【元銀行員が解説】保証人なしでお金を借りるための絶対条件は?

本当はお金を借りたいのに、「借り入れには保証人が必須」と思い込んで、なかなか申し込みできない人もいるでしょう。

ですがカードローンをはじめ、いくつかのローン商品では、保証人は基本的に不要です。


ただし「保証人なし」でお金を借りるためには、いくつか条件があります。

今回は、保証人なしでお金を借りる方法と条件について、解説していきます。


なぜ金融機関は保証人なしでお金を貸せるの?

なぜ金融機関は保証人なしでお金を貸せるの?

銀行や消費者金融では、保証人なしで利用できるローン商品が多く取り扱われています。

なぜ金融機関は、保証人なしでお金を貸せるのでしょうか?

保証人とは、万一のための担保

保証人とは、万一の時に備えて、借り手が貸し手に差し出す「人的担保」です。

借り主が返済できなくなった場合、保証人が、代わりに借金を返す義務を負います。


銀行の企業向け融資などでは、保証人を求められるのが一般的です。

保証人を用意することで、将来に渡って返済が保証されるので、貸し手は安心してお金を貸す事ができます。

<関連記事>:担保とは?分かりやすく解説

保証人なしで融資できる理由

保証人がいないと、貸し手側にとって不利なようにも思えますよね。

実は、保証人なしのローンは、貸し手側のリスクを小さくする仕組みによって成り立っているのです。


金融機関が保証人なしで融資できる理由には、以下の2つがあります。


(1) 返済能力があるか、しっかり審査している

(2) 金利を高めに設定している


それぞれについて、詳しく見ていきましょう。



(1) 返済能力があるか、しっかり審査している
借り入れの申し込みが入ると、その人に十分な返済能力があるかを確認するため、金融機関は審査を行います。

審査では、勤務先や収入、他社からの借入状況、希望の借入額などから総合的に判断します。


また過去の借入で延滞していないかも、審査における重要なポイントです。

審査で「最後まで継続して返済できるだろう」と判断された人だけが、保証人なしで借り入れできます。

<関連記事>:【絶対チェック!】消費者金融の審査基準について


(2) 金利を高めに設定している
保証人なしのローンは、保証人ありに比べて高金利なのが普通です。

返済が滞った時、保証人ありのローンなら、ローン会社は保証人に損失を補てんしてもらいますが、保証人なしでは、これができません。


そのためリスク料として、保証人なしのローンの方が金利が高いのです。


また銀行の場合は、保証会社の保証を受けられることが融資の条件です。

保証会社は、保証人の代わりとなって、借り手が返せなくなった借金を肩代わりしてくれます。


この保証料が含まれることも、金利が高くなる要因の一つです。


保証人なしでお金を借りる方法は?

保証人なしでお金を借りる方法は?

では実際に、保証人なしでお金を借りるには、どのような方法があるのでしょうか?

1.カードローン

カードローンの最大の特徴は、審査のスピードがとても早いことです。

カードローンには、消費者金融と銀行の2タイプあり、それぞれ特徴が違います。


・消費者金融のカードローン
消費者金融は、金利は高めですが、スマホ完結のキャッシングが可能です。

また審査・融資のスピードが早く、最短30分~1時間程度で審査結果が出ます。


即日融資にも対応しているので、急いでお金が必要な人にピッタリです。


・銀行カードローン
銀行カードローンでは、最短翌日から2日程度で審査結果が出ます。

消費者金融ほどではないにしても、他のローン商品に比べれば、融資スピードは早いです。


一方で上限金利は15%と、消費者金融に比べて低めに設定されていますが、それでも他のローン商品よりは高めになります。

消費者金融で借りるのに抵抗がある方には、おすすめです。

2.フリーローン

フリーローンとは、主に銀行が取り扱っている、保証人不要の個人向けローンです。

金利は6~7%と、カードローンよりも低いものの、審査には時間がかかります。


多くの銀行では、審査に1日~5日程度かかり、借り入れまでには、1~2週間必要になります。

またフリーローンは、1つの契約で、決まった金額を1度だけ借りられるローンです。


カードローンのように、1つの契約で何度も借りることはできません。

追加でお金が必要になった場合は、1回の借り入れごとに、契約を結ぶ必要があります。

<関連記事>:【元銀行員が解説!】フリーローンとは?

