【元銀行員が解説】消費者金融の金利はどの位?下げるには?

消費者金融でお金を借りるにあたって、やはり気になるのが金利ですよね。

消費者金融の金利は高いというイメージがありますが、実際のところ、どうなのでしょうか?

今回は消費者金融の金利相場や、金利を下げる方法について、元銀行員が解説します。


消費者金融の金利・利息って、どうやって決まるの?

消費者金融は民間企業なので、原則は自由に金利を決められますが、一定の決まりもあります

ここでは、金利や利息がどうやって決まるか解説します。

利息は、借入金×金利×期間で計算する

利息とは、お金を借りた見返りに、借入金の返済に上乗せして貸主に払うべき金額のことです。

利息は、借入金額と金利、借入期間から計算できます。

金利は年率、つまり1年で払うべき利息割合で計算されます。

1か月の利息 = 借入金額 × 金利(年率) × 1/12(一か月分)


たとえば、借入金が100万円で金利12%とすると、1か月間の利息は以下のようになります。

1万円(1か月の利息)=100万円(借入金額)×12%(金利・年率)×1/12(一か月分)


ただし、消費者金融や銀行カードローンでの実際の返済では、もう少し細かい計算があります。

消費者金融の利息の計算方法について興味がある人は、以下を参考にして下さい。

<関連記事>:消費者金融の金利の計算方法について

上限金利は法律で決まっている!

上でも触れましたが、消費者金融は好き勝手に金利を決めることはできません。

利息制限法と呼ばれる法律で、上限の金利が決まっているからです

利息制限法,上限金利

上の表にもある通り、上限金利は20%で借入金額が増えるごとに、18%、15%と下がっていきます

それを超える金利分は無効とされ、超過分については返還請求が行えます。これがいわゆる、「過払い金請求」です

<関連記事>
消費者金融の過払い金請求で気を付けたいことは?


それに加えて、利息制限法の上限金利を超える貸し付けをした業者は、金融庁による行政処分を受けることになります。

さらに、出資法の上限金利である20%を超える金利の貸付をした業者は、刑事罰の対象になります(参考:貸金業法のキホン | 金融庁)。


余分な金利は過払い金請求をされて、行政処分・刑事罰を受けるなら、マトモな会社が上限金利を超える貸し付けをする訳ないですよね。

逆に言えば、上限金利を超える貸し付けを行うのは、ヤミ金業者なので絶対に取引しないでください。

消費者金融の金利相場は?

消費者金融の法律上の上限金利が20%であることを、上で説明しました。

では、実際のところ、消費者金融はどの程度の金利で貸してくれるのでしょうか?

以下は、大手の消費者金融4社の金利(年率)と借り入れ限度額です。

金利 借入上限金
プロミス 4.5%~17.8% 500万円
SMBCモビット 3.0%~18.0% 800万円
アコム 3.0%~18.0% 800万円
アイフル 3.0%~18.0% 800万円

上の表の通り、消費者金融の下限金利は3%、上限金利は18%程度が一般的です。

中小の消費者金融の金利はもう少し高く、下限金利は8%程度、上限金利は20%の会社も多いです。

消費者金融の金利は、中小より大手の方が有利です。

<関連記事>
消費者金融34社の一覧を紹介!即日融資に対応する会社は?

初回借り入れの金利はどの位?

上で紹介した金利幅を見て、少しでも低い金利、たとえば5~6%程度の金利で借りたいと思った人もいるかもしれません。

ですが残念ながら、消費者金融での初回の借入金利は、18%(プロミスなら17.8%)になります

たとえあなたが、(高給取りの)エリートサラリーマンであっても、借り入れ金利が変わることはありません。


これは、消費者金融での初回借入額は50万円が上限となるため、金利がそれほど下がらないのです。

この事情は銀行カードローンも同じで、初回の借り入れ金利は15%程度と、銀行カードローンの上限金利が適用されます。

消費者金融の金利負担は意外に重くない?

