【元銀行員が解説!】フリーローンとは?

フリーローンという言葉を聞いたことはありますか?

「ローン」という言葉がある以上、カードローンと似た融資商品ですが、いくつかの違いもあります。

今回はフリーローンの特徴について、カードローンとの比較もしながら解説します。

フリーローンって何?

フリーローンとは

まずフリーローンとはどのようなサービスなのか、特徴を見ていきましょう。

フリーローンとは?

フリーローンとは、銀行が提供する個人向けの融資サービスです

フリーローンには有担保型と無担保型があり、有担保型の方が金利は低めですが、審査に時間がかかる場合があります。

一方の無担保型は金利がやや高いものの、審査時間は比較的短いです。

フリーローンは銀行ローンのため、総量規制の対象外です。


年収の1/3以内というルールには当てはまらず、審査に通ればそれ以上の金額を借りることもできます。

事業目的を除いて資金使途(借りたお金の使い道)は自由で、制限を受けません

教育ローン・自動車ローンといった目的別ローンに較べて、使い勝手が良いのが魅力です。

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教育ローン・自動車ローンといった目的別ローンに比べて使い勝手が良いのが、フリーローンの魅力です

フリーローンの金利はどのくらい?

大手銀行のフリーローンの金利をいくつかご紹介します。

原則は無担保ですが、担保がある、年収が一定以上などの条件で金利が下がるローンもあります。

三井住友銀行
担保あり・保証料外枠方式:年2.775%
担保あり・保証料内枠方式:年2.975%
担保なし:年5.975%


みずほ銀行(担保なし)
・変動金利:年5.875%
・固定金利:年6.700%


りそな銀行(担保なし)
りそなプライベートローンJ:年6.5%~14.0%
りそなプレミアムフリーローン:年6.0% (年収400万以上が対象)


横浜銀行(担保なし)
年1.9%~14.6%(借入金額によって金利が変動)


常陽銀行(担保なし)
年4.175%~4.975%(変動金利)


以上の通り、担保なしで年率5%から6%台のローン商品が多いです。

担保ありの商品は一部の銀行しか提供しておらず、その金利は3%未満になります。

なお、三菱UFJ銀行のフリーローンは提供中止となっています。

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単発で借りて返済する方式(証書貸付)

フリーローンはカードローンのような極度枠ではなく、住宅ローンのような証書貸付の借り入れです。

一度借りたらその後コツコツ返済する方式で、再度の借入はできません。

もう一度借りたい場合は、すべて返済してから改めて申込みをして審査を受けることになります

フリーローン vs カードローン、どっちが良い?

フリーローン,カードローン

上で説明した通り、フリーローンは個人向けのローンです。

では、同じく個人向けのローン商品であるカードローンと較べて、どちらが上なのでしょうか?


ここでは、フリーローンとカードローンのどちらを選ぶべきか、解説します。

フリーローンとカードローンで共通しているのは?

どちらも原則として、無担保・無保証のローンです。

フリーローンには、担保あり(低金利)の商品もあります(三井住友銀行など)。


どちらも資金使途は自由です(事業性資金は除く)ので、幅広い目的で利用できます。

フリーローンの利用にあたっては、その銀行の口座開設が必要になります

銀行カードローンも多くの場合、その銀行の口座開設が必要です。

<関連記事>:お金を借りるならどっち?消費者金融 vs 銀行カードローン

消費者金融と一部の銀行カードローンは、口座なしでも利用できます

金利で選ぶならフリーローン

フリーローンの方が金利は低い傾向にあるため、低金利を重視する方におすすめです。

フリーローンなら金利6~7%である一方、カードローンでは銀行系で年率15%程度、消費者金融なら年率18%となっています。

ただし一部フリーローンは借入金額によって金利が変動し、14%程度となることもあるので、事前に貸出条件は確認しましょう。

審査スピードで選ぶならカードローン

消費者金融カードローンなら、最短即日での借り入れが可能です。

審査も早ければ30分で終わります。

銀行カードローンも、最短翌日には借入が可能です。


一方フリーローンだと、審査に1週間程度かかることも珍しくありません

今すぐにお金が必要な場合は、カードローンを選ぶべきです。

<関連記事>:【元銀行員が解説!】土日祝日に即日融資でキャッシングするには?

