【元銀行員が解説】おすすめのフリーローンを紹介します!

銀行の「フリーローン」は、お金の使い道が原則自由という、便利な融資商品です。

低い金利での借り入れができますが、申し込みに当たって注意すべき点もあります。


今回カードローンと比較しながら、フリーローンの特徴を見ていきます。また、おすすめの低金利フリーローンも紹介します。


フリーローンとは?わかりやすく解説

ここではフリーローンについて、おさらいします。すでに分かってるという方は、読み飛ばしてください。

おすすめのフリーローンを早く知りたい方は、「おすすめの低金利フリーローンを紹介します!」をクリックして下さい。

フリーローンとは使い道が原則自由なローン

フリーローンとは使い道が原則自由なローン

フリーローンとは、銀行が提供する個人向けの融資サービスです。

自動車ローンや教育ローンとは違い、借りたお金の使い道を、利用者が原則自由に決められます。

<関連記事>:教育ローンの仕組みとは?低金利の教育ローンは?


フリーローンの使い道となるのは、たとえば以下です。

・引っ越し資金
・結婚式の費用
・海外旅行の資金
・家具やインテリア、パソコンや家電製品の購入資金
・保険適用外の医療費



この他にもまとまったお金が必要なときに、フリーローンを活用することができます。

ただフリーローンはカードローンと同じく、事業目的での借入れは不可能です。


詳しくは、「フリーローンといっても、使い道が完全に自由ではない」で説明します。

またフリーローンには有担保型(=担保あり)と無担保型(=担保なし)があり、有担保型の方が低金利です。


担保には、不動産が使われることが一般的です。

<関連記事>:担保とは?元銀行員が分かりやすく解説

教育ローン・自動車ローンといった目的別ローンに比べて使い勝手が良いのが、フリーローンの魅力です

申し込みに必要な書類と申し込み条件

フリーローンを申し込む際には、いくつかの書類を準備する必要があります。

銀行によって必要書類は異なりますが、主なものは以下です。


・本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民票)
・収入証明書(源泉徴収書、納税証明書)
・資金使途を証明できる書類(見積書、請求書)


本人確認書類は、どの銀行でも必須です。運転免許証やパスポート、住民票、印鑑証明書などを用意しましょう。


収入証明書や資金使途を証明できる書類は、必ず提出を求める銀行もあれば、借入金額によって提出が必要となる銀行もあります。

借入金額が50万円を超えると、収入証明書が必要とする銀行が多いです。


資金使途を証明できる書類とは、見積書や契約書、請求書、価格が記載されているチラシやカタログなどを指します。

また有担保型のフリーローンを契約するときは、担保物件を確認できる書類として、不動産登記簿謄本などが必要となります。


フリーローンを申し込む際の条件は、20歳以上で安定収入があり、保証会社の保証を受けられることが原則です。

そのため収入のない専業主婦(主夫)は、申し込みできません。

またアルバイトの収入があっても、学生が利用することは不可です。


また勤続年数や年収の基準に満たさないと、借入れできない銀行もあります。

その他にも一部の地方銀行は、勤務地や居住地に制限を設けている場合があります。


たとえば横浜銀行の場合、勤務地または居住地が、神奈川県または東京都、群馬県の一部地域であることが利用の条件となっています。

<関連記事>:大学生がお金を借りる方法を紹介します!

フリーローンの金利はどれくらい?

フリーローンの金利はどれくらい

フリーローンは同じ銀行でもいくつか種類があり、金利タイプや担保によって変わってきます。

上でも説明したように、有担保型の方が無担保型より金利が低く、年率3%以下であることが多いです。


金利タイプは、「固定金利」と「変動金利」の2つに分けられます。

固定金利の場合は、契約時に決められた金利が、返済完了時まで適用されます。


一方、変動金利の場合は年に何回か、金利の見直しが行われます。

ここで大手銀行のフリーローンの金利を、いくつか紹介します。

銀行(商品名) 担保 金利(年率)
三井住友銀行フリーローン 有担保
有担保
無担保
変動・保証料外枠方式2.775%
変動・保証料内枠方式2.975%
変動5.975%
みずほ銀行 多目的ローン 無担保
無担保
固定6.5%
変動5.875%
りそなプレミアムフリーローン
りそなフリーローン
無担保
有担保
固定 6.0~14.0%
変動 2.775%
横浜銀行フリーローン 無担保 固定 1.9~14.6%
常陽フリーローン 無担保 変動 3.975~11.95%
ろうきんフリーローン 無担保
無担保
固定 7.5%
変動 6.325%
楽天銀行不動産担保ローン 有担保 固定 2.79~9.39%