消費者金融の初回金利が18%とあって、金利が高いと感じた人がいるかもしれません。

ですが、実際に計算してみると、意外に金利負担が重くないことが分かります


たとえば、借入金額が10万円で、金利18%とします。この時の一か月の利息は以下の通りです。

10万円(借入金額)×18%(金利)×1/12(一か月)=1,500円(1か月の利息)

思ったより安いと気付いたはずです。これが仮に30万円の借り入れでも以下です。

30万円(借入金額)×18%(金利)×1/12(一か月)=4,500円(1か月の利息)


確かに消費者金融の金利は少し高いですが、

・借入金額を必要最低限にすること

・借入期間を少しでも短くすること(早めの返済を心がける)


上の2点に気を付けるなら、それほど怖くないのです。


とはいえ、それでも金利が低いにこしたことはないと考える人もいるはずです。

消費者金融の金利を下げる方法はないのでしょうか?

実はある方法を使うことで、キャッシングの借り入れ負担を減らすことができます。


消費者金融の金利を下げるには?

ここでは、消費者金融の金利や借り入れ負担を減らす方法を紹介します。

1.無利息サービスを利用する(初回限定、30日間)

大手の消費者金融だけのサービスですが、初めてその会社と契約した人なら、契約日の翌日から30日間だけ利息がゼロ円(つまり金利0%)になります

この無利息サービスを提供しているのは、プロミスアイフルアコム、レイクALSAなどです。

契約後すぐにキャッシングして、30日以内に返済すれば利息を払わずに済みます。これは便利なサービスですね。

消費者金融,初回無利息

注意したいのは、借入日の翌日ではなく「契約日の翌日から30日」が無利息になる点です。

たとえば3/31にキャッシングの契約をしたら、翌日の4/1から30日間だけ無利息になります。

この時、借り入れをしたのが4/11だとしたら、無利息期間は4/30までの20日間になります。


この無利息サービスは初回申し込みだけの特典なので、その会社で同じサービスを二度と受けることはできません。

借入をするタイミングで、契約の申し込みをするとよいでしょう。

2.長期間取引をして、延滞をしない

長期間にわたって返済遅れもせずに取引していると、消費者金融の会社から「金利を少し下げますね」と連絡が来ることがあります

これは、毎回(しかも長期間)返済に遅れなかったため、「あなたは信用力が高い」と会社から判断されたためです。


信用力とは、簡単に言うと返済能力のようなものです。

要は、会社からするとあなたは優良顧客のため、少しでも取引を継続してもらいたくて、金利を下げるのです。

問題はどのくらいの期間、問題なく取引すれば金利を下げてくれるかですが、これは会社によって、また借り手によって違ってきます。

とはいえ、2~3年が一つの目安になるようです。

3.借り入れ枠を100万円以上にする

先ほど利息制限法の金利を説明しましたが、10万円・100万円と借入額が増えるごとに上限金利が下がります。

ですので借入が100万円を超えれば、金利は自動的に15%(以下)になります

15%を超える金利は、行政処分の対象(あと、過払い金返還の対象)になるからです。

消費者金融,金利,下がる

ここでポイントなのは、実際の借り入れが100万円未満でも、カードローンの借り入れ枠が100万円以上なら金利は15%以下になる点です。

カードローンの枠とは、たとえ借り入れがゼロでも、「その気になればいつでも借りられる枠」のことです。

つまりカードローン枠は実際の借り入れと同じものと見なされるため、金利の恩恵も受けられるのです。


「それなら自分も、借入枠を100万円以上にしよう!」と考えた人がいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

上でも書いた通り、初回の借入額(枠)は最大でも50万円になります。

その後、借入枠を増やすためには、増額申請をして審査に通過する必要があります。

借入枠が増えれば、当然ですがその分だけ審査も厳しくなります。

借入枠を100万円以上にして金利を下げる方法は、誰でも取れる手法ではない点をご理解ください。



以上、消費者金融の金利相場や、金利を下げる方法について見てきました。

消費者金融の金利はある程度の幅がありますが、初回借り入れについては上限金利になるため、金利はどこも大して違いはありません。

消費者金融を比較するなら、即日融資のやりやすさや、家族にばれないでキャッシングしやすい会社で選んだ方がいいかもしれません。

もし借り入れ負担を減らしたいなら、無利息サービスのある会社を選んだ方がよいでしょう。

この記事のまとめ

  • 消費者金融の金利は、上限でも20%と法律で決まっていて、借り入れに応じて上限金利が下がる
  • 消費者金融の金利相場は、下限が4.5%、上限が18%程度
  • 消費者金融の初回借り入れでは、上限金利の18%が適用される
  • 無利息サービスのある会社なら、契約翌日から30日は利息がゼロ円
  • 長期間延滞なく借りるか、借入枠を100万円以上にすると金利は下がる



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