キャッシングの借り換えで失敗しないために大事なことは?

複数の会社からキャッシングしている場合、借り換えを利用することで、返済負担を減らせる可能性があります。

ただ借り換えをするには、金利や返済期間などいくつかチェックすべき項目があります。


よく検討せずに借り換えをした結果、かえって返済負担が重くなるリスクもあります。

今回は、キャッシングの借り換えの仕組みや注意点を紹介します。


キャッシングの借り換えとは?キホンの仕組みを解説

借り換えとは?

キャッシングの借り換えとは、現在の借入から他社の借入に乗り換えることを指します。

新しい金融機関からまとまったお金を借りて、そのお金で現在の借入先に一括返済を行い、返済先を変える行為が「借り換え」です。


現在の借入先より条件の良い(=金利の低い)会社に借り換えることで、返済負担が軽くなるのがポイントです。

また複数の金融機関から借りている場合、借入先を一つにできるメリットもあります。

<関連記事>:消費者金融の借金で借り換えローンを活用する時のポイント

借入先が一つになれば、返済日がまとまり、管理の手間が省けます

借り換えと「おまとめ」の違いは?

複数の借入先をまとめると聞くと、ローンのおまとめ(=「おまとめローン」)と同じでは?と思う人もいるでしょう。

借入先を乗り換える点では、借り換えとおまとめは同じですが、まとめる借入先の数が違います。


既存の借入先が一社でも複数社でも、別の一社に乗り換えることを「借り換え」と呼びます。

一方でおまとめとは、複数の借入先を一本化することを指します。


ただおまとめの場合、借入先が複数の分、まとめる借入の金額も大きくなります。

カードローンの借入は金額が大きくなるほど金利が下がる傾向にあり、おまとめの方が金利を下げる効果は高いと言えます。

<関連記事>:消費者金融におまとめローンを活用!

最大のメリットは返済負担が小さくなること

上でも説明したように、借り換えの最大のメリットは金利を下げることで、返済負担が小さくなることです。

以下は50万円の借入を、A社(金利18%)からB社(金利14.5%)に借り換えた場合のシミュレーションです。


返済は5年間で、毎月一定額とします。

借入先 金利(年率) 返済総額(円)
うち利息(円)
A社 18% 761,781 261,781
B社 14.5% 705,810 205,810


このように金利が3.5%変わると、返済総額は5万円ほど変わります。

同じ借入金にも関わらず、5万円もお得に返済できるのは嬉しいですよね。


それでは以下で説明する方法を参考に、借り換えを上手に利用しましょう。

<関連記事>:【元銀行員が教える】カードローン返済の上手なコツは?

借り換えにプラスして、返済期間を短縮すれば、さらに返済の負担は軽くなります



キャッシングの借り換えで失敗しないためには?

借り換えを利用することで、お得に返済できることが分かりました。

以下ではキャッシングの借り換えで、失敗しないために気を付けるべき点を紹介します。

今より金利が低くなることが大前提

上でも説明したように、借り換えで成功するコツは条件の良い金融機関に乗り換えることです。

借り換え先の会社は必ず、今よりも金利の低い会社を選びましょう。


カードローン各社の金利を比較する際は、各社の上限金利をチェックして下さい。

下限金利が適用されるのは、800万円から1000万円といった会社の最大限度額で借入枠を設定した場合です。


皆さんが適用される可能性は低いと考えて下さい。

どの金利が適用されるかは、審査が終わるまで分かりませんが、各社が提示する上限金利が比較の目安にはなります。

<関連記事>:カードローン金利の仕組みを解説!利息の計算方法は?

カードローンでは借入限度額が大きくなるほど、適用金利は下がります

銀行のフリーローンかカードローンを検討する

借り換え先としてオススメなのが、銀行のフリーローンまたは銀行カードローンです。

フリーローンとは、銀行が提供する個人向けの融資サービスで、借入金の使い道を原則自由に決められます。


カードローンに比べると金利は格段に低く、有担保の金利は3%未満、無担保でも7~10%程度です。

難点はカードローンに較べて、金利が低い分だけ審査がかなり厳しい点です。

<関連記事>:おすすめのフリーローンを紹介します!


またフリーローンは使い道が原則自由と説明しましたが、一部の銀行では資金使途に制限を設けています。

たとえば三井住友銀行の場合、借入金を借り換えに使うことは不可とされています。

<外部の関連サイト>:フリーローン(無担保型)の商品詳細 : 三井住友銀行


フリーローンでの借り換えが難しい時は(=銀行の審査下りなかったら)、銀行カードローンを検討しましょう。

フリーローンに較べれば金利は高めですが、銀行カードローンの上限金利は15%前後と、消費者金融(上限金利18%)に較べれば低めです。


ただし中には上限金利の高い銀行カードローンもあるため、貸出条件をよく見較べた上で銀行を選ぶ必要があります。

<関連記事>:銀行カードローンとは?メリットとデメリットを解説します

銀行が厳しい時は、消費者金融から選ぶ

銀行カードローンの審査に通るのが厳しい時は、消費者金融で借り換えを検討しましょう。

消費者金融でも複数の借入先をまとめることで、適用金利が下がる可能性があります。


また借り換えの金額次第では、消費者金融からでも有利な金利条件を引き出せる場合もあります。

なお一部の消費者金融では、借り換えやおまとめの専用プランを用意しています。


しかしこの専用プランの多くは、追加の借入が不可となるだけで、金利などの貸出条件は通常のカードローンと変わりません。

また消費者金融へ借り換えをする時のポイントは、申込時に「借り換え」であると相談することです。


その際には、現在の金利や返済状況も伝えておきましょう。

顧客に一方的に有利になる借り換えは、総量規制の例外となります

返済期間の長い借り換えは要注意!

