気になるのが利息です。

「消費者金融は金利が高い(=利息の負担が大きい)」というイメージがあります。


では実際の利息は、どれくらいの金額になるのでしょうか?

今回は、消費者金融で10万円・30万円・50万円、借りた場合の利息について解説します。

消費者金融で借りたら利息はいくら?

消費者金融で借りたら利息はいくら?

ここでは消費者金融で、いくら借りるとどれくらいの利息になるのか、見ていきましょう。

消費者金融、どれくらい借りられる?

そもそも消費者金融の利用者は、どれくらいの金額を借りているのでしょうか?

次の図は、消費者金融で借入残高がある人の、残高別の割合をグラフにしたものです。

借入がある人の残高別割合
<出典>:銀行カードローンに関する消費者意識調査に関する報告‐全国銀行協会より作成


グラフから分かる通り、残高50万円以下の人が、全体の約44%を占めています。

消費者金融の借入限度額は、最大500万円(多いところで800万円)になっています。


しかし実際には、初めての利用の場合、50万円以内になるケースがほとんどです。

今回は、借入れ金額の目安になりやすい10万円・30万円・50万円を基準にして、それぞれの利息を見ていきます。

金利・利息はどうやって決まるの?

利息の負担額を増減させる要素の一つが、金利です。

では、実際の金利相場はどれくらいでしょうか?


以下の表は、大手消費者金融5社の金利帯をまとめたものです。

消費者金融 金利(年率)
プロミス 4.5%~17.8%
SMBCモビット 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%


表から分かる通り、5社とも3.0%~18.0%程度と、ほぼ同じような金利帯になっています。

キャッシングの場合、この幅の中で、借入枠によって金利が決まります。


したがって、同じ金額を借入れしても、借入枠が大きいほど金利は低くなります。

ですが初めて利用する場合は、上限金利が適用されるケースがほとんどです。


利息は、借入金額に金利を掛けて計算できます。

ただし消費者金融の金利は、1年間にかかる利率(年利)で表記されています。


そのため月々の利息を計算するには、借入日数も考慮しなければなりません。

以下が、利息の計算式です。

利息の計算式

たとえば金利18%で10万円を借りた場合、初月(30日間)の利息は次のようになります。

消費者金融,初月の利息計算

利息の決まり方について、詳しくは下記ページを参考にしてください。

<関連記事>:【元銀行員が解説!】消費者金融の金利・利息はどのくらい?

利息の総額、大手消費者金融で比べてみた!

10万円・30万円・50万円のキャッシングで、トータルの利息はいくらになるのでしょうか?

ここでは、大手消費者金融5社でのシミュレーション結果を見てみましょう。


シミュレーションに当たっては、各社の上限金利を適用しています。月々の支払額は、各社の「最低返済額』で計算します。

最低返済額とは、「毎月、最低でもこれだけの返済をしてほしい」という金額で、会社によって違います。


また借入額が増えると、最低返済額も増えます。

<10万円>

10万円,利息

<30万円>

30万円,利息

<50万円>

50万円,利息 (注):シミュレーション結果は、実際の返済額とは異なる場合があるので、ご了承ください。


上の表を見ると、金利はプロミスが一番低いのに、トータルの利息はアコムが一番少ないことが分かります。

これはアコムの最低返済額が一番高く、返済回数(期間)が少ないためです。


逆に、最低返済額が一番低いレイクALSAは、トータルの利息が最も多くなります。

今回は各社の最低返済額を基準にしましたが、実際には「最低返済額』以上の返済も可能です。

上手に返済すれば、その分だけ利息を抑えることが出来ます。



10万円・30万円・50万円の借入れ、毎月の利息はどうなる?

10万円・30万円・50万円借り入れ,利息

10万円・30万円・50万円を消費者金融で借りた場合、毎月の支払いはどう進むのでしょうか?

ここでは、プロミスを例に見ていきます。

10万円借りた場合

・借入額:10万円
・金利:17.8%
・毎月返済額:4,000円

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 4,000円 1,483円 97,483円
2ヶ月 4,000円 1,445円 94,928円
3ヶ月 4,000円 1,408円 92,336円
4ヶ月 4,000円 1,369円 89,705円
5ヶ月 4,000円 1,330円 87,035円
6ヶ月(半年) 4,000円 1,291円 84,326円
12ヶ月(1年) 4,000円 1,040円 67,204円
18ヶ月(1年半) 4,000円 767円 48,501円
24ヶ月(2年) 4,000円 468円 28,070円
30ヶ月(2年半) 4,000円 142円 5,752円
31ヶ月 4,000円 85円 1,837円
32ヶ月(最終回) 1,864円 27円 0円
累計 125,864円 25,864円 0円