3.目的別ローン

フリーローンよりも更に低い金利で借りられるのが、「目的別ローン」です。

目的別ローンは、お金を借りる目的が限定されたもので、自動車ローンや教育ローンなどがあります。


自動車ローンの金利は2~3%、教育ローンは1.5~4%の金利帯が多いです。

目的別ローンの申し込み時には、お金の使い道と必要な金額を確認するため、注文書や見積書といった資料の提出を求められます。


なおフリーローン同様、審査に時間がかかり、借り入れまでに1~2週間必要です。

4.ビジネスローン

カードローンなど一般的なキャッシングは、事業目的での利用はできません。

一方、ビジネスローンは、中小企業の経営者や個人事業主を対象としたローンで、事業資金の借り入れができます。


事業者向けなので、後述する「総量規制」の対象外になります。

無担保のビジネスローンは、金利は高めに設定されており(高いもので18%)、借入限度額が小さくなるケースが多いです。


しかし審査のスピードが早いので、急ぎの資金調達に向いていると言えます。

<関連記事>:ビジネスローンとは?借り入れで悩んでる中小企業は必見!


保証人なしで借りるための絶対条件

保証人なしで借りるための絶対条件

保証人なしでお金を借りるには、まず審査をクリアしなければなりません。

審査に通るための絶対条件は、「安定的な収入があること」、「ブラックリストに入っていないこと」、「借入金額が年収の1/3までであること」の3つです。


それでは、それぞれについて以下で解説していきます。

1.安定的な収入が必須

保証人なしのローンを利用するために必ず求められる条件が、「安定的な収入があること」です。

ここで言う「安定的」は、週3日以上の仕事を基準としています。


したがって、単発バイトや週1~2日の非常勤の場合、審査に通るのは難しいと言えます。

週3日以上のバイトや派遣の仕事をしている場合、消費者金融・銀行のカードローンなら、借り入れできる可能性があります。


なおフリーローンは、カードローンよりも基準が厳しめなので、審査に通りにくくなります。


また専業主婦の借り入れは、基本的に不可です。ただし一部の銀行カードローンでは、専業主婦でも、上限30万円まで借り入れが可能な場合もあります。

2.ブラックリストに入っていないこと

ローンの審査では、信用情報機関や社内のデータベースを使って、借り手の過去の借り入れ・返済の状況を調査します。

この審査のポイントの一つが、「ブラックリストに入っていないこと」です。


ブラックリストとは、過去に滞納などの金融事故を起こした際、データベースに登録されたネガティブ情報の俗称です。

事故情報の記録がある人は、問答無用に審査で落とされてしまいます。


近年、ローンやクレジットカードの支払い以外にも、スマホ代金の割賦払いの遅れが原因となって、審査で落とされるケースが増えていま

3.借入金額は年収の1/3まで

総量規制により、他社から借りている分と合わせて、年収の1/3までの金額しか借り入れできません。

総量規制とは、改正貸金業法で新設されたもので、年収の1/3を超える新たな借り入れを認めない規制です。


本来、総量規制の対象となるのは、貸金業者だけです。

しかし最近は、銀行でも、自主規制によって年収の1/3までという基準が意識されています。


また、希望の借入限度額に対して信用力が足りないと判断された場合でも、保証人を求められることはなく、単純に審査に落ちてしまいます。

<関連記事>:【元銀行員が解説】総量規制とは?その例外とは?


保証人なしでお金を借りたい!おすすめの方法は?

保証人なしでお金を借りたい!おすすめの方法は?

ここまで、保証人なしで借り入れをする方法を紹介してきました。

では、自分に合った方法を選ぶため、気を付けるべきポイントは何でしょうか?

お金を借りる目的で選ぶ

保証人なしでお金を借りる方法を選ぶ時、最も大事なのは、借り入れの目的で選ぶことです。

ビジネスの資金調達が目的なら、「ビジネスローン」になります。


自動車の購入や学費の支払いのためなど、使い道が限定される場合は、金利の低い「目的別ローン」が適当です。

また目的別ローンに合致しなくても、大まかな使い道と必要額が分かっている場合は、「フリーローン」を選びましょう。

今すぐお金が必要なら、カードローン

上に書いた3つの種類では、審査に時間がかかってしまいます。

それに対してカードローンは、審査のスピードが早いので、急いでお金を借りたい人におすすめです。


さらに消費者金融のカードローンは、即日融資に対応しています。

スマホからなら、24時間どこでも手続きできるので、忙しくて契約機に行けない人でも気軽に申し込めます。



以上、保証人なしでお金を借りる方法と絶対条件について、説明してきました。

保証人なしでお金を借りる際は、目的や使う時期をしっかり考慮して、自分にピッタリの方法を選びましょう。


この記事のまとめ

  • 保証人は、借り主が返済できなくなった場合に、代わりに借金を返す義務を負う
  • 審査をきちんと行い、金利を高く設定しているので、金融機関は保証人なしでお金を貸せる
  • 保証人なしでお金を借りる方法には、「カードローン」や「フリーローン」などがある
  • 保証人なしでお金を借りる絶対条件は、「安定的な収入」「ブラックリストに入っていない」「借入金額が年収の1/3まで」の3つ
  • 保証人なしでお金を借りる時は、目的に合った借入方法を選ぶ

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