以上の通り、無担保型では年率5~7%台のものが多いです。

ただ借入額によっては、年率が10%を超えることもあります。


一方、有担保型は年率が3%以下になる場合もありますが、一部の銀行しか取り扱っていません。

なお三菱UFJ銀行の多目的ローンは、2018年5月31日で、新規の申込受付が終了しています。

<関連記事>:消費者金融の金利・利息はどのくらい?

融資までのスピードは?

申し込みから借入れまで、フリーローンの融資には1~2週間程度かかります。

フリーローンで借入する場合、借入金額が50万円以上になると一般的に、収入証明書の提出が必要となります。


その他にも資金使途を証明する、見積書や契約書の提出を求められることもあります。

最近では、ネットで契約手続きを完了できたりしますが、契約書を郵送で手続きする場合は、借入れまで1週間以上かかると思った方がいいでしょう。

<関連記事>:即日融資で今日中にお金を借りるには?

フリーローンは、今すぐにお金が必要な場合には適しません

フリーローンの返済方式は?

フリーローンは資金を一括で借り、契約時に決めた金額を、毎月返済していきます。

このように契約時に、借入金額や返済期間、返済方法を決め、契約書などを交わして行う契約を「証書貸付」と言います。


基本的に証書貸付では、1つの契約書につき1つの契約を交わします。

そのためフリーローンでもう一度お金を借りたいときは、借入残高を全て返済してから、再度契約をしなければなりません。


これに対してカードローンでは、借入限度額を設定し、その範囲内であれば何度でも借入れできます。



フリーローンVSカードローン、何が違う?

フリーローンVSカードローン、何が違う?

フリーローンとカードローンは、借りたお金の使い道を自由に設定できる(事業資金は除く)という点で共通しています。

ここからはフリーローンとカードローンの違いから、それぞれの特徴を解説します。

1.金利はフリーローンの方が低い傾向にある

上で説明したように、フリーローンの金利は有担保型で3%程度、無担保型で5~7%です。

一方カードローンの金利は、銀行系で15%程度、消費者金融系だと18%程度となります。

銀行カードローン 金利(実質年率)
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%
三菱UFJ銀行バンクイック 1.8~14.6%
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0%
消費者金融 金利(実質年率)
プロミス 4.5~17.8%
SMBCモビット 3.0~18.0%
アコム 3.0~18.0%
アイフル 3.0~18.0%

ただフリーローンもカードローンも、借りる金額によって金利が変わる場合があります。

一般的にどちらも、借入金額が大きくなるにつれ金利は下がります。

<関連記事>:カードローンとは?わかりやすく解説!

比較的少額な借入れをするときは、最大金利をチェックしましょう

2.カードローンなら、何度でもこまめな借り入れが可能

カードローンの魅力は、一度審査に通れば、限度額の範囲内で何度でも借り入れできる点です。

一方フリーローンは、一つの契約で、決まった金額を一括で借ります。

カードローンはこまめに借入れできる

フリーローンの場合、もう一度融資を受けたいと思っても、返済が完了してから再び審査を受ける必要があります。

そのため比較的少額を、何度か借入れしたいなら、カードローンがおすすめです。


ただし借入枠内なら何度でも借入れができるため、使い過ぎにならないよう注意しましょう。

逆にフリーローンは、一つの契約で大きな借入(100万を超える借入れ)をする場合に向いています。


一回限りでまとまったお金が必要な方なら、フリーローンを選ぶと良いでしょう。

3.融資までのスピードは、カードローンが早い

融資までのスピードは、カードローンが早い

融資までのスピードは、カードローンの方が早く、消費者金融なら最短即日で借入れすることができます。

また銀行カードローンも、最短翌日での融資が可能です。


フリーローンの場合は、上でも説明したように申し込みから借入れまで、1~2週間程度かかります。

カードローンの契約は基本的に、契約書や見積書の提出は不要ですが、フリーローンではそれらの書類の提出を求められることがあります。


フリーローンを利用するときは、時間に余裕を持って申し込みをすると良いでしょう。

<関連記事>:土日祝日に即日融資でおすすめの会社は?