借り換えをする時に気を付けるべきポイントは、金利と返済期間です。

金利の低い金融機関に借り換えても、返済期間を長くしてしまうと、返済利息が増える可能性があります。


以下の表は100万円の借入額を、金利18.0%の会社から金利14.5%の会社に借り換え、返済期間を3年から5年に延ばした場合のシミュレーションです。

金利(利率) 月々の返済額(円) 返済期間 返済総額(円)
18.0% 36,152 36ヶ月(3年) 1,301,468
14.5% 23,528 60ヶ月(5年) 1,411,663


このように金利を3.5%下げたのにも関わらず、月々の返済額を減らし、返済期間を延ばしてしまうと、返済の負担は約10万円増えます。

借り換えする時の返済期間は、今までと同じにするか、短くしましょう。


借り換えの際には金利だけでなく、返済期間や月々の返済額を必ず確認して下さい。

<関連記事>:カードローンの返済方式を比較してみた



キャッシングの借り換え審査に通るための方法

借り換えは通常のカードローンに比べて、審査が厳しい傾向にあります。

以下では、借り換えの審査に通る可能性を上げる方法を紹介します。

既存の借入先を減らす

借り換えでは既存の借入先が多いと、審査に不利です。

一般的には4件以上の借入があると、審査に通るのは難しくなります。


借り換えをする前に、少しでも借入件数を減らしましょう。

メルカリなどのフリマアプリで不用品を売ったり、副業を始めることで、お金を得られる可能性があります。


それで得たお金で、少しでも返済にあてましょう。

仮に借入先を減らせなくても、借入額を少しでも減らせば、それだけ借り換えの審査には通りやすくなります。

<関連記事>:即金で5万円・10万円を作るために絶対知っておきたいこと

すぐにお金がほしい場合は、即日払いのアルバイトがオススメです

短期間に3社以上に申し込まない

少しでも低い金利の会社に借り換えようと、手当たり次第に申し込みをするのはNGです。

金融機関への申込履歴は、信用情報機関に記録されます。


一般的に3社以上立て続けに申し込むと、「申し込みブラック」になると言われています。

この申込情報は半年間残ります。


そのため6ヶ月の間に、3社以上申し込むのは控えましょう。

不要なクレジットカードは解約しておく

不要なクレジットカードを解約しておくと、多少審査が有利になります。

借り換えをする前に、手持ちのクレジットカードが不要でないか確認しましょう。


信用情報機関には、金融機関やカード会社との取引記録が登録されます。

そのためクレジットカードのショッピング枠・キャッシング枠が多額だと、追加で借入できる余力が少ないと判断されます。

<関連記事>:カードローンの完済と解約の違いは?解約のメリットは何?

申し込みの際に借り換え希望だと伝える

上でも説明しましたが、借り換えの際は申込時に借り換え希望だと伝えましょう。

既にいくつか借入している場合、借り換え希望だと相談しないと、お金に困っている印象を持たれます。


借り換え目的だと言えば、借金を整理したい意志が伝わるでしょう。

またその際に現在の金利も伝え、金利条件が変わらないなら断ることも、前もって相談すると良いです。


こちら側の意向が金融機関にも伝わり、より有利な条件を引き出せる可能性があります。

<関連記事>:消費者金融の金利相場は?金利はどうやって決まるの?

フリーローンを利用する際は、資金使途を証明する書類を用意する必要があるため、借り換え目的であることは伝わります



以上、キャッシングの借り換えについて見てきました。

借り換えは上手に活用すれば、今までより返済負担を軽くすることが可能です。


金利や返済期間の条件をチェックしながら、借り換えを行いましょう。

この記事のまとめ

  • 借り換えとは、既存の借入先よりも条件の良い金融機関に乗り換えること
  • 借り換え先として最もオススメなのはフリーローンで、その次が銀行カードローン
  • 金利の低い会社に借り換えても返済期間を延ばすと、返済負担が重くなるので注意が必要
  • 借り換え審査に通るためには、借入件数を減らし、不要なクレジットカードを解約しておくと良い
  • 借り換えの際は、申し込み時に借り換え希望だと伝えておくのがポイント

もぐお

この記事の執筆者: もぐお

元銀行員で、このサイトの責任者です。難しい金融の情報を分かりやすくお伝えできるよう、頑張ります!
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