30万円借りた場合

・借入額:30万円
・金利:17.8%
・毎月返済額:11,000円

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 11,000円 4,450円 293,450円
2ヶ月 11,000円 4,352円 286,802円
3ヶ月 11,000円 4,254円 280,056円
4ヶ月 11,000円 4,154円 273,210円
5ヶ月 11,000円 4,052円 266,262円
6ヶ月(半年) 11,000円 3,949円 259,211円
12ヶ月(1年) 11,000円 3,298円 214,653円
18ヶ月(1年半) 11,000円 2,586円 165,981円
24ヶ月(2年) 11,000円 1,809円 112,813円
30ヶ月(2年半) 11,000円 960円 54,734円
35ヶ月 11,000円 193円 2,256円
36ヶ月(最終回) 2,289円 33円 0円
累計 387,289円 87,289円 0円

50万円借りた場合

・借入額:50万円
・金利:17.8%
・毎月返済額:13,000円

返済回数 返済額 利息 残高
1ヶ月 13,000円 7,416円 494,416円
2ヶ月 13,000円 7,333円 488,749円
3ヶ月 13,000円 7,249円 482,998円
4ヶ月 13,000円 7,164円 477,162円
5ヶ月 13,000円 7,077円 471,239円
6ヶ月(半年) 13,000円 6,990円 465,229円
12ヶ月(1年) 13,000円 6,434円 427,246円
24ヶ月(2年) 13,000円 5,165円 340,434円
36ヶ月(3年) 13,000円 3,651円 236,843円
48ヶ月(4年) 13,000円 1,845円 113,233円
57ヶ月 13,000円 264円 5,085円
58ヶ月(最終回) 5,160円 75円 0円
累計 746,160円 246,160円 0円

チェックポイント

シミュレーションから分かるポイントは、以下の3つです。


・毎月の返済額が一定
キャッシングの返済方式は、毎月の返済額が一定になります。

決まった金額なので分かりやすく、家計の管理がしやすいのは大きなメリットです。

<関連記事>:消費者金融の返済方式について


・利息の割合が見えづらい
毎月の返済額が一定であると、デメリットもあります。

利息をどれくらい支払っているのか分かりづらい、という点です。

この返済方式の場合、返済回数を重ねるごとに利息の割合が小さくなり、元本の減り幅が大きくなります。


・利息の負担は小さくない
今回のシミュレーションのでは、50万円借りると約25万円の利息を支払う事になります。

利息の負担は、決して小さくありません。

借り入れは慎重に行い、利息の負担まで意識した返済計画を立てましょう。

<関連記事>:【元銀行員が教える】バレない!内緒でキャッシングする方法は?



利息の負担を小さくする方法は?

利息の負担を小さくする方法

利息の支払額は、できるだけ少ない方が良いですよね。

ここでは、利息の負担を小さく抑えるためのポイントを解説します。

なるべく早く返済する

借入期間が長ければ長いほど、利息の総額は大きくなります。

つまり短い期間で返済すれば、利息の負担を抑えることが出来ます。


ですが返済期間を短くすると、月々の支払額が大きくなることに注意が必要です。

無理のない範囲で、返済期間/毎月返済額を設定しましょう。


また、余裕がある月に繰り上げ返済を行っても、利息の負担を減らせます。

<関連記事>:繰り上げ返済:消費者金融との上手な付き合い方

無利息サービスを活用する

一部の消費者金融では、初めての利用者向けに、一定期間の無利息サービスを行っています。

たとえばプロミス、アイフル、アコムでは、条件を満たせば最大30日間の利息が0円です。


約1か月分の利息が不要になるので、トータルでの利息の負担を小さくできます。


ただし会社によって、無利息期間の考え方が異なります。

アイフル・アコムの場合、「契約日の翌日」から30日間が無利息期間です。


一方、プロミスなら「初回借入日の翌日」から数えるので、契約日と借入日にずれが生じても、きっちり30日分が無利息になります。

無利息サービスがある消費者金融を利用する際は、事前に条件を確認すると安心です。

 【元銀行員が教える】消費者金融ランキング!


以上、消費者金融で借り入れをした場合の利息について、解説しました。

借入金額を決める際は、利息も含めていくらまで支払えるかを、慎重に検討することが大切です。


無理なく返済できるよう、借り過ぎには十分注意しましょう。

この記事のまとめ

  • 借入額と毎月返済額が同じなら、金利が低い方が利息額は少ない
  • 消費者金融の金利は、借入枠の大きさで決まる
  • 10万円・30万円・50万円借りた場合の利息は、借入額が大きいほど負担が増える
  • 利息の負担を抑えるには、なるべく早く返済する
  • 一部の消費者金融では、初めての利用で最大30日間無利息になる

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