申し込み当日にお金を借りたいときは、消費者金融を選ぶとよいでしょう。

4.カードローンの方が審査に通りやすい

フリーローンの方が一般的に、カードローンより金利が低いため、審査が厳しい傾向にあります。

原則として学生や専業主婦(主夫)は、フリーローンを利用することはできません。


また銀行によっては、前年度の年収が200万円以上などの融資条件を設けている場合もあります。

一方カードローンは、基準を満たせば学生でも申し込み可能です。


さらに一部の銀行カードローンでは、配偶者に安定した収入があれば、専業主婦でも利用可能です。



フリーローンを利用したい!注意すべきポイントは?

審査や手続きに時間がかかる

フリーローンの審査は、最低でも1週間程度かかります。

融資される金額によっては、見積書の提示を求められます。


あらかじめ資金の使い道を決めてから、フリーローンを利用しましょう。

またフリーローンを利用するには、融資を受ける銀行の口座を持っている必要があります。


新たに口座を開設する場合、借入れまでに2週間程度かかることもあるので、時間に余裕を持って申し込むのがおすすめです。

消費者金融と一部の銀行カードローンは、口座なしでも利用できます

フリーローンといっても、使い道が完全に自由ではない

フリーローンといっても、使い道が完全に自由ではない

フリーローンといっても、資金使途に制限があり、その度合いは銀行によって異なります。

上でも説明したように、事業資金としてフリーローンを利用することは、どの銀行でも不可能です。


以下は、メガバンク3社のフリーローンで、不可とする使い道です。

銀行(商品名) 不可とする使い道
三井住友銀行フリーローン ・事業性資金
・投機性資金
・見積書や契約書等により確認できない資金
・個人間の売買契約
・お借入資金をお支払先に一括してお支払い
いただけない資金(家賃・生活資金等)
・すでにお支払済の資金
・当行または他金融機関からのお借り換え資金
みずほ銀行多目的ローン ・事業性資金
・有価証券投資資金
・見積書や契約書等により確認できない資金
りそなプレミアムフリーローン ・事業性資金

三井住友銀行やみずほ銀行では、使い道を確認できない資金や、投資資金としての利用も不可とされています。

そのうえ三井住友銀行は、他社のローンの借り換え資金や生活資金としての利用もできません。


ただ横浜銀行や常陽銀行などでは、他社から借りているローンをフリーローンでまとめることも可能です。

<関連記事>:ビジネスローンとは?借り入れで悩んでる中小企業は必見!

目的別ローンの方が、金利を抑えられる可能性がある

フリーローンの魅力は、カードローンよりも低い金利で融資を受けられることですが、住宅ローンや教育ローンといった目的別ローンの方が、金利はさらに低い傾向にあります。

たとえば住宅ローンの金利は平均0.4~1.4%程度、教育ローンは平均1.8~4%程度です。


一方フリーローンは、高額な融資を受けたり、有担保型を選ぶと金利が2%程度になることはありますが、基本的に金利は6%以上になります。

資金使途がハッキリ決まっている場合、フリーローンではなく目的別ローンを使えないか、一度検討してみましょう。

繰り上げ返済をすると、手数料が発生することもある

フリーローンは、返済額の一部や全額を繰り上げ返済することが可能です。

繰り上げ返済をすると、返済期間が短くなるため、金利負担が軽減される利点があります。


ただ銀行によって繰り上げ返済時に、手数料が必要となります。

たとえば手数料が5000円かかる場合、1万円多く上乗せで返済しても、実際の返済にあてられるのは5000円となり、繰り上げ返済するメリットはありません。


しかし銀行によっては、「ボーナス返済」を採用しているケースがあります。

ボーナス返済とは、6カ月ごとのボーナス時に、増額して返済することを指します。



ボーナス返済を利用すれば、手数料なしで借入残高を減らすことが可能です。

また前もってネットで繰り上げ返済を申請すれば、手数料を無料にできる銀行などもあります。


繰り上げ返済を検討する場合は、手数料の有無や金額もチェックしましょう。

<関連記事>:キャッシングの繰り上げ返済の注意点は?