申込当日にお金が必要なら、消費者金融を選びましょう

何度も小まめに借りたいならカードローン

カードローンの魅力は、いったん融資枠を取ってしまえば、その範囲内で何度でも借り入れできる点です。

一度借りた後も、何かあったときに再度利用する可能性が高いなら、カードローンがおすすめです。


ただし借入枠内なら何度でも借り入れができるため、使い過ぎにならないよう注意しましょう。

逆にフリーローンは、一発で大きな借入(100万を超える借り入れ)をする場合に向いています。


一回限りでまとまったお金が必要な方なら、フリーローンを選ぶと良いでしょう。

フリーローンは一度借りると追加で借りることなく返済するため、借り過ぎを防止できます。

審査の甘さで選ぶなら、カードローン

金利の違いからも分かる通り、フリーローンはカードローンに較べて審査が厳しい傾向です。

金利が低い分、金融機関は申し込み人の信用力を厳しく審査します。


審査を通る自信がないなら、フリーローンではなく、カードローンを選ぶとよいでしょう。

特に消費者金融は、審査が比較的通りやすいです。

初めて利用する方は、契約後の30日間無利息になるなどの特典もあり、うまく活用すれば借り入れ負担を減らせます。

フリーローンで審査に通らず悩んでいた人は、カードローンも検討してみましょう

フリーローンを利用したい!こんな点に注意

フリーローン,注意点

低金利が魅力のフリーローンですが、以下の点に注意しましょう。

審査に時間が掛かるし厳しい

フリーローンの審査は、1週間程度の時間はかかると思ってください。

審査はカードローンよりも厳しく、年収が低いと審査に落ちる可能性もあります。

お金が必要なタイミングから逆算して、早めに申し込みましょう

金利は低いけど、目的別ローンよりは高い

金利の低さがフリーローンの魅力ですが、驚くほど低い訳ではありません。

たとえば住宅ローンの金利は平均0.4%~1.4%、教育ローンは2%~4%ほどです。


フリーローンの金利は低くても4%程度で、もっと高くなることも多いです。

資金使途がハッキリ決まっている場合、フリーローンではなく目的別ローンを使えないか、一度検討してみましょう。

借りる度に審査を受ける必要あり

フリーローンは一度借りると、追加で借りることはできません。

再び借りるには、また審査を受ける必要があります。


何度もこまめに借りたい人には不向きで、一度に大きな借入をする人に向いています。

カードローンなら、借入枠の範囲なら何回でも借りることができますよ

おすすめの低金利フリーローンは?

ここでは、金利が低いおすすめのフリーローンを3つ紹介します。

三井住友銀行フリーローン

(金利条件)
担保あり・保証料外枠方式:年2.775%
担保あり・保証料内枠方式:年2.975%
担保なし:年5.975%

三井住友銀行のフリーローンは、無担保型、担保あり・保証料外枠方式、担保あり保証料内枠方式の3種類から選べます。

メガバンクで担保ありのフリーローンを提供しているところは限られているので、担保型を希望する人にとっては貴重です。

手持ちの不動産を担保にして最大10億円以内と、大きな金額の借入をすることもできます。

<外部の関連サイト>:フリーローン(無担保型) : 三井住友銀行

みずほ銀行多目的ローン

(金利条件)
担保なし・変動金利:年5.875%
担保なし・固定金利:年6.700%

みずほ銀行のフリーローンは、最長7年最大300万円の借入ができる無担保型ローンです。変動金利と固定金利の2種類から選択できます。

変動金利の方が固定金利より金利が低いですが、変動金利は毎年4/1と10/1に金利の見直しがあります。


みずほ銀行所定の短期プライムレート連動長期貸出金利の最優遇金利を基準とし、金利が下がることも上がることもあります。

固定金利では借り入れの時の金利を完済まで適用するため、金利は変動しません。

<外部の関連サイト>:みずほ銀行多目的ローン – 多目的ローン

りそな銀行プレミアムフリーローン

(金利条件)
りそなプレミアムフリーローン:年6.0% 

りそな銀行には2種類のフリーローンがあり、こちらのプレミアムフリーローンは金利が6%と通常のフリーローンよりも低めです。

借入額も最大500万円と、ある程度まとまった金額の借入に向いています。


ただし前年の年収が400万円以上あることが必要です。

通常のフリーローンは200万円以上が条件となっていることが多いので、それに比べると厳しい基準といえます。

<外部の関連サイト>:りそな銀行プレミアムフリーローン


以上、フリーローンの紹介と、カードローンの違いについて見てきました。

どちらも個人向けのローン商品ですが、その性格が大きく違うのは上で見た通りです。

金利で選ぶならフリーローン、審査スピードで選ぶならカードローンと、ご自身に合った状況で選んで下さい。

この記事のまとめ
  • フリーローンとは、銀行が提供する個人向けローン
  • 担保型と無担保型の2種類がある
  • 目的が限定されるローンより金利が高いがカードローンよりは安い
  • 一回限りでまとまったお金が必要な方に向いている
  • 何回もこまめに借りたいならカードローンの方がおすすめ

もぐお

この記事の執筆者: もぐお

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