一部ではなく全額を繰り上げ返済する場合も、手数料がかかるケースがあります



おすすめの低金利フリーローンを紹介します!

ここまでフリーローンの特徴や、注意すべきポイントを見てきました。

以下では、金利が低いおすすめのフリーローンを3つ紹介します。

三井住友銀行フリーローン

三井住友銀行フリーローン

三井住友銀行のフリーローンは、数あるフリーローンの中でも、屈指の低金利です。

利用にあたって、有担保型か無担保型かを選びます。


有担保型にした場合は、契約時に保証料32,400円を払う「保証料外枠方式」か、返済額に保証料が含まれる「保証料内枠方式」かを選択します。

保証料を一括で払う、有担保型の保証料外枠方式が、あらゆるタイプの中で最も低金利となります。

担保 金利(年率)
有担保型 保証料外枠方式 変動 2.775%
有担保型 保証料内枠方式 変動 2.975%
無担保型 変動 5.975%

全て変動金利型のため、1年に2回金利が見直されます。

有担保型では、手持ちの不動産を担保にして最大10億円と、大きな金額の借入をすることもできます。


低金利で魅力の多い三井住友銀行のフリーローンですが、見積書(ないし契約書)の用意が必要だったり、他ローンの借り換えに使えないなど、デメリットもあります。

<外部の関連サイト>:フリーローン(無担保型) : 三井住友銀行

みずほ銀行多目的ローン

みずほ銀行フリーローン

三井住友銀行よりも金利が少し高いですが、メガバンクならではの安心感があるのが、みずほ銀行のフリーローンです。

最長7年最大300万円の借入ができる無担保型ローンで、変動金利型と固定金利型の2種類から選択できます。

担保 金利(年率)
無担保型 変動 5.875%
無担保型 固定 6.5%

変動金利の方が固定金利より金利が低い傾向ですが、変動金利は毎年4/1と10/1に金利の見直しがあります。

ただし利用するには、勤続年数2年以上で、前年度税込み年収200万円以上である必要があります。


またフリーローンの資金使途である見積書(契約書)の提出が必須なのも、やや使いづらい点です。

<外部の関連サイト>:多目的ローン | みずほ銀行

りそな銀行プレミアムフリーローン・りそなフリーローン

りそな銀行フリーローン

りそな銀行も三井住友銀行と同様、無担保型と有担保型のフリーローンがあります。

担保 金利(年率)
無担保型 固定 6.0%・9.0%・12.0%・14.0%
有担保型 変動 2.775%

無担保型だと、6.0%・9.0%・12.0%・14.0%の4種類の固定金利で、審査によって適用金利が決定します。

有担保型の場合、変動金利タイプとなり、年に2回見直しが行われます。


無担保型のフリーローンでは、方法によって返済時期や金額に制限はありますが、手数料なしで繰り上げ返済をすることが可能です。

有担保型でも、店頭で一部の返済額を繰り上げ返済する場合は、手数料が必要ですが、インターネットで手続きをすれば手数料はかかりません。


ただし全額を繰り上げ返済したい場合は、店頭受付のみで、10,800円の手数料が必要です。

<外部の関連サイト>:フリーローン|りそな銀行・埼玉りそな銀行



以上、フリーローンの特徴や、おすすめのフリーローンについて見てきました。

フリーローンもカードローンも個人向けのローン商品ですが、その性格が大きく違うのは上で見た通りです。


フリーローンを利用する際は、各銀行の金利や申し込み条件をチェックするようにしましょう。


この記事のまとめ

  • フリーローンとは、資金の使い道を原則自由に設定できる個人向けローン
  • 担保ありなしで金利が違い、担保ありのフリーローンなら年率3%を切る
  • 審査は最低1週間で、銀行によっては契約書(見積書)の提出を要求される
  • 銀行によっては年収制限や、学生不可としており、申し込み条件は少し厳しい
  • 金利重視ならフリーローン、融資スピードや審査の通りやすさ重視ならカードローンがおすすめ

もぐお

この記事の執筆者: もぐお

元銀行員。難しいキャッシングの情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!プロフィールはコチラ


人気の消費者金融は?







検索
このサイトの執筆・監修をしています

初めまして。このサイトの管理人で、「もぐお」と言います。元銀行員で、このサイトの執筆・監修を行っています。


ランキング






体験レポ(実際に借りてみた)